基礎看護学の過去問

第108回午後:第33問

風疹(rubella)の疑いがある入院患者の隔離予防策で適切なのはどれか。

1: 標準予防策

2: 標準予防策と接触感染予防策

3: 標準予防策と飛沫感染予防策

4: 標準予防策と空気感染予防策

第108回午後:第34問

死後の処置で適切なのはどれか。

1: 枕は氷枕にする。

2: 義歯を装着する。

3: 肛門には青梅綿、脱脂綿の順で詰める。

4: 和装の更衣の場合、襟は右前に合わせる。

第108回午後:第35問

嚥下障害を評価する改訂水飲みテストで正しいのはどれか。

1: 嚥下後10秒間で評価する。

2: 嚥下動作の準備期を評価する。

3: 嚥下後の呼吸状態を評価する。

4: 80mLの水の嚥下状況を評価する。

第108回午後:第36問

入浴時に全身の血液循環を促進する作用はどれか。

1: 鎮静作用

2: 浮力作用

3: 抗酸化作用

4: 静水圧作用

第108回午後:第37問

1回換気量に関係なく吸入酸素濃度を調節できる器具はどれか。

1: 鼻カニューレ

2: フェイスマスク

3: ベンチュリーマスク

4: リザーバー付酸素マスク

第108回午後:第38問

成人患者への薬剤の投与方法で正しいのはどれか。

1: 筋肉内注射は大殿筋に行う。

2: 点眼薬は結膜囊に滴下する。

3: 皮下注射は前腕内側に行う。

4: 食間の指示の経口薬は食事中に服用させる。

第108回午後:第39問

永久的止血法に含まれるのはどれか。

1: 止血帯法

2: タンポン法

3: 血管結紮法

4: 間接圧迫止血法

第108回午後:第40問

成人に行う頭部MRI検査で正しいのはどれか。

1: 造影を伴わない場合は検査直前まで飲食してよい。

2: 使い捨てカイロは装着したままでよい。

3: 検査中は手足を自由に動かしてよい。

4: 補聴器は装着したままでよい。

第108回午後:第87問

感覚性失語のある成人患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 短文で話しかける。

2: 身振りを加えて話す。

3: 多くの話題を提供する。

4: 耳元に近づき大きな声で話す。

5: open-ended questionr(開かれた質問)を用いる。

第108回午前:第36問

指鼻指試験で評価する項目はどれか。

1: 小脳機能

2: 表在反射

3: 深部知覚

4: 複合知覚

第108回午前:第37問

静脈血採血時に使用する器具の取り扱いで適切なのはどれか。

1: 真空採血管で採血する場合は素手で行う。

2: 抜針した採血針はキャップをして破棄する。

3: 針専用の廃棄容器は実施者の手の届く範囲に置く。

4: 針専用の廃棄容器は廃棄物が投入口まで達したら交換する。

第108回午前:第38問

便秘を訴えている患者の打診のアセスメント項目で適切なのはどれか。

1: 固い腫瘤

2: 筋性防御

3: 叩打痛

4: 鼓腸

第108回午前:第39問

夜間の睡眠を促す方法で適切なのはどれか。

1: 朝、起床後に日光を浴びる。

2: 2時間以上昼寝をする。

3: 夕食後、カフェインが含まれる飲み物を摂取する。

4: 就寝前に過ごす部屋の照明は1,000ルクスとする。

第108回午前:第40問

歯ブラシを用いたブラッシングで歯周ポケットの清掃に適しているのはどれか。

1: バス法

2: スクラブ法

3: ローリング法

4: フォーンズ法

第108回午前:第41問

右中葉領域で粗い断続性副雑音(水泡音)が聴取された場合の体位ドレナージの体位を図に示す。 適切なのはどれか。

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第108回午前:第42問

20℃から24℃で保存するのはどれか。

1: 全血製剤

2: 血漿製剤

3: 赤血球液

4: 血小板製剤

第108回午前:第43問

穿刺と穿刺部位の組合せで適切なのはどれか。

1: 胸腔穿刺 ー 胸骨体第2肋間

2: 腹腔穿刺 ー 剣状突起と臍窩を結ぶ直線の中間点

3: 腰椎穿刺 ー 第1・2腰椎間

4: 骨髄穿刺 ー 後腸骨稜

第108回午前:第90問

身長170cm、体重70kg の成人の体格指数(BMI)を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。

第107回午後:第33問

フィンク,S.L.(Fink,S.L.)の危機モデルの過程で第3段階はどれか。

1: 防衛的退行

2: 衝撃

3: 適応

4: 承認

第107回午後:第34問

クリティカル・シンキングの思考過程で正しいのはどれか。

1: 物事を否定的にみる。

2: 主観的情報を重視する。

3: 直感的にアプローチをする。

4: 根拠に基づいた判断を行う。