がんの告知を受けた患者の態度と防衛機制の組合せで正しいのはどれか。
1: がんのことは考えないようにする ─── ―投射
2: がんになったのは家族のせいだと言う ─── ―抑圧
3: 親ががんで亡くなったので自分も同じだと話す ─── 代償
4: 通院日に来院せず、家でゲームをしていたと話す ─── 逃避
学習の特徴について誤っているのはどれか。
1: 環境の影響を受ける。
2: 報酬によって強化される。
3: 永続的な行動の変容である。
4: 情報の一時的な獲得である。
異常な呼吸音とその原因の組合せで正しいのはどれか。
1: 連続性副雑音 ─── 気道の狭窄
2: 断続性副雑音 ─── 胸膜での炎症
3: 胸膜摩擦音 ─── 肺胞の伸展性の低下
4: 捻髪音 ─── 気道での分泌物貯留
経鼻経管栄養法の実施方法とその目的の組合せで正しいのはどれか。
1: 注入前に胃内容物を吸引する ─── 消化の促進
2: 注入中は Fowler〈ファウラー〉位にする ─── 逆流の防止
3: 注入終了後に微温湯を流す ─── ―誤嚥の予防
4: 注入終了後はチューブを閉鎖する ─── 嘔吐の予防
気管内挿管中の患者の体位ドレナージの実施について適切なのはどれか。
1: 実施前後に気管内吸引を行う。
2: 体位ドレナージ後に吸入療法を行う。
3: 自分で体位変換できる患者には行わない。
4: 創部ドレーンが挿入されている場合は禁忌である。
赤血球濃厚液の輸血について正しいのはどれか。
1: 専用の輸血セットを使用する。
2: 使用直前まで振盪(しんとう)させて使用する。
3: 使用直前に冷蔵庫から取り出して使用する。
4: 呼吸困難出現時は滴下数を減らして続行する。
地域連携クリニカルパスについて正しいのはどれか。
1: 診療報酬の評価の対象ではない。
2: 市町村を単位とした連携である。
3: 記載内容は医師の治療計画である。
4: 医療機関から在宅まで継続した医療を提供する。
膀胱留置カテーテル挿入中のシャワー浴について適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 実施前に蓄尿バッグを空にする。
2: シャワー中はカテーテルを閉鎖する。
3: 蓄尿バッグは腰より高い位置にかける。
4: 終了後は挿入部をエタノールで消毒する。
5: 終了後はカテーテルを固定するテープの位置を変える。
「フロセミド注 15 mgを静脈内注射」の指示を受けた。注射薬のラベルに「 20 mg/ 2 ml」と表示されていた。注射量を求めよ。ただし、小数点以下第 2位を四捨五入すること。 解答:①.②mL ① 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ② 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
クリティカルシンキングで適切なのはどれか。
1: 直観的アプローチである。
2: 主観的情報を重視した考え方である。
3: 物事を否定的にみる思考過程である。
4: 根拠を持ち実践することを可能にする。
立位の腹部エックス線写真を下に示す。この状態で出現している所見はどれか。
1: 体液波動
2: 皮膚線条
3: 腹部膨満
4: 皮下静脈の怒張
無菌室で使用する物品とその滅菌方法の組合せで適切なのはどれか。
1: ビニール袋に入った菓子 ─── 酸化エチレンガス滅菌
2: ステンレス製のスプーン ─── 高圧蒸気滅菌
3: プラスチック製の箸 ─── 乾熱滅菌
4: 紙製の絵本 ─── 低温プラズマ滅菌
胸壁を呼気時に圧迫して気道分泌物の移動を促す手技はどれか。
1: 振動法
2: 咳嗽誘発法
3: スクイージング
4: 用手的呼吸介助法
創傷の治癒過程における増殖期の状態はどれか。
1: コラーゲンが成熟する。
2: 基底細胞が創面を覆い始める。
3: 血管内皮細胞が新しい血管を形成する。
4: マクロファージによって創内の細菌が排除される。
動脈性外出血の止血帯を用いた間接圧迫法について適切なのはどれか。
1: 圧迫開始時刻を記載する。
2: 幅が 1 cmの止血帯を用いる。
3: 動脈圧より低い圧を加える。
4: 圧迫は 2時間に 1回緩める。
在宅医療が必要な患者の退院調整について適切なのはどれか。
1: 医師が退院調整の決定権をもつ。
2: 退院調整は入院時から開始する。
3: 退院時に診療録を訪問看護師に渡す。
4: 退院前の訪問指導は診療報酬の評価の対象ではない。
看護計画における看護上の問題について適切なのはどれか。
1: 医師と共有しない。
2: 原因は1つに絞る。
3: 退院するまで変更しない。
4: 原因が不明な事象も問題とする。