第108回午後第34問の類似問題

第101回午前:第39問

死後の処置で適切なのはどれか。

1: 身体に挿入されたチューブ類は抜かずにガーゼで包む。

2: 鼻腔には最初に青梅綿を詰め、次に脱脂綿を詰める。

3: 和式着物のひもは縦結びにする。

4: 義歯は外して保管する。

第104回午後:第43問

死後の処置について最も適切なのはどれか。

1: 体内に挿入したチューブ類の除去は家族同席で行う。

2: 枕の高さを低くし開口を防ぐ。

3: 死亡後 2 時間以内に行う。

4: 口腔内は吸引しない。

第111回午前:第19問

高齢者の義歯の取り扱い方法で正しいのはどれか。

1: 就寝時に外す。

2: 熱湯で洗浄する。

3: 保管時は乾燥させる。

4: 総義歯は奥歯を起点に外す。

Aさん(38歳、会社員、女性)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ、救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査および頭部MRI検査で、脳腫瘍brain tumorと診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭術を受けた。

第111回午後:第94問

帰室後の看護として適切なのはどれか。

1: 発熱時の冷罨法は禁忌である。

2: 徐脈時は経過観察とする。

3: ベッドの頭側を挙上する。

4: 頸部を前屈させる。

第103回午後:第18問

右片麻痺患者の寝衣交換で適切なのはどれか。

1: 左から脱がせ、右から着せる。

2: 左から脱がせ、左から着せる。

3: 右から脱がせ、左から着せる。

4: 右から脱がせ、右から着せる。

第101回午後:第21問

左上肢に拘縮のある患者の寝衣交換で正しいのはどれか。

1: 脱がせるときも着せるときも右手から行う。

2: 脱がせるときは右手から行い、着せるときは左手から行う。

3: 脱がせるときも着せるときも左手から行う。

4: 脱がせるときは左手から行い、着せるときは右手から行う。

第111回午後:第41問

成人の後腸骨稜からの骨髄穿刺で正しいのはどれか。

1: 仰臥位で行う。

2: 穿刺時は深呼吸を促す。

3: 骨髄液吸引時に痛みが生じる。

4: 終了後、当日の入浴は可能である。

第111回午前:第40問

全介助が必要な臥床患者の口腔ケアで適切なのはどれか。

1: スポンジブラシは水を含ませた後、絞って使用する。

2: 頸部を後屈した体位で実施する。

3: 終了後は口腔内を乾燥させる。

4: 舌苔は強くこすって除去する。

第100回午前:第17問

口腔ケアで適切なのはどれか。

1: 歯肉出血があっても実施する。

2: 含嗽のできない患者には禁忌である。

3: 総義歯の場合、義歯の洗浄のみでよい。

4: 経口摂取をしていない患者には不要である。

Aさん(52歳、男性)、自営業。既往歴に特記すべきことはない。屋根を補修するためにはしごを登っていたところ、足を滑らせて転落し、頭部を打撲した。救急車で病院に搬送され、頭部 CTで、右前頭葉と側頭葉の脳挫傷(cerebral contusion)と右側頭葉の脳内血腫(intracerebral hematoma)を認めた。

第102回午前:第99問

このときのAさんへの看護で適切なのはどれか。

1: 後頭部を氷枕で冷やす。

2: 上半身を30度程度挙上する。

3: 左上下肢の関節屈曲運動を行う。

4: 右上肢を抑制して硬膜外ドレーン抜去を予防する。

第105回午後:第18問

患者の洗髪の介助方法で適切なのはどれか。

1: 脱脂綿で耳栓をする。

2: 43~44℃の湯をかける。

3: 指の腹を使って洗う。

4: 強い振動を加えて洗う。

第105回午前:第19問

口腔ケアで適切なのはどれか。

1: 歯肉出血がある場合は実施しない。

2: 含嗽ができない患者には禁忌である。

3: 経口摂取の有無に関係なく実施する。

4: 総義歯の場合は義歯を入れた状態で実施する。

第110回午後:第20問

患者の洗髪の介助方法で適切なのはどれか。

1: 30℃の湯をかける。

2: 脱脂綿で耳栓をする。

3: 指の腹を使って洗う。

4: 強い振動を加えて洗う。

Aさん(58歳、男性)は、妻(55歳、会社員)、長女夫婦および生後5か月の孫の5人で暮らしている。頸椎の後縦靱帯骨化症(ossification of posterior longitudinal ligament)と診断され椎弓形成術を受けた。リハビリテーション病院に転院し2か月前に退院した。退院時から週1回の訪問看護を受けている。現在の症状は、下肢のしびれ、知覚鈍麻、筋力低下、上下肢の痙性麻痺および膀胱直腸障害である。移動は車椅子で、食事はリハビリテーション用のフォークを使用して座位で摂取している。排泄は家族に見守られながら尿器とポータブルトイレとを使用し、自分で行っている。

第105回午後:第117問

ある日、Aさんに軽度の歯肉出血および歯肉の腫脹がみられるようになった。疼痛はない。訪問歯科診療を受け、口腔ケアを徹底するよう促された。リハビリテーション病院に入院していたときは、自助具を利用して口腔ケアの練習をしていた。退院後は妻が口腔ケアを介助していたが、最近は仕事の帰りが遅く、Aさんは妻を待てずに寝てしまうと言う。また、Aさんは育児で疲れている長女には頼めないと話す。 看護師のAさんへの提案で最も適切なのはどれか。

1: 日中の口腔ケアを徹底する。

2: 長女に口腔ケアを依頼する。

3: 就寝時刻を遅くするよう提案する。

4: 妻が夜に実施できる時間帯を検討する。

5: Aさんが自立してできる方法を検討する。

第110回午前:第36問

患者の状態と寝衣の特徴との組合せで適切なのはどれか。

1: 発熱がある患者 ── 防水性のもの

2: 開腹術直後の患者 ── 上着とズボンに分かれたもの

3: 意識障害のある患者 ── 前開きのもの

4: 下肢に浮腫のある患者 ── 足首にゴムが入っているもの