第103回午後第42問の類似問題

第110回午後:第34問

呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。

1: 呼気延長 ── 胸水

2: 呼吸音の減弱 ── 過換気症候群hyperventilation syndrome

3: 呼吸音の増強 ── 無気肺atelectasis

4: 肺野での気管支呼吸音の聴取 ── 肺炎pneumonia

第107回午前:第19問

異常な呼吸音のうち高調性連続性副雑音はどれか。

1: 笛のような音〈笛音〉

2: いびきのような音〈類鼾音〉

3: 耳元で髪をねじるような音〈捻髪音(るいかんおん)〉

4: ストローで水に空気を吹き込むような音〈水泡音〉

Aさん(58歳、女性)は、 3年前に慢性閉塞性肺疾患(chronicobstructive pulmonary disease)と診断された。3日前に38 .0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子をみていたが、昨晩から黄色痰がみられ、息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎(pneumonia)と診断され、入院した。入院時の状態は、体温 38.2 ℃、呼吸数28 /分、脈拍 92/分、血圧 138/72mmHg。

第101回午前:第97問

現時点の症状として考えられるのはどれか。

1: 呼吸の断続性副雑音

2: Biot〈ビオー〉呼吸

3: 顔面浮腫

4: 皮下気腫

第100回午後:第31問

拡張期雑音が聴取されるのはどれか。

1: 僧帽弁狭窄

2: 大動脈弁狭窄

3: 肺動脈弁狭窄

4: 心室中隔欠損

Aさん(81歳、女性)は、6年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断された。Aさんは雨の中を1人で外出して自宅に戻れなくなり、同居している娘に発見された。その夜、娘が話しかけたときのAさんの反応が鈍くなったため、かかりつけの病院を受診し、細菌性肺炎(bacterial pneumonia)と診断され入院した。呼吸器疾患の既往はない。

第105回午後:第100問

入院時にみられる所見はどれか。

1: 樽状胸郭

2: 呼気の延長

3: 粗い断続性副雑音

4: 高調性連続性副雑音

第101回午後:第57問

睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome)の原因となるのはどれか。

1: 耳下腺炎(parotiditis)

2: 気管狭窄症(bronchostenosis)

3: 咽頭扁桃肥大(adenoid hypertrophy)

4: ポリープ様声帯(polypoid vocal cord)

第111回午後:第51問

高齢者が術後に呼吸器合併症を発症しやすい理由はどれか。

1: 1秒率の減少

2: 残気量の減少

3: 嚥下反射の亢進

4: 気道の線毛運動の亢進

第102回午後:第38問

薬とその副作用の組合せで正しいのはどれか。

1: 抗ヒスタミン薬 ─ 難聴

2: スルホニル尿素薬 ─ 咳嗽

3: 中枢性麻薬性鎮咳薬 ─ 便秘

4: アミノグリコシド系薬 ─ 骨粗鬆症