健常な成人の血液中にみられる細胞のうち、核が無いのはどれか。
1: 単球
2: 好中球
3: 赤血球
4: リンパ球
免疫担当細胞とその機能の組み合わせで正しいのはどれか。
1: 好中球 ──── 抗原の提示
2: 肥満細胞 ──── 補体の活性化
3: 形質細胞 ──── 抗体の産生
4: ヘルパーT細胞 ──── 貧食
貪食能を有する細胞はどれか。
1: 好酸球
2: B リンパ球
3: 線維芽細胞
4: 血管内皮細胞
5: マクロファージ
抗体を産生するのはどれか。
1: 顆粒球
2: T細胞
3: NK細胞
4: 形質細胞
5: マクロファージ
細菌感染による急性炎症で最初に反応する白血球はどれか。
1: 単球
2: 好酸球
3: 好中球
4: 好塩基球
5: リンパ球
ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉が感染する細胞はどれか。
1: 好中球
2: 形質細胞
3: Bリンパ球
4: ヘルパー〈CD4陽性〉Tリンパ球
5: 細胞傷害性〈CD8陽性〉Tリンパ球
老年期の免疫機能の特徴で正しいのはどれか。
1: T細胞は減少する。
2: B細胞は増加する。
3: 自己抗体の産生は低下する。
4: 外来抗原に対する抗体の産生は亢進する。
血液中の濃度の変化が膠質浸透圧に影響を与えるのはどれか。
1: 血小板
2: 赤血球
3: アルブミン
4: グルコース
5: ナトリウムイオン
白血球について正しいのはどれか。
1: 酸素を運搬する。
2: 貪食作用がある。
3: 骨髄で破壊される。
4: 血液 1μl中に 10万〜 20万個含まれる。
老化による免疫機能の変化はどれか。
1: 胸腺の肥大
2: T細胞の増加
3: 獲得免疫の反応の低下
4: 炎症性サイトカインの産生の減少
B細胞が抗原認識によって分化した抗体産生細胞はどれか。
1: マクロファージ
2: 形質細胞
3: 肥満細胞
4: T細胞
白血球減少症 (leukopenia) で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
1: 好塩基球数は増加する。
2: EB ウイルス感染によって起こる。
3: 白血球数が 3,000/μL 以下をいう。
4: 好中球減少症 (neutropenia) では細菌に感染しやすくなる。
5: 無顆粒球症(agranulocytosis)は単球がなくなった病態をいう。
成人の体重に占める体液の割合で最も高いのはどれか。
1: 血漿
2: 間質液
3: 細胞内液
4: リンパ液
20℃から24℃で保存するのはどれか。
1: 全血製剤
2: 血漿製剤
3: 赤血球液
4: 血小板製剤
急性骨髄性白血病(acute myelogeneous leukemia)の検査所見で正しいのはどれか。
1: 赤血球数が増加する。
2: 血小板数が増加する。
3: 白血球分画に白血病裂孔を認める。
4: ミエロペルオキシダーゼ反応陽性が3%未満である。