老化による免疫機能の変化はどれか。
1: 胸腺の肥大
2: T細胞の増加
3: 獲得免疫の反応の低下
4: 炎症性サイトカインの産生の減少
免疫担当細胞とその機能の組み合わせで正しいのはどれか。
1: 好中球 ──── 抗原の提示
2: 肥満細胞 ──── 補体の活性化
3: 形質細胞 ──── 抗体の産生
4: ヘルパーT細胞 ──── 貧食
老年期の身体的な特徴で正しいのはどれか。
1: 尿量の増加
2: 味覚の感度の向上
3: 体温調節能の低下
4: 外来抗原に対する抗体産生の亢進
B細胞が抗原認識によって分化した抗体産生細胞はどれか。
1: マクロファージ
2: 形質細胞
3: 肥満細胞
4: T細胞
老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。
1: 血中蛋白の低下ー薬効の減少
2: 腎血流量の低下ー薬効の減少
3: 肝血流量の低下ー薬効の増大
4: 消化機能の低下ー薬効の増大
抗体を産生するのはどれか。
1: 顆粒球
2: T細胞
3: NK細胞
4: 形質細胞
5: マクロファージ
高齢者の薬物動態の特徴で正しいのはどれか。
1: 薬物の吸収の亢進
2: 薬物の代謝の亢進
3: 薬物の排泄の増加
4: 血中濃度の半減期の延長
老年期の加齢に伴う生殖器および生殖機能の変化で正しいのはどれか。
1: 卵巣が肥大する。
2: 腟壁が薄くなる。
3: 精液中の精子がなくなる。
4: 男性はテストステロンが増加する。
児の免疫に関する説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 胎児期は胎盤を通じて母体からIgG を受け取る。
2: 出生後は母乳からIgM を受け取る。
3: 生後3か月ころに免疫グロブリンが最も少なくなる。
4: 1歳ころから抗体の産生が盛んになる。
5: 3歳ころにIgA が成人と同じレベルに達する。
ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉が感染する細胞はどれか。
1: 好中球
2: 形質細胞
3: Bリンパ球
4: ヘルパー〈CD4陽性〉Tリンパ球
5: 細胞傷害性〈CD8陽性〉Tリンパ球
急性期患者の生体反応で正しいのはどれか。
1: 異化が亢進する。
2: 症状の変化は緩やかである。
3: サイトカイン分泌が低下する。
4: 副腎皮質ホルモンの分泌が低下する。
ワクチン接種後の抗体産生について正しいのはどれか。
1: ワクチン内の抗原を提示するのは好中球である。
2: 抗原に対して最初に産生される抗体はIgAである。
3: 抗原に対して血中濃度が最も高くなる抗体はIgMである。
4: 同じワクチンを2回接種すると抗原に対する抗体の産生量が増加する。
高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。
1: 症状の出現は定型である。
2: 治療の効果が現れやすい。
3: 疾患の発生に心理的要因の影響は少ない。
4: 薬物の副作用〈有害事象〉が発生しやすい。