第109回午前第24問の類似問題

第104回午前:第10問

免疫機能に関与する細胞はどれか。

1: 血小板

2: 白血球

3: 網赤血球

4: 成熟赤血球

第102回午後:第77問

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉が感染する細胞はどれか。

1: 好中球

2: 形質細胞

3: Bリンパ球

4: ヘルパー〈CD4陽性〉Tリンパ球

5: 細胞傷害性〈CD8陽性〉Tリンパ球

第104回午後:第82問

白血球減少症 (leukopenia) で正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1: 好塩基球数は増加する。

2: EB ウイルス感染によって起こる。

3: 白血球数が 3,000/μL 以下をいう。

4: 好中球減少症 (neutropenia) では細菌に感染しやすくなる。

5: 無顆粒球症(agranulocytosis)は単球がなくなった病態をいう。

第110回午前:第75問

抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体となるのはどれか。

1: 花粉症pollinosis

2: 蕁麻疹

3: ツベルクリン反応

4: アナフィラキシーショックanaphylactic shock

5: インフルエンザinfluenzaの予防接種

第103回午前:第84問

日和見感染症 (opportunistic infection) の起炎菌はどれか。2つ選べ。

1: メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉

2: インフルエンザ菌

3: A群溶連菌

4: 髄膜炎菌

5: 緑膿菌

第106回午後:第76問

急性炎症と比較して慢性炎症に特徴的な所見はどれか。2つ選べ。

1: 好中球浸潤

2: CRPの上昇

3: リンパ球浸潤

4: 形質細胞の浸潤

5: 血管透過性の亢進

第101回午後:第79問

抗体を産生するのはどれか。

1: 顆粒球

2: T細胞

3: NK細胞

4: 形質細胞

5: マクロファージ

第107回午前:第26問

健常な成人の血液中にみられる細胞のうち、核が無いのはどれか。

1: 単球

2: 好中球

3: 赤血球

4: リンパ球

第111回午後:第14問

細菌感染で起こるショックはどれか。

1: 心原性ショック

2: 敗血症性ショック

3: アナフィラキシーショック

4: 循環血液量減少性ショック

第100回午前:第13問

空気感染するのはどれか。

1: 結核菌

2: 腸管出血性大腸菌

3: ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉

4: メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉

第105回午後:第69問

貪食能を有する細胞はどれか。

1: 好酸球

2: B リンパ球

3: 線維芽細胞

4: 血管内皮細胞

5: マクロファージ

第107回午後:第73問

院内感染の観点から、多剤耐性に注意すべきなのはどれか。

1: ジフテリア菌

2: 破傷風菌

3: 百日咳菌

4: コレラ菌

5: 緑膿菌

Aさん(65歳、男性)は、右下葉の肺癌(lung cancer)(T3N2M0)と診断され、抗癌化学療法(シスプラチン+エトポシド)1クール4日間を4クール行うことになった。入院時のAさんは、体温36.2度、呼吸数18/分、脈拍72/分、血圧124/74mmHgであった。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)は98%で、咳嗽が時々みられるが、痰の喀出はなく、胸部の聴診にて副雑音はない。Aさんの血液検査の結果は、白血球5600/μl、アルブミン3.7g/dl、CRP0.3mg/dlであった。Aさんは20歳のころから毎日20本の煙草(たばこ)を吸っていたが、60歳のときに禁煙した。

第100回午前:第99問

抗癌化学療法が開始されて5日が経過した。Aさんの血液検査の結果は、白血球2100/μl(好中球50%)である。 看護師が行うAさんへの感染予防の対策で適切なのはどれか。

1: 加熱食に変更する。

2: マスクの着用を促す。

3: 面会者の入室を禁止する。

4: クリーンルームに入室とする。

第109回午後:第31問

急性骨髄性白血病(acute myelogeneous leukemia)の検査所見で正しいのはどれか。

1: 赤血球数が増加する。

2: 血小板数が増加する。

3: 白血球分画に白血病裂孔を認める。

4: ミエロペルオキシダーゼ反応陽性が3%未満である。

第107回午後:第72問

血液中の濃度の変化が膠質浸透圧に影響を与えるのはどれか。

1: 血小板

2: 赤血球

3: アルブミン

4: グルコース

5: ナトリウムイオン

第109回午前:第46問

細菌性髄膜炎(bacterial meningitis)の症状はどれか。

1: 羞明

2: 羽ばたき振戦

3: Raynaud(レイノー)現象

4: Blumberg(ブルンベルグ)徴候