フィジカルアセスメントにおいて触診で判断するのはどれか。
1: 腱反射の有無
2: 瞬目反射の有無
3: 腸蠕動運動の有無
4: リンパ節の腫脹の有無
死の三徴候に基づいて観察するのはどれか。
1: 腹壁反射
2: 輻輳反射
3: 対光反射
4: 深部腱反射
出生時にみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 把握反射
2: 緊張性頸反射
3: ホッピング反応
4: パラシュート反射
5: 視性立ち直り反射
上肢のフィジカルアセスメントの立位での実施場面の写真(別冊No.1)を別に示す。 手のひらを上にして、肩の高さで水平に前方に両腕を伸ばしてもらった。その後、閉眼してもらうと、左腕が回内しながら下がっていった。 アセスメントの結果で正しいのはどれか。
1: 位置覚の異常
2: 錐体路の障害
3: 小脳機能の異常
4: 関節可動域の障害
排便反射の反射弓を構成するのはどれか。2つ選べ。
1: 下腸間膜神経節
2: 腹腔神経節
3: 骨盤神経
4: 腰髄
5: 仙髄
三叉神経を求心路として起こるのはどれか。
1: 瞬目反射
2: 対光反射
3: 追跡運動
4: 輻輳反射
第2~第4腰髄の障害を確認する方法で適切なのはどれか。
1: 輻輳反射
2: 膝蓋腱反射
3: Barre<バレー>候
4: Trendelenburg<トレンデレンブルグ>徴候
Aちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギー(food allergy)と診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。
受診時に観察する項目で優先度が高いのはどれか。
1: 体温
2: 心拍数
3: 腸蠕動音
4: 蕁麻疹の範囲
Aさん(76歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。これまで健康に生活しており、登山会への参加を趣味にしていた。3週前に、散歩中に転び、殿部から腰背部にかけての痛みがあったが様子をみていた。Aさんは痛みのため臥床して過ごすことが多くなり、次第に足に力が入らず立ちあがりも困難になった。食事は夫が購入した弁当を残さず食べていた。 2日前から1日中臥床するようになったため、夫の介助で受診し、腰椎圧迫骨折(lumbar compression fracture)と診断され入院した。
入院時のアセスメントで最も適切なのはどれか。
1: 嚥下困難がある。
2: 筋力の低下がある。
3: 関節の強直がある。
4: 痛みは我慢できる程度である。
Aさん(80歳、女性)は、数年前から腰痛に悩まされ、腰部脊柱管狭窄症(lumbar spinal canal stenosis)と診断されている。他に疾患はない。ADLは自立しているが、歩くと腰が痛むため活動は控えがちである。Aさんは夫と死別して1人で暮らしている。娘が1人いるが子育てのため、娘は毎日は手伝いに来られない。
Aさんにみられるその他の症状として可能性が高いのはどれか。
1: 突進歩行
2: 間欠跛行
3: 膝蓋腱反射の亢進
4: 膝関節の可動域制限
感覚受容にリンパ液の動きが関与するのはどれか。2つ選べ。
1: 嗅覚
2: 聴覚
3: 味覚
4: 振動感覚
5: 平衡感覚
死の三徴候に含まれるのはどれか。
1: 呼名反応の消失
2: 対光反射の消失
3: 肛門緊張の消失
4: 深部腱反射の消失
便秘を訴えている患者の打診のアセスメント項目で適切なのはどれか。
1: 固い腫瘤
2: 筋性防御
3: 叩打痛
4: 鼓腸
ペースメーカー植込みの有無を事前に確認すべき検査はどれか。
1: 超音波検査
2: エックス線撮影
3: 骨シンチグラフィ
4: 磁気共鳴画像(MRI)