第110回午前第63問の類似問題

第107回午後:第82問

精神障害者のリカバリ〈回復〉について正しいのはどれか。

1: ストレングスモデルが適用される。

2: 目標に向かう直線的な過程である。

3: 精神疾患が寛解した時点から始まる。

4: 精神障害者が1人で達成を目指すものである。

5: 精神障害者が病識を獲得するまでの過程である。

第101回午前:第46問

病院内の退院調整部署による退院支援について正しいのはどれか。

1: 65歳以上の高齢者を対象とする。

2: 医師が退院日を決めてから、支援を開始する。

3: 退院調整看護師は、訪問看護導入の要否を検討する。

4: 退院調整部署の設置は診療報酬の算定要件ではない。

第107回午後:第69問

医療機関に勤務する看護師のうち、特殊健康診断の対象となるのはどれか。

1: 内視鏡室で勤務する看護師

2: 精神科病棟で勤務する看護師

3: 血管造影室で勤務する看護師

4: 一般病棟で勤務する夜勤専従の看護師

第101回午後:第67問

介護保険におけるサービスの説明で正しいのはどれか。

1: 通所介護では機能訓練を行うことができない。

2: 通所介護を行う事業所には医師の配置が必須である。

3: 通所リハビリテーションでは個別の理学療法が提供される。

4: 通所リハビリテーションの利用に介護保険は適用されない。

第106回午前:第77問

医療職や介護職の業務で法律に規定されているのはどれか。

1: 介護福祉士は訪問看護ができる。

2: 薬剤師は薬を処方することができる。

3: 臨床検査技師は肘静脈から採血ができる。

4: 看護師は病院の管理者となることができる。

5: 診療放射線技師はエックス線写真に基づく診断ができる。

第100回午前:第86問

平成19年施行の改正医療法で、治療または予防に関する事業として医療計画に記載することになった疾患はどれか。2つ選べ。

1: がん(cancer)

2: 脳卒中(stroke)

3: 統合失調症(schizophrenia)

4: ウイルス肝炎(viral hepatitis)

5: インフルエンザ(influenza)

第107回午後:第62問

健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。

1: サービス対象は75歳以上である。

2: 訪問看護師が訪問看護計画を立案する。

3: 要介護状態区分に応じて区分支給限度基準額が定められている。

4: 利用者の居宅までの訪問看護師の交通費は、診療報酬に含まれる。

第108回午後:第48問

判断能力が不十分な認知症高齢者の権利擁護を目的とするのはどれか。

1: 公的年金制度

2: 生活保護制度

3: 後期高齢者医療制度

4: 日常生活自立支援事業

第111回午前:第67問

Aさん(22歳、統合失調症schizophrenia)は父親、母親、妹との4人暮らし。高校卒業後、アルバイトをしていたが、症状の悪化によって初めて精神科病院に入院した。退院後に一般企業で働きたいと希望している。  看護師がAさんに提案するサービスで適切なのはどれか。

1: 行動援護

2: 就労移行支援

3: 自立生活援助

4: 地域定着支援

第109回午後:第34問

国民健康保険で正しいのはどれか。

1: 被用者保険である。

2: 保険者は国である。

3: 高額療養費制度がある。

4: 保険料は加入者の年齢で算出する。

Aさん(22歳、女性 会社員)は、昼食後、自室に大量のお菓子とお酒を持ち込み、食べて飲んでいたところを母親に注意をされたことに腹を立て、母親の目の前でリストカットを始めた。慌てた母親は、父親とともにAさんを連れて救急外来に来院した。医師が傷の処置をしようとすると「死んでやる。触るな」と大声で騒ぎ暴れ始めたため、精神科病棟に緊急入院となった。

第109回午後:第111問

入院後3週、Aさんの精神状態は落ち着き、職場に早く戻りたいと意欲があったため、退院に向けての準備をすることになった。自傷行為は、入院前の1回のみだった。Aさんは「また過食をしないか心配だ」と看護師に訴えた。そのため主治医はAさんと話し合い認知行動療法が開始となった。Aさんの退院に向けて、医師、看護師のチームと連携するメンバーで最も適切なのはどれか。

1: 栄養士

2: 薬剤師

3: 臨床心理士

4: ゲートキーパー

5: 精神保健福祉相談員

第110回午前:第4問

要介護認定の申請先はどれか。

1: 市町村

2: 診療所

3: 都道府県

4: 介護保険審査会

第100回午前:第44問

麻薬の取り扱いで正しいのはどれか。

1: 看護師は麻薬施用者免許の申請ができる。

2: 病棟での麻薬の保管は劇薬と同一の扱いにする。

3: 使用後、アンプルに残った薬液は病棟で破棄する。

4: 麻薬を紛失したら、麻薬管理者は都道府県知事に届け出る。

第108回午後:第3問

労働安全衛生法に規定されているのはどれか。

1: 失業手当の給付

2: 労働者に対する健康診断の実施

3: 労働者に対する労働条件の明示

4: 雇用の分野における男女の均等な機会と待遇の確保

第105回午前:第10問

チーム医療で正しいのはどれか。

1: 国家資格を持つ者で構成される。

2: リーダーとなる職種を固定する。

3: 他施設との間で行うことはできない。

4: メンバー間で情報を共有して意思決定をする。

第103回午後:第3問

要介護認定の申請先はどれか。

1: 都道府県

2: 市町村

3: 診療所

4: 訪問看護ステーション

第103回午後:第72問

健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。

1: サービス対象は 65歳以上である。

2: 介護支援専門員がケアプランを作成する。

3: 末期の悪性腫瘍の療養者への訪問回数に制限はない。

4: 特定疾患医療受給者証を持っている者は自己負担額 1割である。

第108回午前:第11問

平成18年(2006年)の介護保険法改正で、地域住民の保健医療の向上および福祉の増進を支援することを目的として市町村に設置されたのはどれか。

1: 保健所

2: 市町村保健センター

3: 地域包括支援センター

4: 訪問看護ステーション

第104回午後:第74問

災害急性期における精神障害者への看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1: 名札の着用を指示する。

2: 災害の状況については説明しない。

3: 不眠が続いても一時的な変化と判断する。

4: 服薬している薬剤を中断しないように支援する。

第111回午前:第55問

高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。

1: 症状の出現は定型である。

2: 治療の効果が現れやすい。

3: 疾患の発生に心理的要因の影響は少ない。

4: 薬物の副作用〈有害事象〉が発生しやすい。