第110回午前第63問の類似問題

第101回午前:第34問

日本の保健医療福祉について正しいのはどれか。

1: 憲法による生存権の保障が基本理念である。

2: ノーマライゼーションは疫学的理念である。

3: 保健医療福祉行政の事業内容は全国一律である。

4: 医療費の財源では国庫負担の占める割合が最も高い。

第107回午後:第59問

精神保健活動における二次予防に該当するのはどれか。

1: 地域の子育てサークルへの支援

2: 休職中のうつ病(depression)患者への復職支援

3: 企業内でのメンタルヘルス講座の開催

4: 学校を長期間欠席している児童への家庭訪問

第108回午後:第72問

看護師等の人材確保の促進に関する法律における離職等の届出で適切なのはどれか。

1: 届出は義務である。

2: 届出先は保健所である。

3: 離職を予定する場合に事前に届け出なければならない。

4: 免許取得後すぐに就職しない場合は届け出るよう努める。

第111回午後:第33問

医療法に基づく記述で正しいのはどれか。

1: 病床の区分は療養病床と一般病床の2種類である。

2: 地域医療支援病院は厚生労働大臣の承認が必要である。

3: 無床診療所の開設には厚生労働大臣への届出が必要である。

4: 有床診療所は19人以下の患者を入院させる施設を有するものである。

第110回午後:第31問

診療記録で正しいのはどれか。

1: 看護記録が含まれる。

2: 開示は保健所長が行う。

3: 1年間の保存義務がある。

4: 閲覧は患者本人に限られる。

第106回午前:第88問

入院集団精神療法において、看護師が担うリーダーの役割で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 患者間の発言量を均等にする。

2: 沈黙も意味があると受け止める。

3: メンバーの座る位置を固定する。

4: 患者の非言語的サインに注目する。

5: 話題が変わった場合はすぐに戻す。

第104回午前:第74問

医療法で医療機関に義務付けられているのはどれか。

1: 医療安全管理者の配置

2: 厚生労働省へのインシデント報告

3: 患者・家族への医療安全指導の実施

4: 医療安全支援センターへの医療事故報告

第101回午後:第76問

精神障害者の施設症(institutionalism)の予防策として、最も適切なのはどれか。

1: 隔離室の使用を避ける。

2: 病棟の規則を厳密に決める。

3: 病棟行事はスタッフが企画する。

4: 地域住民との交流の機会を増やす。

第105回午後:第48問

認知症(dementia)の高齢者に対するノーマライゼーションで正しいのはどれか。

1: 散歩を勧める。

2: 決められた服を着るよう勧める。

3: 重度の場合は精神科病棟に入院を勧める。

4: 食べこぼしのあるときに箸を使用しないよう勧める。

第100回午後:第37問

特定機能病院で正しいのはどれか。

1: 地域の医療従事者の資質向上のための研修を行う能力を有する。

2: 高度の医療技術の開発および評価を行う能力を有する。

3: 300人以上の患者を入院させるための施設を有する。

4: 都道府県知事の承認を得て設立される。

第109回午後:第38問

判断能力のある成人患者へのインフォームド・コンセントにおける看護師の対応で適切なのはどれか。

1: 患者の疑問には専門用語を用いて回答する。

2: 今後の治療に関しては医療者に任せるように話す。

3: 治療方針への同意は撤回できないことを説明する。

4: 納得ができるまで医師からの説明が受けられることを伝える。

第104回午前:第90問

精神障害者のリカバリ〈回復〉の考え方で正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1: 患者に役割をもたせない。

2: 薬物療法を主体に展開する。

3: 患者の主体的な選択を支援する。

4: 患者のストレングス〈強み・力〉に着目する。

5: リカバリ〈回復〉とは病気が治癒したことである。

第107回午前:第65問

日本の医療提供施設について正しいのはどれか。

1: 病院数は1995年から増加傾向である。

2: 2013年の人口対病床数は先進国の中で最も多い。

3: 介護老人保健施設数は2000年から減少傾向である。

4: 精神科の平均在院日数は1990年から先進国で最短である。

第108回午後:第53問

小児慢性特定疾病対策における医療費助成で正しいのはどれか。

1: 対象は5疾患群である。

2: 対象年齢は20歳未満である。

3: 医療費の自己負担分の一部を助成する。

4: 難病の患者に対する医療等に関する法律に定められている。

第103回午前:第47問

在宅医療が必要な患者の退院調整について適切なのはどれか。

1: 医師が退院調整の決定権をもつ。

2: 退院調整は入院時から開始する。

3: 退院時に診療録を訪問看護師に渡す。

4: 退院前の訪問指導は診療報酬の評価の対象ではない。

第104回午前:第32問

生活保護法に基づき保護を決定するのはどれか。

1: 保健センター

2: 福祉事務所

3: 保健所

4: 病 院

第107回午前:第30問

法律とその内容の組合せで正しいのはどれか。

1: 児童福祉法 ──── 受胎調節の実地指導

2: 地域保健法 ──── 市町村保健センターの設置

3: 健康増進法 ──── 医療安全支援センターの設置

4: 学校保健安全法 ──── 特定給食施設における栄養管理

第106回午前:第45問

看護師が医療事故を起こした場合の法的責任について正しいのはどれか。

1: 罰金以上の刑に処せられた者は行政処分の対象となる。

2: 事故の程度にかかわらず業務停止の処分を受ける。

3: 民事責任として業務上過失致死傷罪に問われる。

4: 刑法に基づき所属施設が使用者責任を問われる。

第106回午後:第33問

患者の情報の取扱いについて正しいのはどれか。

1: 看護師の守秘義務は医療法で規定されている。

2: 統計的に処理された情報から患者個人を特定できる。

3: 利用目的が明確であっても患者の情報の活用は制限される。

4: 転院先の病院と患者の情報を共有する場合は患者の同意が必要である。

第107回午後:第82問

精神障害者のリカバリ〈回復〉について正しいのはどれか。

1: ストレングスモデルが適用される。

2: 目標に向かう直線的な過程である。

3: 精神疾患が寛解した時点から始まる。

4: 精神障害者が1人で達成を目指すものである。

5: 精神障害者が病識を獲得するまでの過程である。