低体温が起こるのはどれか。
1: 尿崩症 (diabetes insipidus)
2: 褐色細胞腫 (pheochromocytoma)
3: 甲状腺機能低下症 (hypothyroidism)
4: Cushing〈クッシング〉症候群 (Cushing syndrome)
血液中のカルシウムイオン濃度が低下した際に、ホルモン分泌量が増加するのはどれか。
1: 膵島
2: 甲状腺
3: 下垂体
4: 副腎皮質
5: 副甲状腺
閉経前と比べ閉経後に低下するホルモンはどれか。
1: 卵胞ホルモン
2: 黄体形成ホルモン〈LH〉
3: 卵胞刺激ホルモン〈FSH〉
4: 副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉
第二次性徴の発現に関与するホルモンはどれか。
1: 抗利尿ホルモン<ADH>
2: 黄体形成ホルモン<LH>
3: 副甲状腺ホルモン<PTH>
4: 甲状腺刺激ホルモン<TSH>
低体温からの回復に伴う生体の反応はどれか。
1: 廃用
2: 発汗
3: ふるえ
4: 乳酸の蓄積
副腎皮質ステロイドの作用はどれか。
1: 体重の減少
2: 血糖の低下
3: 血圧の低下
4: 免疫の促進
5: 炎症の抑制
血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンを分泌する器官はどれか。
1: 副甲状腺
2: 甲状腺
3: 下垂体
4: 副腎
下垂体ホルモンの分泌低下により生じるのはどれか。 2 つ選べ。
1: 性早熟症 (sexual precocity)
2: 低身長症 (short stature)
3: 先端巨大症 (acromegaly)
4: Sheehan〈シーハン〉症候群 (Sheehan syndrome)
5: Cushing〈クッシング〉症候群 (Cushing syndrome)
副腎皮質ステロイドの作用はどれか。
1: 炎症の抑制
2: 食欲の抑制
3: 免疫の促進
4: 血糖の低下
5: 血圧の低下
急性期患者の生体反応で正しいのはどれか。
1: 異化が亢進する。
2: 症状の変化は緩やかである。
3: サイトカイン分泌が低下する。
4: 副腎皮質ホルモンの分泌が低下する。
加齢によるホルモンの基礎分泌量の変化で正しいのはどれか。
1: メラトニンは増加する。
2: コルチゾルは変化しない。
3: 成長ホルモンは変化しない。
4: 副甲状腺ホルモンは減少する。
若年者よりも高齢者が熱中症を起こしやすい理由はどれか。
1: 熱産生量の増加
2: 熱放散量の増加
3: 自律性体温調節反応の低下
4: 視床下部の体温調節中枢のセットポイントの低下
老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。
1: 血中蛋白の低下ー薬効の減少
2: 腎血流量の低下ー薬効の減少
3: 肝血流量の低下ー薬効の増大
4: 消化機能の低下ー薬効の増大
臓器と産生されるホルモンの組合せで正しいのはどれか。
1: 膵臓 ー グルカゴン
2: 副腎 ー プロラクチン
3: 腎臓 ー アルドステロン
4: 脳下垂体 ー インクレチン
5: 視床下部 ー テストステロン
体温の調節機構で正しいのはどれか。
1: 体温の調節中枢は脳幹にある。
2: 体温が上昇すると、骨格筋は収縮する。
3: 体温が上昇すると、汗腺は活性化される。
4: 体温が低下すると、皮膚の血流は増加する。
体温のセットポイントが突然高く設定されたときに起こるのはどれか。
1: 立毛
2: 発汗
3: 代謝抑制
4: 皮膚血管拡張
過換気でみられるのはどれか。
1: 骨格筋の弛緩
2: 血中酸素分圧の低下
3: 体循環系の血管の収縮
4: 代謝性アルカローシス
5: 血中二酸化炭素分圧の上昇
Aさん(50歳、女性)は、急に体が熱くなったり汗をかいたりし、夜は眠れなくなり疲れやすさを感じるようになった。月経はこの1年間で2回あった。 Aさんのホルモンで上昇しているのはどれか。2つ選べ。
1: エストロゲン
2: プロラクチン
3: プロゲステロン
4: 黄体形成ホルモン〈LH〉
5: 卵胞刺激ホルモン〈FSH〉
甲状腺ホルモンの分泌が亢進した状態の身体所見について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 徐脈
2: 便秘
3: 眼球突出
4: 皮膚乾燥
5: 手指振戦