血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンを分泌する器官はどれか。
1: 副甲状腺
2: 甲状腺
3: 下垂体
4: 副腎
体温低下を引き起こすのはどれか。
1: カテコラミンの分泌亢進
2: 甲状腺ホルモンの分泌低下
3: 副甲状腺ホルモン〈PTH〉の分泌低下
4: 副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉の分泌亢進
臓器と産生されるホルモンの組合せで正しいのはどれか。
1: 膵臓 ー グルカゴン
2: 副腎 ー プロラクチン
3: 腎臓 ー アルドステロン
4: 脳下垂体 ー インクレチン
5: 視床下部 ー テストステロン
健常な成人において、血液中のグルコース濃度が低下した時に、グルカゴンの働きでグリコゲンを分解してグルコースを生成し、血液中に放出するのはどれか。
1: 肝臓
2: 骨格筋
3: 脂肪組織
4: 心臓
5: 膵臓
急性期患者の生体反応で正しいのはどれか。
1: 異化が亢進する。
2: 症状の変化は緩やかである。
3: サイトカイン分泌が低下する。
4: 副腎皮質ホルモンの分泌が低下する。
血中濃度が上昇すると黄疸となるのはどれか。
1: グルコース
2: ビリルビン
3: クレアチニン
4: 総コレステロール
降圧利尿薬により血中濃度が低下するのはどれか。
1: ナトリウム
2: 中性脂肪
3: 尿酸
4: 血糖
チアノーゼで増加しているのはどれか。
1: 血中酸素分圧
2: 還元ヘモグロビン
3: 酸化ヘモグロビン
4: 血中二酸化炭素分圧
ホルモンとその産生部位の組合せで正しいのはどれか。
1: エリスロポエチン ──── 膵臓
2: アドレナリン ──── 副腎皮質
3: 成長ホルモン ──── 視床下部
4: レニン ──── 腎臓
チアノーゼが出現するのはどれか。
1: 血清鉄の増加
2: 血中酸素分圧の上昇
3: 血中二酸化炭素分圧の上昇
4: 血中還元ヘモグロビン量の増加
老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。
1: 血中蛋白の低下ー薬効の減少
2: 腎血流量の低下ー薬効の減少
3: 肝血流量の低下ー薬効の増大
4: 消化機能の低下ー薬効の増大
A さん(52 歳、男性)は、 5 年前に健康診断で高血圧を指摘されていたが、そのままにしていた。 5 年ぶりに健康診断を受けたところ尿蛋白+で、内科を受診し腎機能障害を指摘された。A さんは、身長 160 cm、体重 56 kg であり、体温 36.1 ℃、呼吸数18/分、脈拍 64/分、整で、血圧 166/96 mmHg であった。血液検査データは、Hb9.3 g/dL、アルブミン 3.6 g/dL、クレアチニン 2.3 mg/dL、HbA1c 5.6 %、K 3.9mEq/L、推算糸球体濾過量〈eGFR〉25 mL/分/1.73 m2 であり、特に自覚症状はなく、浮腫はみられない。
腎機能の悪化によるものと考えられるデータはどれか
1: 体 重
2: 血清カリウム値
3: ヘモグロビン値
4: 血清アルブミン値
ホルモンと分泌部位の組合せで正しいのはどれか。
1: サイロキシン ──── 副甲状腺
2: テストステロン ──── 前立腺
3: バソプレシン ──── 副腎皮質
4: プロラクチン ──── 下垂体前葉
血中濃度の測定にあたり食事の影響を考慮すべきホルモンはどれか。
1: グルカゴン
2: メラトニン
3: コルチゾール
4: バゾプレシン
下痢によって生じやすい電解質異常はどれか。
1: 低カリウム血症
2: 高カルシウム血症
3: 高ナトリウム血症
4: 低マグネシウム血症
一次脱水でみられるのはどれか。
1: 尿量の減少
2: 血漿浸透圧の低下
3: バソプレシンの分泌の抑制
4: 血漿ナトリウムイオン濃度の低下
ホルモンと産生部位の組合せで正しいのはどれか。
1: エリスロポエチン ──── 腎臓
2: アドレナリン ──── 副腎皮質
3: 成長ホルモン ──── 視床下部
4: レニン ──── 膵臓
細胞外液に比べて細胞内液で濃度が高いのはどれか。
1: カルシウム
2: ナトリウム
3: カリウム
4: クロール
慢性腎不全(chronic renal failure)によって起こるのはどれか。2つ選べ。
1: 低血圧
2: 低リン血症
3: 低カリウム血症
4: 低カルシウム血症
5: 代謝性アシドーシス