第107回午後第74問の類似問題

第104回午前:第28問

低体温からの回復に伴う生体の反応はどれか。

1: 廃用

2: 発汗

3: ふるえ

4: 乳酸の蓄積

第111回午後:第52問

加齢に伴う高齢者の循環器系の変化で正しいのはどれか。

1: 運動時の心拍出量が増大する。

2: 拡張期血圧が上昇する。

3: 心室壁が厚くなる。

4: 脈圧が狭小化する。

第109回午前:第40問

壮年期の身体的特徴で正しいのはどれか。

1: 運動耐久力の向上

2: 明暗順応の低下

3: 持久力の向上

4: 臓器の萎縮

第107回午前:第12問

頻回の嘔吐で生じやすいのはどれか。

1: 血尿

2: 低体温

3: 体重増加

4: アルカローシス

第102回午後:第86問

加齢によって高齢者に脱水が起こりやすくなる理由はどれか。2つ選べ。

1: 骨量の減少

2: 筋肉量の減少

3: 末血管抵抗の増強

4: 渇中枢の感受性の低下

5: 腎臓のナトリウム保持機能の亢進

第102回午後:第41問

人工呼吸器による陽圧換気によって生じるのはどれか。

1: 肺水腫(pulmonary edema)

2: 脳内出血(intracerebral hemorrhage)

3: 胃液分泌の低下

4: 心拍出量の低下

第110回午後:第44問

Aさん(34歳、女性)は、気管支喘息bronchial asthmaで定期的に通院をしている。朝から喘息発作があり呼吸困難が生じたため、救急外来を受診した。  経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%、動脈血液ガス分析(room air)で動脈血酸素分圧〈PaO2〉90Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉55Torr、pH7.30、HCO3-25mEq/Lであった。  Aさんの状態で考えられるのはどれか。

1: 呼吸性アシドーシス

2: 呼吸性アルカローシス

3: 代謝性アシドーシス

4: 代謝性アルカローシス

Aちゃん(生後3か月)は、体重 2,850gで出生した。Aちゃんは、出生直後から心雑音を認め、中等度の心室中隔欠損症(ventricular septal defect)と診断された。強心薬と利尿薬との内服で経過観察していた。昨日から喘鳴と哺乳力低下とがみられるようになり、心不全の治療のため入院となった。入院時、Aちゃんは体重 5,050g、体温 37.6 ℃、呼吸数52 /分、発汗が著明である。チアノーゼはみられない。ミルクは約 100 ml/回を1日6、7回哺乳している。

第101回午前:第109問

Aちゃんの血行動態で正しいのはどれか。

1: 肺血流量の増加

2: 右心室から左心室への短絡

3: 大動脈から肺動脈への短絡

4: 大静脈から還流する血液量の増加

第106回午前:第15問

せん妄の誘発因子はどれか。

1: 身体拘束

2: 心血管障害

3: 低栄養状態

4: 電解質バランス異常

第104回午後:第26問

内臓痛が生じるのはどれか。

1: 臓器の切開

2: 管腔臓器の受動的な過伸展

3: 細胞内カリウムイオン濃度の上昇

4: 細胞外ナトリウムイオン濃度の上昇

第105回午前:第28問

一次脱水でみられるのはどれか。

1: 尿量の減少

2: 血漿浸透圧の低下

3: バソプレシンの分泌の抑制

4: 血漿ナトリウムイオン濃度の低下

第107回午後:第39問

ノンレム睡眠中の状態で正しいのはどれか。

1: 骨格筋が弛緩している。

2: 夢をみていることが多い。

3: 大脳皮質の活動が低下している。

4: 組織の新陳代謝が低下している。

第105回午前:第2問

運動習慣が身体機能に与える影響で正しいのはどれか。

1: 筋肉量の減少

2: 体脂肪率の増加

3: 最大換気量の減少

4: 基礎代謝量の増加

第102回午後:第19問

温罨法の作用で正しいのはどれか。

1: 平滑筋が緊張する。

2: 局所の血管が収縮する。

3: 知覚神経の興奮を鎮静する。

4: 細胞の新陳代謝を抑制する。

第108回午後:第14問

浮腫の原因となるのはどれか。

1: 膠質浸透圧の上昇

2: リンパ還流の不全

3: 毛細血管内圧の低下

4: 毛細血管透過性の低下

第102回午前:第84問

所見と病態の組合せで正しいのはどれか。

1: Raynaud〈レイノー〉現象 ─ 四肢末端の虚血

2: 頸静脈の怒張 ─ 左心系の循環障害

3: 全身性浮腫 ─ リンパ管の還流障害

4: チアノーゼ ─ 還元ヘモグロビンの減少

5: 上室性期外収縮 ─ 心室から発生する異所性興奮

第109回午前:第9問

死の三徴候に含まれるのはどれか。

1: 筋の弛緩

2: 角膜の混濁

3: 呼吸の停止

4: 呼名反応の消失

第111回午後:第51問

高齢者が術後に呼吸器合併症を発症しやすい理由はどれか。

1: 1秒率の減少

2: 残気量の減少

3: 嚥下反射の亢進

4: 気道の線毛運動の亢進

第101回午前:第52問

肺気腫(pulmonary emphysema)の患者が、歩行時の息切れが強くなってきたため受診した。呼吸数は34/分で、口唇のチアノーゼがみられた。 この患者について正しいのはどれか。

1: 1回換気量が増加している。

2: 病状が進行すると PaCO2が上昇する。

3: 呼気よりも吸気を促すと効果的である。

4: 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は上昇している。

第100回午前:第26問

体温の調節機構で正しいのはどれか。

1: 体温の調節中枢は脳幹にある。

2: 体温が上昇すると、骨格筋は収縮する。

3: 体温が上昇すると、汗腺は活性化される。

4: 体温が低下すると、皮膚の血流は増加する。