第107回午前第87問の類似問題

第104回午後:第31問

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症 (human immunodeficiency virus infection) で正しいのはどれか。

1: 経皮感染する。

2: 無症候期がある。

3: DNA ウイルスによる。

4: 血液中の B 細胞に感染する。

第111回午後:第46問

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉human immunodeficiency virus infection感染症で正しいのはどれか。

1: 空気感染する。

2: 無症候期がある。

3: DNAウイルスによる。

4: 血液中のBリンパ球に感染する。

第109回午前:第45問

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染している患者で、後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome)(AIDS)の状態にあると判断できる疾患はどれか。

1: 季節性インフルエンザ(seasonal influenza)

2: ニューモシスチス肺炎(pneumocystis pneumonia)

3: ノロウイルス性腸炎(norovirus enteritis)

4: 単純性膀胱炎(uncomplicated cystitis)

第105回午前:第82問

ヒト免疫不全ウイルス<HIV>の感染経路で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 感染者の嘔吐物との接触

2: 感染者の咳による曝露

3: 感染者の糞便との接触

4: 感染者からの輸血

5: 感染者との性行為

第102回午後:第77問

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉が感染する細胞はどれか。

1: 好中球

2: 形質細胞

3: Bリンパ球

4: ヘルパー〈CD4陽性〉Tリンパ球

5: 細胞傷害性〈CD8陽性〉Tリンパ球

第102回午前:第69問

性感染症〈STD〉(sexually transmitted disease)について正しいのはどれか。

1: 経口避妊薬の内服が予防に有効である。

2: 患者のパートナーは治療の対象ではない。

3: 10代では性器ヘルペス(genital herpes)の罹患が最も多い。

4: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis)の罹患は不妊症(infertility)の危険因子である。

第108回午後:第86問

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に基づく五類感染症はどれか。2つ選べ。

1: 後天性免疫不全症候群(AIDS)(acquired immunodeficiency syndrome)

2: 腸管出血性大腸菌感染症(enterohemorrhagic E.coli infection)

3: つつが虫病(tsutsugamushi disease)

4: 日本脳炎(Japanese encephalitis)

5: 梅毒(syphilis)

第104回午前:第76問

平成 24 年(2012 年)の国連エイズ合同計画〈UNAIDS〉の報告において、ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉陽性者が最も多い地域はどれか。

1: 東アジア

2: 北アメリカ

3: オセアニア

4: サハラ以南のアフリカ

Aさん(20歳、女性、大学生)は、最近、同じ大学に所属するパートナー(21歳、男性)との性交後に白色帯下が増えた。外陰部に腫瘤はみられず搔痒感や痛みはないが、時々、下腹部に痛みがあった。Aさんは性感染症<STD>(sexually transmitted disease)を疑い、1人で産婦人科クリニックを受診した。診察時の体温36.8 ℃、脈拍62/分であった。

第105回午前:第106問

Aさんの状態に最もあてはまる性感染症<STD>(sexually transmitted disease)はどれか。

1: 性器ヘルペス(genital herpes)

2: 尖圭コンジローマ(condyloma acuminatum)

3: 腟トリコモナス症(vaginal tricomonas infection)

4: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis)

第106回午前:第86問

麻疹(measles)に関して正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 合併症として脳炎がある。

2: 感染力は発疹期が最も強い。

3: 効果的な抗ウイルス薬がある。

4: 2回のワクチン定期接種が行われている。

5: エンテロウイルスの感染によって発症する。

Aさん(20歳、女性、大学生)は、最近、同じ大学に所属するパートナー(21歳、男性)との性交後に白色帯下が増えた。外陰部に腫瘤はみられず搔痒感や痛みはないが、時々、下腹部に痛みがあった。Aさんは性感染症<STD>(sexually transmitted disease)を疑い、1人で産婦人科クリニックを受診した。診察時の体温36.8 ℃、脈拍62/分であった。

第105回午前:第107問

Aさんは「彼とは交際を続けたいので、性感染症<STD>(sexually transmitted disease)のことは黙っていてもよいですか。今日、相談に来たことも彼には話していません」と看護師に話した。 Aさんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1: パートナーには話さなくてもよいと伝える。

2: パートナーに来院を促す電話をすると伝える。

3: Aさんが通う大学の保健センターの看護師に相談するよう勧める。

4: 性感染症<STD>(sexually transmitted disease)に罹患したことをAさんからパートナーに伝えるよう勧める。

第106回午前:第63問

妊婦の感染症と児への影響の組合せで正しいのはどれか。

1: 風疹(rubella) ──── 白内障(cataract)

2: 性器ヘルペス(genital herpes) ──── 聴力障害

3: トキソプラズマ症(toxoplasmosis) ──── 先天性心疾患(congenital heart disease)

4: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis) ──── 小頭症(microcephaly)

第100回午前:第13問

空気感染するのはどれか。

1: 結核菌

2: 腸管出血性大腸菌

3: ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉

4: メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉

Aさん(20歳、女性、大学生)は、最近、同じ大学に所属するパートナー(21歳、男性)との性交後に白色帯下が増えた。外陰部に腫瘤はみられず搔痒感や痛みはないが、時々、下腹部に痛みがあった。Aさんは性感染症<STD>(sexually transmitted disease)を疑い、1人で産婦人科クリニックを受診した。診察時の体温36.8 ℃、脈拍62/分であった。

第105回午前:第108問

Aさんは医師から「パートナーにも感染の可能性があるので性交渉をしないように」と説明を受けた。Aさんは看護師に「パートナーとはいつから性交渉をしてもよいですか」と相談した。 性交渉を再開する時期の説明で正しいのはどれか。

1: 処方された内服薬をAさんが飲み終えた後

2: Aさんの性感染症<STD>(sexually transmitted disease)の症状がなくなった後

3: パートナーが性感染症<STD>(sexually transmitted disease)の検査を受けた後

4: Aさんとパートナーの性感染症<STD>(sexually transmitted disease)の治癒が確認された後

第110回午後:第30問

感染症と感染経路の組合せで正しいのはどれか。

1: 結核tuberculosis ── 接触感染

2: 麻疹measles ── 空気感染

3: マラリアmalaria ── 飛沫感染

4: インフルエンザinfluenza ── 経口感染

第100回午前:第81問

感染予防のために、献血された血液のスクリーニング検査の対象となる疾患はどれか。

1: 麻疹(measles)

2: 結核(tuberculosis)

3: C型肝炎(hepatitis C)

4: 伝染性単核球症(infectious mononucleosis)

5: クラミジア感染症(chlamydial infection)

A さん(14 歳、男子、中学生)は、両親と弟( 7 歳)との 4 人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィー (Duchenne muscular dystrophy) で 2 年前に誤嚥性肺炎 (aspiration pneumonia) を繰り返し、経鼻経管栄養法と在宅酸素療法とを開始した。その後、呼吸障害が進行し、非侵襲的陽圧換気による呼吸管理目的で入院した。A さんは「特別支援学校に戻って友達に会いたい。夜に使うマスクに早く慣れたい」と訴えた。A さんは自宅に戻って訪問看護を利用する予定である。身体障害者手帳(肢体不自由 1 級)が交付されている。

第104回午前:第117問

退院後 6 か月。A さんは特別支援学校に通学している。弟の小学校でインフルエンザが例年より早い時期から流行し始めた。弟はインフルエンザの予防接種を受けていた。A さんの母親は「A にインフルエンザがうつらないか心配です」と訪問看護師に話した。母親への訪問看護師の助言として最も適切なのはどれか。

1: 「A さんを隔離しましょう」

2: 「ショートステイを利用してみましょう」

3: 「予防接種について主治医に相談してみましょう」

4: 「弟さんは予防接種を受けているので A さんにはうつりませんよ」

第100回午後:第90問

女性の不妊症(infertility)の原因になる可能性がある性感染症〈STD〉はどれか。2つ選べ。

1: 梅毒(syphilis)

2: 淋菌感染症(gonococcal infection)

3: 性器ヘルペス(genital herpes)

4: 尖圭コンジローマ(condyloma acuminatum)

5: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis)

第104回午前:第59問

インフルエンザが流行しているが、小規模多機能型居宅介護を行う事業所では罹患者はいない。この事業所で看護師が行う罹患予防の対策で最も適切なのはどれか。

1: 宿泊の利用を断る。

2: 湿度を 10 %以下に保つ。

3: 利用者に手洗いを勧める。

4: 利用者に予防的に抗インフルエンザ薬を与薬する。