第105回午前第106問の類似問題

第106回午前:第2問

平成25年(2013年)の感染症発生動向調査による年間の性感染症〈STD〉(sexually transmitted disease)報告数で最も多いのはどれか。

1: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis )

2: 尖圭コンジローマ(condyloma acuminatum )

3: 性器ヘルペス(genital herpes)

4: 淋菌感染症(gonococcal infection)

第102回午前:第69問

性感染症〈STD〉(sexually transmitted disease)について正しいのはどれか。

1: 経口避妊薬の内服が予防に有効である。

2: 患者のパートナーは治療の対象ではない。

3: 10代では性器ヘルペス(genital herpes)の罹患が最も多い。

4: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis)の罹患は不妊症(infertility)の危険因子である。

Aさん(20歳、女性、大学生)は、最近、同じ大学に所属するパートナー(21歳、男性)との性交後に白色帯下が増えた。外陰部に腫瘤はみられず搔痒感や痛みはないが、時々、下腹部に痛みがあった。Aさんは性感染症<STD>(sexually transmitted disease)を疑い、1人で産婦人科クリニックを受診した。診察時の体温36.8 ℃、脈拍62/分であった。

第105回午前:第107問

Aさんは「彼とは交際を続けたいので、性感染症<STD>(sexually transmitted disease)のことは黙っていてもよいですか。今日、相談に来たことも彼には話していません」と看護師に話した。 Aさんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1: パートナーには話さなくてもよいと伝える。

2: パートナーに来院を促す電話をすると伝える。

3: Aさんが通う大学の保健センターの看護師に相談するよう勧める。

4: 性感染症<STD>(sexually transmitted disease)に罹患したことをAさんからパートナーに伝えるよう勧める。

第100回午後:第90問

女性の不妊症(infertility)の原因になる可能性がある性感染症〈STD〉はどれか。2つ選べ。

1: 梅毒(syphilis)

2: 淋菌感染症(gonococcal infection)

3: 性器ヘルペス(genital herpes)

4: 尖圭コンジローマ(condyloma acuminatum)

5: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis)

Aさん(20歳、女性、大学生)は、最近、同じ大学に所属するパートナー(21歳、男性)との性交後に白色帯下が増えた。外陰部に腫瘤はみられず搔痒感や痛みはないが、時々、下腹部に痛みがあった。Aさんは性感染症<STD>(sexually transmitted disease)を疑い、1人で産婦人科クリニックを受診した。診察時の体温36.8 ℃、脈拍62/分であった。

第105回午前:第108問

Aさんは医師から「パートナーにも感染の可能性があるので性交渉をしないように」と説明を受けた。Aさんは看護師に「パートナーとはいつから性交渉をしてもよいですか」と相談した。 性交渉を再開する時期の説明で正しいのはどれか。

1: 処方された内服薬をAさんが飲み終えた後

2: Aさんの性感染症<STD>(sexually transmitted disease)の症状がなくなった後

3: パートナーが性感染症<STD>(sexually transmitted disease)の検査を受けた後

4: Aさんとパートナーの性感染症<STD>(sexually transmitted disease)の治癒が確認された後

第106回午前:第63問

妊婦の感染症と児への影響の組合せで正しいのはどれか。

1: 風疹(rubella) ──── 白内障(cataract)

2: 性器ヘルペス(genital herpes) ──── 聴力障害

3: トキソプラズマ症(toxoplasmosis) ──── 先天性心疾患(congenital heart disease)

4: 性器クラミジア感染症(genital chlamydiosis) ──── 小頭症(microcephaly)

第107回午前:第87問

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症(human immunodeficiency virus infection)について適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 本人より先に家族に病名を告知する。

2: 国内では異性間性的接触による感染が最も多い。

3: 適切な対応によって母子感染率を下げることができる。

4: 性行為の際には必ずコンドームを使用するよう指導する。

5: HIVに感染していれば後天性免疫不全症候群〈AIDS〉(acquired immunodeficiency syndrome)と診断できる。

第109回午前:第45問

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染している患者で、後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome)(AIDS)の状態にあると判断できる疾患はどれか。

1: 季節性インフルエンザ(seasonal influenza)

2: ニューモシスチス肺炎(pneumocystis pneumonia)

3: ノロウイルス性腸炎(norovirus enteritis)

4: 単純性膀胱炎(uncomplicated cystitis)

第105回午前:第82問

ヒト免疫不全ウイルス<HIV>の感染経路で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 感染者の嘔吐物との接触

2: 感染者の咳による曝露

3: 感染者の糞便との接触

4: 感染者からの輸血

5: 感染者との性行為

第108回午後:第86問

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に基づく五類感染症はどれか。2つ選べ。

1: 後天性免疫不全症候群(AIDS)(acquired immunodeficiency syndrome)

2: 腸管出血性大腸菌感染症(enterohemorrhagic E.coli infection)

3: つつが虫病(tsutsugamushi disease)

4: 日本脳炎(Japanese encephalitis)

5: 梅毒(syphilis)

第104回午後:第31問

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症 (human immunodeficiency virus infection) で正しいのはどれか。

1: 経皮感染する。

2: 無症候期がある。

3: DNA ウイルスによる。

4: 血液中の B 細胞に感染する。

第102回午前:第75問

体幹部の写真を別に示す。最も疑われるウイルス感染症はどれか。

555_1

1: 伝染性軟属腫(molluscum contagiosum)

2: 伝染性紅斑(erythema infectiosum)

3: 水痘(varicella)

4: 風疹(rubella)