国民健康保険で正しいのはどれか。
1: 被用者保険である。
2: 保険者は国である。
3: 高額療養費制度がある。
4: 保険料は加入者の年齢で算出する。
訪問看護の利用者の特徴として正しいのはどれか。
1: 年齢は65〜69歳が最も多い。
2: 要介護度は要支援2が最も多い。
3: 脳血管疾患(cerebrovascular disease)を含む循環器系疾患(circulatory disease)が最も多い。
4: 介護保険よりも医療保険によるサービス受給者が多い。
看護師等の人材確保の促進に関する法律に規定されている内容で、正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 看護師免許の申請
2: 保健師等再教育研修
3: 看護師等就業協力員の委嘱
4: 看護師等学校養成所の指定
5: 都道府県ナースセンターの指定
医療法で規定されているのはどれか。2つ選べ。
1: 保健所
2: 特定機能病院
3: 地方衛生研究所
4: 市町村保健センター
5: 医療安全支援センター
日本の医療提供施設について正しいのはどれか。
1: 病院数は1995年から増加傾向である。
2: 2013年の人口対病床数は先進国の中で最も多い。
3: 介護老人保健施設数は2000年から減少傾向である。
4: 精神科の平均在院日数は1990年から先進国で最短である。
乳幼児健康診査を規定しているのはどれか。
1: 母子保健法
2: 児童福祉法
3: 次世代育成支援対策推進法
4: 児童虐待の防止等に関する法律
介護保険の第2号被保険者は、[ ]歳以上 65歳未満の医療保険加入者である。 [ ]に入る数字で正しいのはどれか。
1: 25
2: 30
3: 35
4: 40
介護保険制度における施設サービス費の原則的な利用者負担の割合はどれか。
1: 1割
2: 2割
3: 3割
4: 5割
高齢者の看護に活用できる理論とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1: 離脱理論 ──── 高齢者の活動の権利を擁護する。
2: 生涯発達理論 ──── 高齢者が生産活動に関与することで老化に適応する。
3: ストレングスモデル ──── 高齢者の強みを援助者が見出す。
4: マズロー(Maslow, A.H.)のニード論 ──── 高齢者が人生を振り返り意味を発見する。
介護保険制度の開始後、認定者数の増加が最も著しいのはどれか。
1: 要支援(2006年度からは要支援1と要支援2)
2: 要介護2
3: 要介護4
4: 要介護5
平成25年度(2013年度)の「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」における養介護施設従事者等による虐待で最も多いのはどれか。
1: 性的虐待
2: 介護等放棄
3: 身体的虐待
4: 心理的虐待
5: 経済的虐待
高齢者の総合機能評価〈CGA〉について正しいのはどれか。
1: 介護者の介護負担は含まない。
2: 多職種チームで結果を共有する。
3: 疾患の改善を目指すことが目的である。
4: 主な対象者は重度の要介護高齢者である。
医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するにあたり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならないことを定めているのはどれか。
1: 医療法
2: 健康保険法
3: 地域保健法
4: 個人情報の保護に関する法律
認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)で正しいのはどれか。
1: 光熱費は自己負担である。
2: 12人を1つのユニットとしている。
3: 看護師の配置が義務付けられている。
4: 介護保険制度の施設サービスである。
5: 臨死期は提携している病院に入院する。
A ちゃん(10 歳、女児)は、両親と 3 人で暮らしている。発熱と顔色不良とを主訴に受診し入院した。血液検査データは、Hb 7.5 g/dL、白血球 75,000/μL、血小板 4 万/μLであった。骨髄検査の結果、急性リンパ性白血病 (acute lymphocytic leukemia) と診断された。医師が両親と A ちゃんに対し、病名と今後の抗癌薬治療および入院期間について説明した。両親はショックを受けていたが現実を受け止め、今後の治療や入院生活について質問し、経済的な不安を訴えた。
両親に情報提供する社会資源として最も適切なのはどれか
1: 養育医療
2: 自立支援医療
3: 児童扶養手当
4: 高額療養費制度
5: 小児慢性特定疾病の医療費助成
現在の日本の終末期医療において、患者の将来の自己決定能力の低下に備えて、患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し、患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。 この内容を示すのはどれか。
1: グリーフケア
2: 代理意思決定の支援
3: アドバンス・ケア・プランニング
4: アドバンスディレクティブ〈事前指示〉の支援
高齢者のエイジズムについて正しいのはどれか。
1: 高齢者の価値を認めるものである。
2: 高齢者の権利を擁護するものである。
3: 高齢者を生活環境の違いで区別するものである。
4: 高齢者という理由で不当な扱いをするものである。
Aさん(80歳、男性)は、(妻80歳)と2人暮らし。血管性認知症(vascular dementia)でパーキンソニズムがみられる。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクⅡb、要介護2。普段は妻がAさんの身の回りの世話をしているが、妻が入院したため短期入所療養介護のサービスを受けることになった。入所時のAさんは歩行開始困難、加速歩行、すくみ足などの歩行障害がみられた。Aさんは「最近、家の中でつまずくことが多くなりました」と入所中の施設の看護師に話した。
Aさんは「もっと歩けるようになりたい。妻の負担にならずに生活できるようになりたい」と話している。退所後にAさんが利用する介護給付におけるサービスで最も適切なのはどれか。
1: 訪問介護
2: 療養通所介護
3: 通所リハビリテーション
4: 認知症対応型共同生活介護<認知症高齢者グループホーム>
妊婦健康診査を受診する時間を確保するために妊婦が事業主に請求できることを規定している法律はどれか。
1: 母子保健法
2: 労働基準法
3: 育児介護休業法
4: 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律〈男女雇用機会均等法〉
看護師の免許の取消しを規定するのはどれか。
1: 刑法
2: 医療法
3: 保健師助産師看護師法
4: 看護師等の人材確保の促進に関する法律