第101回午前第59問の類似問題

第103回午前:第55問

高齢者のエイジズムについて正しいのはどれか。

1: 高齢者の価値を認めるものである。

2: 高齢者の権利を擁護するものである。

3: 高齢者を生活環境の違いで区別するものである。

4: 高齢者という理由で不当な扱いをするものである。

第106回午前:第54問

高齢者の看護において目標志向型思考を重視する理由で最も適切なのはどれか。

1: 疾患の治癒促進

2: 老化現象の進行の抑制

3: 病態の関連図の作成の効率化

4: 生活全体を豊かにするケアの実践

第105回午前:第50問

エイジズムを示す発言はどれか。

1: 「介護を要する高齢者を社会で支えるべきだ」

2: 「後期高齢者は車の運転免許証を返納するべきだ」

3: 「認知症(dementia)の患者の治療方針は医療従事者が決めるべきだ」

4: 「高齢者が潜在的に持つ力を発揮できるような環境を整えるべきだ」

第108回午後:第47問

サクセスフルエイジングの説明で適切なのはどれか。

1: 老化の過程にうまく適応する。

2: 権威のある者によって一方的に守られる。

3: 生命あるものに共通して起こる現象である。

4: 社会的な役割から離脱することで自由になる。

第102回午後:第49問

精神看護に関連する理論と理論家の組合せで正しいのはどれか。

1: 現存在分析 ─ フロイト,S.(Freud,S.)

2: ストレス理論 ─ シュナイダー,K.(Schuneider,K.)

3: 精神発達理論 ─ オレム,D.(Orem,D.)

4: 患者-看護師関係 ─ ペプロウ,E.(Peplau,E.)

第100回午後:第67問

親の介護を行うことになった夫婦のうち、家族発達理論に基づき介護力が最も強いと考えられるのはどれか。

1: 子どものない20代の新婚の夫婦

2: 1歳の子どもがいる30代の夫婦

3: 大学生の子どもがいる50代の夫婦

4: 子どもが独立したあとの70代の夫婦

第109回午後:第35問

高齢者の虐待防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律<高齢者虐待防止法>で、措置された高齢者が入所する社会福祉施設はどれか。

1: 有料老人ホーム

2: 特別養護老人ホーム

3: 高齢者生活福祉センター

4: サービス付き高齢者向け住宅

第111回午前:第55問

高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。

1: 症状の出現は定型である。

2: 治療の効果が現れやすい。

3: 疾患の発生に心理的要因の影響は少ない。

4: 薬物の副作用〈有害事象〉が発生しやすい。

第108回午後:第48問

判断能力が不十分な認知症高齢者の権利擁護を目的とするのはどれか。

1: 公的年金制度

2: 生活保護制度

3: 後期高齢者医療制度

4: 日常生活自立支援事業

第105回午後:第57問

こころのバリアフリー宣言の目的で正しいのはどれか。

1: 身体障害者の人格の尊重

2: 高齢者の社会的な孤立の予防

3: 精神疾患に対する正しい理解の促進

4: 精神科に入院している患者の行動制限の最小化

第101回午前:第72問

厚生労働省のこころのバリアフリー宣言の目的で正しいのはどれか。

1: 精神疾患への偏見をなくすための正しい理解の促進

2: 高齢者の孤立を防ぐためのふれあいのある社会づくり

3: 身体障害者の人格を尊重するためのバリアフリー化の推進

4: 引きこもりから社会参加を試みる際の障壁を軽減する支援

第110回午後:第48問

後期高齢者医療制度が定められているのはどれか。

1: 介護保険法

2: 老人福祉法

3: 高齢者の医療の確保に関する法律

4: 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律〈医療介護総合確保推進法〉

第110回午後:第50問

平成25年(2013年)の高齢者の地域社会への参加に関する意識調査で、高齢者が参加している活動のうち割合が最も多いのはどれか。

1: 教育・文化

2: 子育て支援

3: 生涯・就業

4: 健康・スポーツ

Aさん(80歳、男性)は、(妻80歳)と2人暮らし。血管性認知症(vascular dementia)でパーキンソニズムがみられる。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ランクⅡb、要介護2。普段は妻がAさんの身の回りの世話をしているが、妻が入院したため短期入所療養介護のサービスを受けることになった。入所時のAさんは歩行開始困難、加速歩行、すくみ足などの歩行障害がみられた。Aさんは「最近、家の中でつまずくことが多くなりました」と入所中の施設の看護師に話した。

第109回午前:第102問

Aさんは「もっと歩けるようになりたい。妻の負担にならずに生活できるようになりたい」と話している。退所後にAさんが利用する介護給付におけるサービスで最も適切なのはどれか。

1: 訪問介護

2: 療養通所介護

3: 通所リハビリテーション

4: 認知症対応型共同生活介護<認知症高齢者グループホーム>

第105回午前:第49問

ハヴィガースト, R. J.(Havighurst, R. J.)による発達課題のうち、老年期の発達課題はどれか。

1: 健康の衰退に適応する。

2: 大人の余暇活動を充実する。

3: 個人としての自立を達成する。

4: 大人の社会的な責任を果たす。

第102回午後:第63問

介護保険サービスについて正しいのはどれか。

1: 福祉用具の貸与は無償で受けられる。

2: 要支援の高齢者は介護老人保健施設に入所できる。

3: 小規模多機能型居宅介護では泊まり(ショートステイ)は提供しない。

4: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)ではユニットケアを実施している。

第110回午前:第8問

ハヴィガースト, R. J. Havighurst, R. Jが提唱する老年期の発達課題はどれか。

1: 子どもを育てる。

2: 退職と収入の減少に適応する。

3: 社会的責任をともなう行動を望んでなしとげる。

4: 男性あるいは女性としての社会的役割を獲得する。

第101回午前:第58問

人口の高齢化に関連した指標の説明で正しいのはどれか。

1: 60歳以上の人口割合を高齢化率という。

2: 老年人口が35%を超えると超高齢社会である。

3: 高齢化社会から超高齢社会への所要期間を倍加年数という。

4: 生産年齢人口に対する老年人口の比を老年人口指数という。

第108回午前:第74問

地域包括ケアシステムにおける支援のあり方で、「互助」を示すのはどれか。

1: 高齢者が生活保護を受けること

2: 住民が定期的に体重測定すること

3: 要介護者が介護保険サービスを利用すること

4: 住民ボランティアが要支援者の家のごみを出すこと

第105回午前:第51問

高齢者の栄養管理について栄養サポートチーム<NST>と連携するときに、病棟看護師が行う看護活動で最も適切なのはどれか。

1: 同時期に他のサポートチームが介入しないようにする。

2: 栄養管理が不十分な高齢者のケアについて助言を得る。

3: 家族にも栄養サポートチーム<NST>の一員になるよう勧める。

4: 経管栄養法を行っている高齢者数を減らす方法を一緒に考える。