高齢者の総合機能評価CGA簡易版〈CGA7〉で評価するのはどれか。2つ選べ。
1: BMI
2: 意欲
3: 職業歴
4: 新機器の利用
5: 日常生活動作〈ADL〉
被験者が図形を描き写す内容が含まれる認知機能の評価はどれか。
1: 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準
2: Mini-Mental State Examination(MMSE)
3: 高齢者の総合機能評価CGA簡易版(CGA7)
4: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)
介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。
1: 家族の介護能力はアセスメントに含めない。
2: 介護支援専門員が要介護状態区分を判定する。
3: 利用者が介護サービス計画を作成することはできない。
4: モニタリングの結果に基づき介護サービス計画の修正を行う。
認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)で正しいのはどれか。
1: 光熱費は自己負担である。
2: 12人を1つのユニットとしている。
3: 看護師の配置が義務付けられている。
4: 介護保険制度の施設サービスである。
5: 臨死期は提携している病院に入院する。
高齢者の看護において目標志向型思考を重視する理由で最も適切なのはどれか。
1: 疾患の治癒促進
2: 老化現象の進行の抑制
3: 病態の関連図の作成の効率化
4: 生活全体を豊かにするケアの実践
介護老人保健施設に入所してきた高齢者のADLの評価で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 生活の様々な場面を評価する。
2: 入所前のADLは参考にしない。
3: 評価方法を多職種間で統一する。
4: 医師の診療時の評価を基準にする。
5: 長時間かかっても、できていれば自立と評価する。
介護保険制度における施設サービスはどれか。
1: 介護医療院サービス
2: 小規模多機能型居宅介護
3: サービス付き高齢者向け住宅
4: 認知症対応型共同生活介護〈認知症高齢者グループホーム〉
地域包括ケアシステムにおける支援のあり方で、「互助」を示すのはどれか。
1: 高齢者が生活保護を受けること
2: 住民が定期的に体重測定すること
3: 要介護者が介護保険サービスを利用すること
4: 住民ボランティアが要支援者の家のごみを出すこと
要介護2と認定された高齢者の在宅療養支援において、支援に関与する者とその役割の組合せで適切なのはどれか。
1: 介護支援専門員 ──── 家事の援助
2: 市町村保健師 ──── 居宅サービス計画書の作成
3: 訪問看護師 ──── 日常生活動作〈ADL〉の向上のための訓練
4: 訪問介護員 ──── 運動機能の評価
介護保険サービスについて正しいのはどれか。
1: 福祉用具の貸与は無償で受けられる。
2: 要支援の高齢者は介護老人保健施設に入所できる。
3: 小規模多機能型居宅介護では泊まり(ショートステイ)は提供しない。
4: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)ではユニットケアを実施している。
訪問看護の利用者の特徴として正しいのはどれか。
1: 年齢は65〜69歳が最も多い。
2: 要介護度は要支援2が最も多い。
3: 脳血管疾患(cerebrovascular disease)を含む循環器系疾患(circulatory disease)が最も多い。
4: 介護保険よりも医療保険によるサービス受給者が多い。
入所者または居住者が公的保険による訪問看護サービスを受けることができるのはどれか。2つ選べ。
1: 乳児院
2: 介護老人保健施設
3: 高齢者専用賃貸住宅
4: 介護療養型医療施設
5: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
判断能力が不十分な認知症高齢者の権利擁護を目的とするのはどれか。
1: 公的年金制度
2: 生活保護制度
3: 後期高齢者医療制度
4: 日常生活自立支援事業
地域包括ケアシステムについて正しいのはどれか。
1: 都道府県を単位として構築することが想定されている。
2: 75歳以上の人口が急増する地域に重点が置かれている。
3: 本人・家族の在宅生活の選択と心構えが前提条件とされている。
4: 地域特性にかかわらず同じサービスが受けられることを目指している。
介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。
1: スクリーニングで介護保険の対象の可否を判断する。
2: アセスメントで利用者の疾患を診断する。
3: 利用者は居宅介護サービス計画書を作成できない。
4: ケアサービスの提供と同時にモニタリングを行う。
5: ケアマネジメントの終了は介護支援専門員が決定する。
後期高齢者医療制度が定められているのはどれか。
1: 介護保険法
2: 老人福祉法
3: 高齢者の医療の確保に関する法律
4: 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律〈医療介護総合確保推進法〉
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)について正しいのはどれか。
1: 20人の生活単位を基本とする。
2: 看護職員の配置が義務づけられている。
3: 介護保険制度における地域密着型サービスである。
4: 連続して利用できる期間は原則3か月以内である。
健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。
1: サービス対象は75歳以上である。
2: 訪問看護師が訪問看護計画を立案する。
3: 要介護状態区分に応じて区分支給限度基準額が定められている。
4: 利用者の居宅までの訪問看護師の交通費は、診療報酬に含まれる。
高齢者に対する生活史の聴き方で適切なのはどれか。
1: 認知機能の評価尺度を用いる。
2: 事実と異なる聴取内容を訂正する。
3: 話を聴く前に文書による同意を得る。
4: 高齢者が話しやすい時代の思い出から聴く。
高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。
1: 症状の出現は定型である。
2: 治療の効果が現れやすい。
3: 疾患の発生に心理的要因の影響は少ない。
4: 薬物の副作用〈有害事象〉が発生しやすい。