第104回午前第94問の類似問題

第108回午後:第25問

腎機能を示す血液検査項目はどれか。

1: 中性脂肪

2: ビリルビン

3: AST(GOT)

4: クレアチニン

5: LDLコレステロール

第103回午後:第84問

肝硬変 (cirrhosis)でみられる検査所見はどれか。2つ選べ。

1: 血小板増多

2: 尿酸値上昇

3: 血清アルブミン値低下

4: 血中アンモニア値上昇

5: プロトロンビン時間短縮

A市に住むBさん(40歳、経産婦)は、妊娠20週0日である。夫(42歳、会社員)、長女のCちゃん(5歳)の3人暮らし。朝食を終えた午前8時、大規模災害が発生し、夫は倒壊した家屋に両下肢が挟まれ身動きがとれなくなった。一緒にいたBさんとCちゃんは無事だったが、慌てるBさんのそばでCちゃんは泣きながら座りこんでいた。午前10時、夫は救助隊に救出されたが、下肢の感覚はなくなっていた。 病院に搬送された夫は、その日のうちに入院となった。

第110回午前:第118問

搬送直後の夫の血液検査データで、高値が予想されるのはどれか。2つ選べ。

1: カリウム

2: カルシウム

3: ヘモグロビン〈Hb〉

4: 総コレステロール

5: クレアチンキナーゼ〈CK〉

第109回午前:第52問

老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。

1: 血中蛋白の低下ー薬効の減少

2: 腎血流量の低下ー薬効の減少

3: 肝血流量の低下ー薬効の増大

4: 消化機能の低下ー薬効の増大

第107回午前:第15問

肝障害の指標となる血液生化学検査の項目はどれか。

1: CRP

2: 尿素窒素

3: アミラーゼ

4: ALT〈GPT〉

第102回午後:第62問

加齢による身体生理機能の変化とそれによって影響を受ける薬物動態の組合せで正しいのはどれか。

1: 体内水分量の減少 ─ 代謝

2: 体内脂肪量の増加 ─ 排泄

3: 血清アルブミンの減少 ─ 分布

4: 糸球体濾過値〈GFR〉の低下 ─ 吸収

第110回午後:第15問

痛風goutの患者の血液検査データで高値を示すのはどれか。

1: 尿酸

2: 尿素窒素

3: アルブミン

4: トリグリセリド

9歳のAちゃんは、2か月前から口渇、多飲および多尿があった。学校の健康診断で尿糖が陽性であったため、受診した。受診時の検査で、Aちゃんは血糖398mg/dl(食後3時間経過)、HbA1C9.3%、動脈血pH7.40、尿糖4+、尿ケトン体+で、1型糖尿病(type 1 diabetes mellitus)の疑いで入院した。

第100回午前:第112問

Aちゃんのアセスメントで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 高血糖

2: 浸透圧利尿

3: 腎機能の低下

4: ケトアシドーシス

5: グルカゴンの分泌低下

第105回午前:第23問

患者が自己採血で簡単に測定できるのはどれか。

1: 血糖

2: カリウム

3: カルシウム

4: アルブミン

Aさん(52歳、男性)は、 2か月で体重が7kg減少した。 2か月前から食事のつかえ感があるため受診した。検査の結果、胸部食道癌(thoracic esophageal cancer)と診断され、手術目的で入院した。

第101回午後:第94問

入院時の検査データは、Hb 9.5 g/dl、血清総蛋白 5.4 g/dl、アルブミン2.5 g/dl、 AST〈GOT〉24 I U/l、ALT〈GPT〉25 I U/l、γ-GTP 38 IU/l、尿素窒素 1 8 mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、プロトロンビン時間 82 %(基準 80〜120)であった。Aさんの状況で術後合併症のリスクとなるのはどれか。

1: 出血傾向

2: 腎機能障害

3: 低栄養状態

4: 肝機能障害

第105回午後:第15問

貧血(anemia)の診断に用いられるのはどれか。

1: 血糖値

2: 尿酸値

3: C反応性蛋白値

4: ヘモグロビン濃度

第101回午後:第14問

糖尿病(diabetes mellitus)の診断指標となるのはどれか。

1: 尿酸値

2: HbA1c

3: 赤血球沈降速度

4: プロトロンビン時間

第100回午前:第12問

貧血(anemia)の診断に用いられるのはどれか。

1: ヘモグロビン濃度

2: 収縮期血圧

3: 血糖値

4: 尿酸値

Aちゃん(11歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群(idiopathic nephrotic syndrome)を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。

第106回午後:第98問

Aちゃんは排尿回数が減少し、全身に浮腫が認められた。血圧は110/68mmHgであった。尿検査を行い、尿蛋白4袷であった。血液検査は、アルブミン1.3g/dL、総コレステロール350mg/dL、クレアチニン0.4mg/dL、Na130mEq/L、K4.5mEq/Lであった。特発性ネフローゼ症候群(idiopathic nephrotic syndrome)と診断され入院した。 Aちゃんが摂取を制限する必要があるのはどれか。

1: ナトリウム

2: カリウム

3: 蛋白質

4: 水分

5: リン

第109回午前:第13問

貧血(anemia)を診断する際の指標となる血液検査項目はどれか。

1: アルブミン<Alb>

2: ヘモグロビン<Hb>

3: フィブリノゲン

4: プロトロンビン時間<PT>

第102回午前:第45問

術前の検査値で創傷治癒の遅延因子となるのはどれか。

1: 血清アルブミン低値

2: 血清総ビリルビン低値

3: 糸球体濾過値〈GFR〉高値

4: 動脈血酸素分圧〈PaO2〉高値

第108回午前:第80問

血液中のカルシウムイオン濃度が低下した際に、ホルモン分泌量が増加するのはどれか。

1: 膵島

2: 甲状腺

3: 下垂体

4: 副腎皮質

5: 副甲状腺

第106回午後:第70問

病的な老化を示すのはどれか。

1: 肝臓の萎縮

2: 動脈の粥状硬化

3: 毛様体筋の機能低下

4: 心筋の弾性線維の減少

5: 膀胱の平滑筋の線維化

第102回午後:第45問

慢性腎不全(chronic renal failure)で透析導入を判断するときの指標となる検査はどれか。

1: 尿酸〈UA〉値

2: 糸球体濾過値〈GFR〉

3: 点滴静注腎盂造影〈DIP〉

4: PSP〈フェノールスルホンフタレイン〉15分値

第101回午後:第82問

慢性腎不全(chronic renal failure)で正しいのはどれか。

1: 高蛋白食が必要である。

2: 高カルシウム血症(hypercalcemia)となる。

3: 最も多い原因は腎硬化症(nephrosclerosis)である。

4: 糸球体濾過値〈GFR〉は正常である。

5: 代謝性アシドーシスを起こしやすい。