第108回午前第5問の類似問題

第111回午前:第24問

成人に対する一次救命処置〈BLS〉において、胸骨圧迫と人工呼吸の回数比は(  ):2である。  (  )に入るのはどれか。

1: 5

2: 10

3: 30

4: 50

第107回午後:第41問

成人に対する一次救命処置〈BLS〉において、胸骨圧迫と人工呼吸との回数比で正しいのはどれか。

1: 20対1

2: 20対2

3: 30対1

4: 30対2

第107回午後:第23問

呼びかけに反応はないが正常な呼吸がみられる傷病者に対して、まず行うべき対応はどれか。

1: 下肢を挙上する。

2: 胸骨圧迫を行う。

3: 回復体位をとる。

4: 自動体外式除細動器〈AED〉を装着する。

第104回午後:第12問

意識障害がある患者への救命救急処置で最も優先されるのはどれか。

1: 保温

2: 輸液

3: 酸素吸入

4: 気道確保

第111回午後:第17問

全身性けいれん発作を起こしている患者に最も優先して行うのはどれか。

1: 気道確保

2: 周囲の環境整備

3: 末梢静脈路の確保

4: 心電図モニターの装着

第101回午後:第88問

入院中の患者がベッド上で心肺停止状態となっていた。 発見した看護師が1人の場合、対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 家族に連絡する。

2: 医師を呼びに行く。

3: AEDを取りに行く。

4: 胸骨圧迫を開始する。

5: ナースコールでスタッフを呼ぶ。

午前 6時 30分、 A県立病院の看護師は勤務中に突然、立っていられないほどの大きな揺れを感じた。病院の電源は自家発電に切り替わり A県北部を震源とするマグニチュード 7.0の地震が発生したと院内放送があった。

第103回午後:第120問

看護師はトリアージを待っている被災者の 1人が床に倒れているのを発見した。看護師が最初に行う対応で適切なのはどれか。

1: 自動体外式除細動器〈AED〉を装着する。

2: 呼びかけに対する反応を確認する。

3: 胸骨圧迫を開始する。

4: 大声で人を呼ぶ。

第100回午前:第45問

スポーツ大会に参加していた成人男性のAさんが突然倒れ、心配停止になった。大会の保健管理担当の看護師が人工呼吸と心マッサージ(胸骨圧迫)を行っている。 この時点で看護師が周囲の人に出す指示で、優先されるのはどれか。

1: 「Aさんに大声で呼びかけてください」

2: 「AさんにAEDを装着してください」

3: 「Aさんの家族に連絡してください」

4: 「Aさんの血圧を測定してください」

第101回午後:第49問

災害時において最も優先して治療を行うのはどれか。

1: 胸髄以下の脊髄損傷(spinal cord injury)

2: 四肢の単純骨折(simple fracture)

3: 過換気症候群(hyperventilation syndrome)

4: 気道熱傷(burn of the respiratory tract)

第103回午後:第76問

大規模災害時のトリアージで緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。

1: 下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。

2: 自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。

3: 気道確保しても自発呼吸がない。

4: 開眼・閉眼の指示に応じる。

第100回午後:第47問

大規模災害時のトリアージで、緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。

1: 下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。

2: 自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。

3: 気道確保しても自発呼吸がない。

4: 開眼・閉眼の指示に応じる。

第110回午後:第40問

夜勤帯に看護師が病棟のトイレ内で倒れている患者を発見した。呼びかけても反応がない。  この看護師が最初に実施すべきなのはどれか。

1: 脈拍を確認する。

2: 胸骨圧迫を開始する。

3: トイレ内のナースコールで応援を呼ぶ。

4: 自動体外式除細動器〈AED〉を取りに行く。

第101回午後:第13問

全身性のけいれん発作時の対応で優先するのはどれか。

1: 血圧測定

2: 四肢の固定

3: 気道の確保

4: 静脈路の確保

Aさん (42歳、女性)は、2年前に筋萎縮性側索硬化症<ALS>(amyotrophic lateral sclerosis)の確定診断を受けた。夫( 50歳)と長女 (16歳)と自宅で過ごしている。Aさんは「なるべく口から食べるようにしたい」と話し、食事と併せて胃瘻から栄養剤の注入を行っている。要介護2の認定を受け、訪問看護および訪問介護を利用している。食事の介助を行う夫から、訪問看護師に「介助の方法が良くないのか、妻はうまく飲み込めていません」と相談の電話があった。

第105回午前:第116問

6か月後、Aさんは呼吸障害と嚥下障害とが進行し、気管切開による人工呼吸療法を開始するために入院した。 退院に向けて病棟看護師が行う家族への気管内吸引の説明として最も適切なのはどれか。

1: 夜間に定期的な吸引を行う。

2: 就寝前に体位ドレナージを行う。

3: 気道内圧が低下したら吸引する。

4: 吸引時は気管カニューレのカフ圧を上げる。

第109回午前:第58問

幼児の心肺蘇生における胸骨圧迫の方法で正しいのはどれか。

1: 胸骨中央下部を圧迫する。

2: 実施者の示指と中指とで行う。

3: 1分間に60回を目安に行う。

4: 1回の人工呼吸につき3回行う。

第110回午前:第68問

夜勤帯に、A看護師がスタッフステーションで抗菌薬の点滴静脈内注射を準備しているときに、発汗した患者から寝衣交換の依頼があり、別の患者から口渇で飲水したいという希望があった。直後に患者に装着されている人工呼吸器のアラームが鳴った。他の看護師は別の病室で重症者のケアをしている。  A看護師が最も優先すべきなのはどれか。

1: 点滴静脈内注射の準備

2: 発汗した患者の寝衣交換

3: 飲水を希望する患者への対応

4: 人工呼吸器を装着している患者の観察

第104回午後:第74問

災害急性期における精神障害者への看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1: 名札の着用を指示する。

2: 災害の状況については説明しない。

3: 不眠が続いても一時的な変化と判断する。

4: 服薬している薬剤を中断しないように支援する。

Aさん(89歳、女性)は、息子夫婦と3人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準A-2。腹部膨満感とふらつきを自覚したため受診したところ、原発不明の癌による多臓器への転移と腹水貯留が認められ、入院した。入院時に、医師からAさんと家族に、回復の見込みが低いことが伝えられた。看護師に、Aさんは「もう十分長生きできましたから、自然に最期を迎えたいです」と話した。 身体所見:身長148cm、体重43kg、腹囲80cm。体温36.8℃、血圧128/80mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)97%。意識レベル清明。 検査所見:Hb 6.9g/dL、総蛋白4.5g/dL、アルブミン2.9g/dL、AST(GOT)45IU/L(U/L)、AST(GOT)60IU/L(U/L)、Na 130mEq/L、K 4.2mEq/L。

第108回午前:第102問

1週後、Aさんは反応がなくなり、尿量の減少、血圧の低下、下顎呼吸、チアノーゼがみられるようになり、家族が病室に集まった。「最期に何かしてあげたいけれど、何ができるのかわかりません」と看護師に話した。 家族に対する看護師の対応で最も優先順位が高いのはどれか。

1: Aさんに話しかけるように勧める。

2: Aさんの全身清拭を行うように勧める。

3: Aさんの背部にクッションを入れるように勧める。

4: Aさんの好んでいた服に着がえさせるように勧める。

第106回午後:第25問

災害時に最も優先して治療を行うのはどれか。

1: 脱臼(dislocation)

2: 気道熱傷(burn of the respiratory tract)

3: 足関節捻挫(ankle sprains)

4: 過換気症候群(hyperventilation syndrome)

山間部の地域で、 1 時間雨量 80 mm 以上の降雨で土石流が発生し、地域の住民は市民体育館に避難した。避難所には近くの医療機関から医師と看護師とが派遣された。

第104回午前:第118問

発災直後の避難所で対応する看護師の行動で最も適切なのはどれか

1: ボランティアを手配する。

2: 災害給付金の説明をする。

3: 心のケアに時間をかける。

4: 重症度に応じて診療の優先順位をつける。