第104回午後第12問の類似問題

第111回午後:第17問

全身性けいれん発作を起こしている患者に最も優先して行うのはどれか。

1: 気道確保

2: 周囲の環境整備

3: 末梢静脈路の確保

4: 心電図モニターの装着

第108回午前:第5問

呼びかけに反応のない患者に対し、医療従事者が行う一次救命処置(BLS)で最も優先するのはどれか。

1: 気道確保

2: 胸骨圧迫

3: 人工呼吸

4: 除細動

Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ- 20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。

第106回午前:第115問

救命救急センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか。

1: 体温

2: 心電図波形

3: 意識レベル

4: 尿失禁の有無

午前 6時 30分、 A県立病院の看護師は勤務中に突然、立っていられないほどの大きな揺れを感じた。病院の電源は自家発電に切り替わり A県北部を震源とするマグニチュード 7.0の地震が発生したと院内放送があった。

第103回午後:第118問

病棟看護師が発災直後にとる行動で最も優先するのはどれか。

1: 病棟内の患者の安全確認

2: 病院外への患者の避難誘導

3: 水道・ガスの被害状況の確認

4: 患者への病棟内は安全という通知

第106回午後:第25問

災害時に最も優先して治療を行うのはどれか。

1: 脱臼(dislocation)

2: 気道熱傷(burn of the respiratory tract)

3: 足関節捻挫(ankle sprains)

4: 過換気症候群(hyperventilation syndrome)

第101回午後:第49問

災害時において最も優先して治療を行うのはどれか。

1: 胸髄以下の脊髄損傷(spinal cord injury)

2: 四肢の単純骨折(simple fracture)

3: 過換気症候群(hyperventilation syndrome)

4: 気道熱傷(burn of the respiratory tract)

第104回午後:第74問

災害急性期における精神障害者への看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1: 名札の着用を指示する。

2: 災害の状況については説明しない。

3: 不眠が続いても一時的な変化と判断する。

4: 服薬している薬剤を中断しないように支援する。

第101回午後:第13問

全身性のけいれん発作時の対応で優先するのはどれか。

1: 血圧測定

2: 四肢の固定

3: 気道の確保

4: 静脈路の確保

第110回午前:第68問

夜勤帯に、A看護師がスタッフステーションで抗菌薬の点滴静脈内注射を準備しているときに、発汗した患者から寝衣交換の依頼があり、別の患者から口渇で飲水したいという希望があった。直後に患者に装着されている人工呼吸器のアラームが鳴った。他の看護師は別の病室で重症者のケアをしている。  A看護師が最も優先すべきなのはどれか。

1: 点滴静脈内注射の準備

2: 発汗した患者の寝衣交換

3: 飲水を希望する患者への対応

4: 人工呼吸器を装着している患者の観察

Aさん(70歳、男性)は、妻と長男との3人暮らしである。左被殻出血(left putaminal hemorrhage)で入院し、歩行訓練および言語訓練のリハビリテーションを行い自宅に退院した。退院時の検査所見は、HDL コレステロール40mg/dL、LDL コレステロール140mg/dL、トリグリセリド150mg/dL であった。退院後、週1回の訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、血圧は降圧薬の内服で130/80mmHgであった。右片麻痺、麻痺側の感覚障害、運動性失語があり、一本杖や手すりを利用して自宅内を移動していた。Aさん宅は、酒屋を自営しており、1階は店舗、トイレおよび浴室、2階に居室がある。各階の移動は手すりのあるらせん状階段のみで、階段昇降機の取り付けは構造上できない。Aさんは「店に出て親しい客に会うのが楽しみだ」と話した。

第106回午前:第120問

訪問看護計画に取り入れる内容で最も優先度が高いのはどれか。

1: 言語訓練

2: 食事指導

3: 内服薬の管理

4: 排便コントロール

5: 階段を昇降する練習

第103回午後:第76問

大規模災害時のトリアージで緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。

1: 下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。

2: 自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。

3: 気道確保しても自発呼吸がない。

4: 開眼・閉眼の指示に応じる。

第100回午後:第47問

大規模災害時のトリアージで、緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。

1: 下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。

2: 自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。

3: 気道確保しても自発呼吸がない。

4: 開眼・閉眼の指示に応じる。

第105回午後:第45問

維持血液透析中の看護で適切なのはどれか。

1: シャント肢を抑制する。

2: 室温を18℃に設定する。

3: 筋肉のけいれんの出現に注意する。

4: 患者が吐き気を感じたら座位にする。

第110回午前:第16問

緩和ケアの説明で適切なのはどれか。

1: 入院が原則である。

2: 家族もケアの対象である。

3: 創の治癒を目的としている。

4: 患者の意識が混濁した時点から開始する。

第100回午後:第87問

気管切開による24時間の在宅人工呼吸療法を行う患者と家族への退院指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 入浴はできない。

2: 外出や旅行は控える。

3: 外部バッテリーを準備する。

4: 呼吸器回路の予備を準備する。

5: 加温加湿器には水道水を入れる。

第103回午前:第77問

災害急性期に看護師が行う対応で最も適切なのはどれか。

1: 情報の発信を行う。

2: 各自の判断で行動する。

3: 災害現場の安全を確保する。

4: 災害時の対応マニュアルの見直しをする。

第101回午後:第88問

入院中の患者がベッド上で心肺停止状態となっていた。 発見した看護師が1人の場合、対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 家族に連絡する。

2: 医師を呼びに行く。

3: AEDを取りに行く。

4: 胸骨圧迫を開始する。

5: ナースコールでスタッフを呼ぶ。