第101回午後第57問の類似問題

第110回午後:第34問

呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。

1: 呼気延長 ── 胸水

2: 呼吸音の減弱 ── 過換気症候群hyperventilation syndrome

3: 呼吸音の増強 ── 無気肺atelectasis

4: 肺野での気管支呼吸音の聴取 ── 肺炎pneumonia

第103回午後:第42問

異常な呼吸音とその原因の組合せで正しいのはどれか。

1: 連続性副雑音 ─── 気道の狭窄

2: 断続性副雑音 ─── 胸膜での炎症

3: 胸膜摩擦音 ─── 肺胞の伸展性の低下

4: 捻髪音 ─── 気道での分泌物貯留

第111回午後:第51問

高齢者が術後に呼吸器合併症を発症しやすい理由はどれか。

1: 1秒率の減少

2: 残気量の減少

3: 嚥下反射の亢進

4: 気道の線毛運動の亢進

Aさん(68歳、男性、自営業)は、妻(73歳)と2人暮らし。Aさんの就寝時刻は21時で、入眠後90分以上が経過した睡眠中に、大声で叫び、腕や足を振り回し暴れる行動が繰り返しみられたが、昼寝では夜間のような行動はみられない。日中、台所で子どもが遊んでいると言い、妻が台所を確認しても誰もいないことが何度かあった。心配になった妻がAさんとともに病院を受診し、Lewy〈レビー〉小体型認知症dementia with Lewy bodiesと診断された。

第111回午前:第109問

Aさんに出現している睡眠障害はどれか。

1: ナルコレプシーnarcolepsy

2: レム睡眠行動障害REM sleep behavior disorder

3: 睡眠時無呼吸症候群sleep apnea syndrome

4: 睡眠・覚醒スケジュール障害sleep-wake schedule disorder

第108回午後:第62問

Aさん(24歳、男性)は、昼間の過剰な眠気を主訴に来院した。半年前に居眠り運転で交通事故を起こした。入眠時の幻視や睡眠と覚醒の移行期に体を動かせなくなることがある。また、笑ったり、怒ったりしたときに脱力してしまうこともある。 最も考えられる疾患はどれか。

1: 睡眠時遊行症(sleepwalking(somnambulism))

2: ナルコレプシー(narcolepsy)

3: 睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome)

4: 睡眠・覚醒スケジュール障害(sleep-wake schedule disorders)