加齢に伴う呼吸機能の変化で正しいのはどれか。
1: 残気量の低下
2: 肺活量の低下
3: 1秒率の増加
4: 気道クリアランスの向上
加齢に伴う呼吸循環機能の変化について正しいのはどれか。
1: 残気量は変化しない。
2: 肺の弾性は低下する。
3: 左心室壁は薄くなる。
4: 安静時の心拍出量は増加する。
新生児の呼吸の生理的特徴で適切なのはどれか。
1: 成人に比べて肺のガス交換面積が大きい。
2: 周期性呼吸がみられる。
3: 胸式呼吸が主である。
4: 口呼吸が主である。
肺気腫(pulmonary emphysema)の患者が、歩行時の息切れが強くなってきたため受診した。呼吸数は34/分で、口唇のチアノーゼがみられた。 この患者について正しいのはどれか。
1: 1回換気量が増加している。
2: 病状が進行すると PaCO2が上昇する。
3: 呼気よりも吸気を促すと効果的である。
4: 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は上昇している。
「安静時呼吸」、「深呼吸」、「徐々に深くなっていく呼吸」に伴う肺容量の変化を図に示す。肺活量を示すのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5: ⑤
Aさん(63歳、男性)は3年前から肺気腫pulmonary emphysemaで定期受診を続けていた。最近、歩行時の息切れが強くなってきたことを自覚し、心配になったため受診した。受診時、呼吸数は34/分で、口唇のチアノーゼがみられた。 Aさんについて正しいのはどれか。
1: 1回換気量が増加している。
2: 呼気よりも吸気を促すと効果的である。
3: 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は上昇している。
4: 病状が進行すると動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉が上昇する。
運動習慣が身体機能に与える影響で正しいのはどれか。
1: 体脂肪率の増加
2: 最大換気量の減少
3: 基礎代謝量の増加
4: 1回心拍出量の減少
Aちゃん(生後3か月)は、体重 2,850gで出生した。Aちゃんは、出生直後から心雑音を認め、中等度の心室中隔欠損症(ventricular septal defect)と診断された。強心薬と利尿薬との内服で経過観察していた。昨日から喘鳴と哺乳力低下とがみられるようになり、心不全の治療のため入院となった。入院時、Aちゃんは体重 5,050g、体温 37.6 ℃、呼吸数52 /分、発汗が著明である。チアノーゼはみられない。ミルクは約 100 ml/回を1日6、7回哺乳している。
Aちゃんの血行動態で正しいのはどれか。
1: 肺血流量の増加
2: 右心室から左心室への短絡
3: 大動脈から肺動脈への短絡
4: 大静脈から還流する血液量の増加
成人の睡眠で正しいのはどれか。
1: レム睡眠中は骨格筋が弛緩する。
2: 入眠前の喫煙は睡眠導入時間を短くする。
3: ノンレム睡眠中はエネルギー代謝が亢進する。
4: 睡眠周期は90分のレム睡眠と数分のノンレム睡眠を繰り返す。
小児の呼吸法が、腹式呼吸から成人と同じ胸式呼吸に変化する時期はどれか。
1: 生後6か月
2: 3歳
3: 7歳
4: 12歳
1回の鼻腔内吸引時間の目安で適切なのはどれか。
1: 10~15秒
2: 20~25秒
3: 30~35秒
4: 40~45秒
在胎40週2日、正常分娩で出生した男児。出生時体重3,300g、身長48.5cm。生後1日の体重は3,200g。バイタルサインは腋窩温37.2℃、呼吸数70/分、心拍数130/分。出生後24時間までに、排尿が1回、排便が1回みられた。
児の状態で正常から逸脱しているのはどれか。
1: 体温
2: 呼吸数
3: 心拍数
4: 排尿回数
5: 排便回数