第110回午後第20問の類似問題

第105回午後:第18問

患者の洗髪の介助方法で適切なのはどれか。

1: 脱脂綿で耳栓をする。

2: 43~44℃の湯をかける。

3: 指の腹を使って洗う。

4: 強い振動を加えて洗う。

第111回午後:第47問

鼓室形成術を受けた患者の退院指導の内容で正しいのはどれか。

1: 水泳は可能である。

2: 耳垢はこまめに除去する。

3: 鼻を強くかむことを禁じる。

4: エレベーターの使用を勧める。

第105回午後:第19問

全身清拭時、洗面器に準備する湯の温度で適切なのはどれか。

1: 20~25℃

2: 30~35℃

3: 40~45℃

4: 50~55℃

第109回午前:第17問

陰部洗浄に使用する湯の温度で最も適切なのはどれか。

1: 30~31℃

2: 34~35℃

3: 38~39℃

4: 42~43℃

A さん(54 歳、男性)は、10 年前に心筋梗塞 (myocardial infarction) を発症し、 2 年前に慢性心不全 (chronic heart failure) と診断され外来受診を続けてきた。 1 週前からトイレ歩行時に息苦しさがあり、 4 日前から夜に咳と痰とがみられ眠れなくなっていた。本日、A さんは定期受診のため来院し、心不全 (heart failure) の増悪と診断され入院した。入院時、体温 36.3 ℃、呼吸数 24/分、脈拍 96/分、整で、血圧 124/72 mmHg であった。心エコー検査で左室の駆出率 28 %であった。体重は 1 週間で 4 kg 増加し下肢の浮腫がみられる。

第104回午前:第92問

A さんの咳嗽を軽減する方法で最も適切なのはどれか。

1: 起坐位を保つ。

2: 腹式呼吸を促す。

3: 部屋の湿度を 30 %に保つ。

4: 超音波ネブライザーを使用する。

Aさん(52歳、男性)、自営業。既往歴に特記すべきことはない。屋根を補修するためにはしごを登っていたところ、足を滑らせて転落し、頭部を打撲した。救急車で病院に搬送され、頭部 CTで、右前頭葉と側頭葉の脳挫傷(cerebral contusion)と右側頭葉の脳内血腫(intracerebral hematoma)を認めた。

第102回午前:第99問

このときのAさんへの看護で適切なのはどれか。

1: 後頭部を氷枕で冷やす。

2: 上半身を30度程度挙上する。

3: 左上下肢の関節屈曲運動を行う。

4: 右上肢を抑制して硬膜外ドレーン抜去を予防する。

第109回午前:第16問

誤嚥しやすい患者の食事の援助で適切なのはどれか。

1: 食材は細かく刻む。

2: 水分の摂取を促す。

3: 粘りの強い食品を選ぶ。

4: 頸部を前屈した体位をとる。

Aちゃん(2歳0か月、女児)。昨日から下痢と嘔吐とを繰り返し、食事が摂(と)れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。診察の結果、ウイルス性胃腸炎(viral gastroenteritis)と診断され入院した。入院時、体温38.2℃、呼吸数36/分、心拍数136/分であった。1週前の保育所の身体計測では身長89cm、体重12.0kgであった。個室隔離とし、点滴静脈内注射による持続輸液が開始された。

第102回午前:第120問

Aちゃんは、排泄が自立していないため紙オムツを使用している。看護師が殿部を観察すると発赤とびらんとがみられた。 Aちゃんへの看護で適切なのはどれか。

1: 布オムツを使用する。

2: 38〜39℃の湯で殿部浴を行う。

3: オムツを外し、殿部を開放しておく。

4: アルコール入りのおしり拭きで殿部の清拭を行う。

第108回午後:第34問

死後の処置で適切なのはどれか。

1: 枕は氷枕にする。

2: 義歯を装着する。

3: 肛門には青梅綿、脱脂綿の順で詰める。

4: 和装の更衣の場合、襟は右前に合わせる。