左片麻痺患者の上衣の交換で適切なのはどれか。
1: 左腕から脱がせ、左腕から着せる。
2: 左腕から脱がせ、右腕から着せる。
3: 右腕から脱がせ、左腕から着せる。
4: 右腕から脱がせ、右腕から着せる。
左上肢に拘縮のある患者の寝衣交換で正しいのはどれか。
1: 脱がせるときも着せるときも右手から行う。
2: 脱がせるときは右手から行い、着せるときは左手から行う。
3: 脱がせるときも着せるときも左手から行う。
4: 脱がせるときは左手から行い、着せるときは右手から行う。
右前腕に持続点滴をしている患者の寝衣交換で適切なのはどれか。
1: 左袖から脱ぎ、右袖から着る。
2: 左袖から脱ぎ、左袖から着る。
3: 右袖から脱ぎ、左袖から着る。
4: 右袖から脱ぎ、右袖から着る。
患者の状態と寝衣の特徴との組合せで適切なのはどれか。
1: 発熱がある患者 ── 防水性のもの
2: 開腹術直後の患者 ── 上着とズボンに分かれたもの
3: 意識障害のある患者 ── 前開きのもの
4: 下肢に浮腫のある患者 ── 足首にゴムが入っているもの
死後の処置で適切なのはどれか。
1: 枕は氷枕にする。
2: 義歯を装着する。
3: 肛門には青梅綿、脱脂綿の順で詰める。
4: 和装の更衣の場合、襟は右前に合わせる。
Aさん(48歳、男性)は、横断歩道を歩行中に乗用車に衝突され、救命救急センターに搬送された。搬送時、呼びかけに開眼せず、四肢の筋緊張が亢進していた。呼吸数30/分、脈拍60/分、血圧142/98 mmHgであった。右側頭部と右肩甲骨部の擦過傷以外に目立った外傷はなかった。
術後14 日。Aさんの意識レベルはジャパン・コーマ・スケールⅠ-2で、左上下肢に軽度の麻痺と左の視空間失認とがある。Aさんは座位を保持し、自力で食事を摂ることが可能となったが、左側の食べ物を残す様子がみられる。車椅子への移乗は看護師の介助が必要であるが、1人でベッドから降りようとする。Aさんは右利きである。 このときの適切な看護はどれか。
1: 離床センサーを設置する。
2: 右側を意識するように促す。
3: 食器をAさんの左側に配置する。
4: 残した食事は看護師が介助して口に運ぶ。
5: 視空間失認が改善してから歩行訓練を開始する。
成人患者に浣腸を行うときに、患者の体位で適切なのはどれか。
1: 坐位
2: 仰臥位
3: 右側臥位
4: 左側臥位