Fowler〈ファウラー〉位で食事を摂るときの姿勢で誤嚥を予防するのはどれか。
1: 頸部側屈位
2: 頸部前屈位
3: 頸部後屈位
4: 頸部回旋位
経鼻経管栄養法を受ける成人患者の体位で適切なのはどれか。
1: 砕石位
2: 半坐位
3: 腹臥位
4: Sims(シムス)位
経鼻経管栄養法の実施方法とその目的の組合せで正しいのはどれか。
1: 注入前に胃内容物を吸引する ─── 消化の促進
2: 注入中は Fowler〈ファウラー〉位にする ─── 逆流の防止
3: 注入終了後に微温湯を流す ─── ―誤嚥の予防
4: 注入終了後はチューブを閉鎖する ─── 嘔吐の予防
成人患者に浣腸を行うときに、患者の体位で適切なのはどれか。
1: 坐位
2: 仰臥位
3: 右側臥位
4: 左側臥位
胃洗浄を行うときの体位で最も適切なのはどれか。
1: 仰臥位
2: 腹臥位
3: 左側臥位
4: 右側臥位
洗髪を行うときに、患者のエネルギー消費が最も少ない体位はどれか。
1: 仰臥位
2: 端座位
3: 起座位
4: Fowler〈ファウラー〉位
体位の写真(①〜⑤)を別に示す。 Fowler〈ファウラー〉位はどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5: ⑤
成人に経鼻経管栄養法を行う際の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか。
1: 体位は仰臥位とする。
2: 管が咽頭に達したら頸部を後屈する。
3: 咳嗽が生じた場合は直ちに抜去する。
4: 嚥下運動よりも速い速度で挿入する。
体位とその目的の組合せで正しいのはどれか。
1: 心不全時の起坐位 ──── 静脈還流量の減少
2: 悪心・嘔吐時の側臥位 ──── 噴門部からの逆流減少
3: 腰椎麻酔後の頭部挙上 ──── 換気量の増加
4: 腹水貯留時のファウラー位 ──── 横隔膜の上昇
頭蓋内圧亢進を助長するのはどれか。
1: 便秘
2: 酸素療法
3: 浸透圧利尿薬
4: Fowler〈ファウラー〉位
肺血流量が最も減少する体位はどれか。
1: 立位
2: 座位
3: 仰臥位
4: Fowler〈ファウラー〉位
ショックを起こした患者に最も適切な体位はどれか。
1: 腹臥位
2: 頭部挙上
3: 下肢挙上
4: 左側臥位
成人患者に経鼻的に経管栄養法を行う際のカテーテルの挿入で正しいのはどれか。
1: 挿入時は、体位を仰臥位にする。
2: カテーテルの先端が咽頭部を通過するまでは、頸部を前屈位にする。
3: カテーテルの先端が咽頭部を通過した後は、頸部を後屈位にする。
4: 挿入後は、カテーテルから胃内容物を吸引して挿入部位を確認する。
臥床患者の安楽な体位への援助として適切なのはどれか。
1: 同一体位を5時間程度保持する。
2: 仰臥位では膝の下に枕を入れる。
3: 側臥位では両腕を胸の前で組む。
4: 腹臥位では下を挙上する。
成人において胃食道逆流を防ぐために食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
1: 左側臥位
2: 半側臥位
3: 仰臥位
4: 坐位
子宮復古状態を観察する手順で正しいのはどれか。
1: 観察は排尿前に行う。
2: 褥婦にはFowler(ファウラー)位をとってもらう。
3: 褥婦の膝を伸展させて子宮底の高さを測定する。
4: 子宮底長は恥骨結合下縁から測定する。
Aさん(48歳、男性)は、横断歩道を歩行中に乗用車に衝突され、救命救急センターに搬送された。搬送時、呼びかけに開眼せず、四肢の筋緊張が亢進していた。呼吸数30/分、脈拍60/分、血圧142/98 mmHgであった。右側頭部と右肩甲骨部の擦過傷以外に目立った外傷はなかった。
Aさんは、硬膜下血腫(subdural hematoma)および脳挫傷(cerebral contusion)と診断され、硬膜下血腫(subdural hematoma)に対して開頭血腫除去術が行われた。ICU に入室後、マンニトールの投与が開始された。 このときの体位で最も適切なのはどれか。
1: 座位
2: 腹臥位
3: 側臥位
4: 仰臥位
5: Fowler<ファウラー>位
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開大となった。看護師が12時に昼食を配膳にいくとAさんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。
Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
1: 坐位になるよう勧める。
2: シャワー浴を勧める。
3: 食事摂取を促す。
4: 呼吸法を促す。