成人患者に浣腸を行うときに、患者の体位で適切なのはどれか。
1: 坐位
2: 仰臥位
3: 右側臥位
4: 左側臥位
グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
1: 立位
2: 仰臥位
3: 腹臥位
4: 左側臥位
ショックを起こした患者に最も適切な体位はどれか。
1: 腹臥位
2: 頭部挙上
3: 下肢挙上
4: 左側臥位
成人において胃食道逆流を防ぐために食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
1: 左側臥位
2: 半側臥位
3: 仰臥位
4: 坐位
グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
1: 立位
2: 側臥位
3: 仰臥位
4: シムス位
経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか。
1: Fowler<ファウラー>位
2: 仰臥位
3: 腹臥位
4: 側臥位
体位とその目的の組合せで正しいのはどれか。
1: 心不全時の起坐位 ──── 静脈還流量の減少
2: 悪心・嘔吐時の側臥位 ──── 噴門部からの逆流減少
3: 腰椎麻酔後の頭部挙上 ──── 換気量の増加
4: 腹水貯留時のファウラー位 ──── 横隔膜の上昇
洗髪を行うときに、患者のエネルギー消費が最も少ない体位はどれか。
1: 仰臥位
2: 端座位
3: 起座位
4: Fowler〈ファウラー〉位
臥床患者の安楽な体位への援助として適切なのはどれか。
1: 同一体位を5時間程度保持する。
2: 仰臥位では膝の下に枕を入れる。
3: 側臥位では両腕を胸の前で組む。
4: 腹臥位では下を挙上する。
経鼻経管栄養法を受ける成人患者の体位で適切なのはどれか。
1: 砕石位
2: 半坐位
3: 腹臥位
4: Sims(シムス)位
Aさん(64歳、女性)は、慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)で通院加療中である。 1週前から感冒様症状があり市販薬を服用し経過をみていたが、呼吸困難を訴えた後、反応が鈍くなり救急車で搬送された。Aさんは肩呼吸をしており、発汗が著明で口唇は乾燥している。体温38.3 ℃、呼吸数35/分、脈拍108/分、血圧96/70 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>89%であった。ジャパン・コーマ・スケール<JCS>Ⅱ-30。動脈血液ガス分析では動脈血酸素分圧<PaO2>60 Torr、動脈血炭酸ガス分圧<PaCO2>68 Torr、pH 7.29 であった。
Aさんは、胸部エックス線写真で右中下肺野の浸潤影が認められ、膿性の痰が吸引されている。 このときの体位ドレナージで最も効果的なのはどれか。
1: 右30°側臥位
2: 左30°側臥位
3: 右前傾側臥位
4: 左前傾側臥位
5: 腹臥位
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開大となった。看護師が12時に昼食を配膳にいくとAさんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。
Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
1: 坐位になるよう勧める。
2: シャワー浴を勧める。
3: 食事摂取を促す。
4: 呼吸法を促す。
肺血流量が最も減少する体位はどれか。
1: 立位
2: 座位
3: 仰臥位
4: Fowler〈ファウラー〉位