胃洗浄を行うときの体位で最も適切なのはどれか。
1: 仰臥位
2: 腹臥位
3: 左側臥位
4: 右側臥位
成人患者に浣腸を行うときに、患者の体位で適切なのはどれか。
1: 坐位
2: 仰臥位
3: 右側臥位
4: 左側臥位
臥床患者の安楽な体位への援助として適切なのはどれか。
1: 同一体位を5時間程度保持する。
2: 仰臥位では膝の下に枕を入れる。
3: 側臥位では両腕を胸の前で組む。
4: 腹臥位では下を挙上する。
体位とその目的の組合せで正しいのはどれか。
1: 心不全時の起坐位 ──── 静脈還流量の減少
2: 悪心・嘔吐時の側臥位 ──── 噴門部からの逆流減少
3: 腰椎麻酔後の頭部挙上 ──── 換気量の増加
4: 腹水貯留時のファウラー位 ──── 横隔膜の上昇
グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
1: 立位
2: 仰臥位
3: 腹臥位
4: 左側臥位
経鼻経管栄養法を受ける成人患者の体位で適切なのはどれか。
1: 砕石位
2: 半坐位
3: 腹臥位
4: Sims(シムス)位
グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
1: 立位
2: 側臥位
3: 仰臥位
4: シムス位
経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか。
1: Fowler<ファウラー>位
2: 仰臥位
3: 腹臥位
4: 側臥位
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開大となった。看護師が12時に昼食を配膳にいくとAさんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。
Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
1: 坐位になるよう勧める。
2: シャワー浴を勧める。
3: 食事摂取を促す。
4: 呼吸法を促す。
臥床患者の体位変換とボディメカニクスの原則との組合せで正しいのはどれか。
1: 仰臥位から側臥位 ── トルクの原理
2: 仰臥位から長座位 ── 摩擦力
3: ベッドの片側への水平移動 ── 力のモーメント
4: ベッドの頭部への水平移動 ── てこの第1種の原理
Aさん(48歳、男性)は、横断歩道を歩行中に乗用車に衝突され、救命救急センターに搬送された。搬送時、呼びかけに開眼せず、四肢の筋緊張が亢進していた。呼吸数30/分、脈拍60/分、血圧142/98 mmHgであった。右側頭部と右肩甲骨部の擦過傷以外に目立った外傷はなかった。
Aさんは、硬膜下血腫(subdural hematoma)および脳挫傷(cerebral contusion)と診断され、硬膜下血腫(subdural hematoma)に対して開頭血腫除去術が行われた。ICU に入室後、マンニトールの投与が開始された。 このときの体位で最も適切なのはどれか。
1: 座位
2: 腹臥位
3: 側臥位
4: 仰臥位
5: Fowler<ファウラー>位
高齢者の転倒による骨折で最も多い部位はどれか。
1: 尾骨
2: 肋骨
3: 頭蓋骨
4: 大腿骨
5: 肩甲骨
ボディメカニクスを活用して、看護師が患者を仰臥位から側臥位に体位変換する方法で正しいのはどれか。
1: 患者の支持基底面を狭くする。
2: 患者の重心を看護師から離す。
3: 患者の膝を伸展したままにする。
4: 患者の体幹を肩から回転させる。
体位が身体に与える影響について正しいのはどれか。
1: 座位から仰臥位になると楽に呼吸ができる。
2: 立位と比較して座位の方が収縮期血圧は低い。
3: 仰臥位から急に立位になると脈拍が速くなる。
4: 立位からTrendelenburg〈トレンデレンブルグ〉位になると収縮期血圧が下降する。
入院患者の本人確認の方法で最も適切なのはどれか。
1: 病室でのベッドの位置
2: ベッドネーム
3: ネームバンド
4: 呼名への反応
洗髪を行うときに、患者のエネルギー消費が最も少ない体位はどれか。
1: 仰臥位
2: 端座位
3: 起座位
4: Fowler〈ファウラー〉位
成人において胃食道逆流を防ぐために食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
1: 左側臥位
2: 半側臥位
3: 仰臥位
4: 坐位