薬剤とその副作用(有害事象)の組合せで正しいのはどれか。
1: 副腎皮質ステロイド ──── 低血糖
2: ニューキノロン系抗菌薬 ──── 髄膜炎(meningitis)
3: アミノグリコシド系抗菌薬 ──── 視神経障害
4: スタチン〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉 ──── 横紋筋融解症(rhabdomyolysis)
抗甲状腺薬の副作用(有害事象)で正しいのはどれか。
1: 頻脈
2: 肝障害
3: 低血糖
4: 不整脈
5: 眼球突出
副腎皮質ステロイドの作用はどれか。
1: 体重の減少
2: 血糖の低下
3: 血圧の低下
4: 免疫の促進
5: 炎症の抑制
副腎皮質ステロイドの作用はどれか。
1: 炎症の抑制
2: 食欲の抑制
3: 免疫の促進
4: 血糖の低下
5: 血圧の低下
抗癌薬の副作用(有害事象)である骨髄抑制を示しているのはどれか。
1: 嘔吐
2: 下痢
3: 神経障害
4: 白血球減少
Aちゃん(11歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群(idiopathic nephrotic syndrome)を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。
Aちゃんは、ステロイド治療の開始後10日で尿蛋白が陰性となり、浮腫等の症状が改善した。入院後3週、ステロイド薬の副作用(有害事象)として、満月様顔貌が出現している。他に明らかな副作用(有害事象)は出現していない。ステロイド薬の内服を続けながら退院することになった。 Aちゃんの退院後の生活について指導する内容で適切なのはどれか。
1: 日光を避ける。
2: 体重の測定は毎日行う。
3: 1か月は学校を欠席する。
4: 入浴ではなくシャワー浴とする。
5: 満月様顔貌が気になる場合もステロイド薬の内服を続ける。
乳癌breast cancerの患者に対する抗エストロゲン薬の副作用はどれか。
1: 低血糖
2: ほてり
3: 肺線維症pulmonary fibrosis
4: 末梢神経障害
関節リウマチ(rheumatoid arthritis)で長期にわたりメトトレキサートを服用している患者の副作用<有害事象>で適切なのはどれか。
1: 便秘
2: 不整脈
3: 聴力障害
4: 間質性肺炎(interstitial pneumonia)
副作用(有害事象)として低血糖症状を起こす可能性があるのはどれか。
1: ジゴキシン
2: インスリン
3: フェニトイン
4: ワルファリン