第104回午前第51問の類似問題

第109回午後:第52問

散瞳薬を用いて眼底検査を受ける成人患者への対応で適切なのはどれか。

1: 検査中は室内を明るくする。

2: 散瞳薬の点眼は検査直前に行う。

3: 検査前に 緑内障(glaucoma)の有無を確認する。

4: 検査後1時間で自動車の運転が可能になると説明する。

第105回午後:第75問

老人性白内障(senile cataract)の症状で正しいのはどれか。

1: 涙が流れ出る状態が続く。

2: 小さい虫が飛んでいるように見える。

3: 明るい場所ではまぶしくてよく見えない。

4: 遠見視力は良好であるが近見視力は低下する。

5: 暗い部屋に入ると目が慣れるのに時間がかかる。

第107回午後:第47問

緑内障(glaucoma)と診断された患者への説明で適切なのはどれか。

1: 「治療すれば視野障害は改善します」

2: 「水晶体の代謝が低下して起こる病気です」

3: 「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」

4: 「眼瞼のマッサージが眼圧降下に効果的です」

第111回午後:第38問

点眼薬の投与について正しいのはどれか。

1: 点眼時は上眼瞼を上げる。

2: 点眼容器の先端は眼瞼結膜に当てる。

3: 点眼後は眼球を圧迫する。

4: 眼から溢れた薬液は拭き取る。

第106回午前:第85問

Aさん(48歳、男性)は、右眼の視野に見えにくい部位があることに気付き眼科を受診した。暗い部屋で見えにくいことはない。頭痛や悪心はない。 Aさんの疾患を診断するのに必要な検査はどれか。2つ選べ。

1: 脳波検査

2: 色覚検査

3: 眼圧測定

4: 眼底検査

5: 眼球運動検査

第107回午前:第85問

網膜剝離(retinal detachment)について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 確定診断のために眼底検査を行う。

2: 前駆症状として光視症がみられる。

3: 初期症状として夜盲がみられる。

4: 失明には至らない。

5: 若年者に好発する。

A ちゃん( 3 歳、男児)は、斜視 (strabismus) の手術のために母親とともに歩いて入院した。入院期間は 3 日の予定である。 3 週前に外来で医師と看護師が A ちゃんに手術と入院とについて説明した。入院時、A ちゃんはやや緊張した表情をしているが「眼の手術をしに来たの。病院に 2 つ泊まるんだよ」と看護師に話した。

第104回午前:第105問

A ちゃんの手術は無事終了した。翌日、A ちゃんは眼のガーゼと眼帯が外され、抗菌薬の点眼が始まり、退院が決まった。A ちゃんは眼を触らないように両上肢に肘関節抑制帯をつけている。母親は「手術が無事に終わってほっとしました」と話した。母親に対する退院後の留意点の説明で正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1: 「家でも点眼を続けてください」

2: 「家に帰ったら洗顔してもよいです」

3: 「眼脂が続いたら受診してください」

4: 「物が二重に見えることがあります」

5: 「家に帰ったら肘関節の固定は必要ありません」

第101回午前:第43問

点眼指導で適切なのはどれか。

1: 油性と水性の薬剤を両方使うときは、油性の薬剤を先に点眼する。

2: 容器の先端が睫毛に接したら点眼する。

3: 点眼後は、乾燥するまでまばたきをしない。

4: 点眼後は、ふき綿で涙嚢部を軽く圧迫する。