第100回午前第90問の類似問題

Aさん(24歳、初産婦)、事務職。妊娠8週である。現在、両親と妹との4人で暮らしている。パートナーは24歳の大学院2年生で就職が内定しており、Aさんと結婚する予定である。

第102回午前:第113問

Aさんは「妊娠することは考えていなかったので、自分の体にどんなことが起こるのか想像もつきません」と話した。看護師は、次の妊婦健康診査までに生じやすい変化について説明することにした。 Aさんに説明する内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 痔

2: 便秘

3: 静脈瘤

4: 帯下の増加

5: 皮膚の瘙痒感

第110回午前:第58問

妊娠の初期と後期のどちらの時期にも起こるマイナートラブルはどれか。

1: 下肢静脈瘤

2: 搔痒感

3: つわり

4: 頻尿

第109回午前:第41問

急性期患者の生体反応で正しいのはどれか。

1: 異化が亢進する。

2: 症状の変化は緩やかである。

3: サイトカイン分泌が低下する。

4: 副腎皮質ホルモンの分泌が低下する。

第103回午後:第64問

妊娠中期から末期の便秘について適切なのはどれか。

1: 妊娠中期は妊娠末期と比較して生じやすい。

2: エストロゲンの作用が影響している。

3: 子宮による腸の圧迫が影響している。

4: けいれん性の便秘を生じやすい。

第101回午前:第90問

正常分娩した産褥2日の褥婦の状態で、順調な経過であると判断できるのはどれか。2つ選べ。

1: 後陣痛がある。

2: 乳房の緊満感がある。

3: 体温が37.6 ℃である。

4: 悪露に凝血塊が混じる。

5: 妊娠中と比べ1日の尿量が減少する。

第107回午後:第86問

甲状腺ホルモンの分泌が亢進した状態の身体所見について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 徐脈

2: 便秘

3: 眼球突出

4: 皮膚乾燥

5: 手指振戦

Aさん(24歳、初産婦、会社員)は、現在、両親と妹の4人で暮らしている。パートナー(24歳、会社員)と結婚する予定である。Aさんは、妊娠8週の妊婦健康診査で「朝起きると気持ちが悪くあまり食べられません。台所から食べ物の匂いがするだけで吐き気がします」と話している。

第106回午後:第101問

このときの妊婦健康診査で「妊娠することは考えていなかったので、これから自分の体にどういうことが起こるのか分かりません」とAさんから相談があった。看護師は、次の妊婦健康診査までに生じやすい変化について説明することにした。 Aさんに生じやすいのはどれか。

1: 痔

2: 便秘

3: 腰痛

4: 静脈瘤

第103回午前:第64問

妊娠期の不快症状と予防の組合せで適切なのはどれか。

1: 下肢のけいれん ─── 葉酸の摂取

2: つわり ─── においの強い食事の摂取

3: 便 秘 ─── 緩下薬の服用

4: 腰痛 ─── 硬めのマットレス使用

第109回午後:第8問

老年期にみられる身体的な変化はどれか。

1: 血管抵抗の増大

2: 消化管の運動の亢進

3: 水晶体の弾性の増大

4: メラトニン分泌量の増加

第102回午前:第85問

生後4日の新生児の状態で正常を逸脱しているのはどれか。

1: 臍帯が乾燥している。

2: 体重減少が7%である。

3: 黒緑色の便が排泄されている。

4: 排気とともに少量の母乳を吐く。

5: 皮膚が乾燥し一部がはがれている。

第105回午後:第88問

加齢に伴う心血管系の変化で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 心拍数の増加

2: 左室壁の肥厚

3: 収縮期血圧の上昇

4: 圧受容機能の亢進

5: 刺激伝導系の細胞数の増加

第106回午前:第7問

第二次性徴による身体の変化で正しいのはどれか。

1: 精通

2: 体重減少

3: 内臓脂肪の増加

4: 第1大臼歯の萌出

第101回午前:第8問

加齢による身体機能の変化で上昇・増加するのはどれか。

1: 肺活量

2: 基礎代謝率

3: 収縮期血圧

4: 胃液分泌量

9歳のAちゃんは、2か月前から口渇、多飲および多尿があった。学校の健康診断で尿糖が陽性であったため、受診した。受診時の検査で、Aちゃんは血糖398mg/dl(食後3時間経過)、HbA1C9.3%、動脈血pH7.40、尿糖4+、尿ケトン体+で、1型糖尿病(type 1 diabetes mellitus)の疑いで入院した。

第100回午前:第112問

Aちゃんのアセスメントで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 高血糖

2: 浸透圧利尿

3: 腎機能の低下

4: ケトアシドーシス

5: グルカゴンの分泌低下

Aさん(34歳、初産婦)は、夫(37歳、会社員)と2人暮らし。事務の仕事をしている。身長157cm、非妊時体重54kg。妊娠24週4日の妊婦健康診査時の体重58kgで4週前から1.5kg増加している。血圧128/88mmHg。尿蛋白( ± )、尿糖(ー)。浮腫( ± )。Hb 10g/dL、Ht 30%。子宮底長22.5cm、腹囲84cm。胎児推定体重700g。非妊時より白色の腟分泌物は多いが、搔痒感はない。

第108回午前:第108問

Aさんは夫に付き添われ、妊娠35週4日に妊婦健康診査を受けた。体重62kg、血圧126/76mmHg。尿蛋白(ー)、尿糖(ー)。浮腫( ± )。子宮底長30cm、腹囲88cm。Aさんは看護師に「膝の裏の血管が膨らんで、青く浮き出てきました。夕方になると足がだるくなり、夕食の準備のため立っているとつらくなります」と言う。 Aさんへの指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 「水分を控えましょう」

2: 「体重を減らしましょう」

3: 「ガードルを着用しましょう」

4: 「弾性ストッキングを着用しましょう」

5: 「寝るときは足を高くして横になりましょう」

第109回午前:第6問

児の吸啜刺激によって分泌が亢進し、分娩後の母体の子宮筋の収縮を促すのはどれか。

1: オキシトシン

2: プロラクチン

3: テストステロン

4: プロゲステロン

第106回午前:第8問

老年期の身体的な特徴で正しいのはどれか。

1: 尿量の増加

2: 味覚の感度の向上

3: 体温調節能の低下

4: 外来抗原に対する抗体産生の亢進

第107回午後:第49問

老年期の加齢に伴う生殖器および生殖機能の変化で正しいのはどれか。

1: 卵巣が肥大する。

2: 腟壁が薄くなる。

3: 精液中の精子がなくなる。

4: 男性はテストステロンが増加する。

Aさん(40歳、男性)。入院時体重65kg。既往歴に特記すべきことはなく、全身状態は良好である。胃癌(gastric cancer)のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は 450mlで輸血はされなかった。術後1日、体温37.5℃、呼吸数24/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg。Hb14.8 g/dl。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(酸素吸入3l/分)。尿量50ml/時。創部のドレーンからは少量の淡血性排液がある。硬膜外持続鎮痛法が行われているが、創痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。

第102回午前:第94問

術後1日のAさんのアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 体温の上昇は感染による。

2: 脈拍の増加は貧血による。

3: 血圧の上昇は麻酔の影響による。

4: 酸素飽和度の低下は創痛による。

5: 尿量の減少は循環血液量の減少による。

第102回午前:第90問

妊娠高血圧症候群(pregnancy-induced hypertension)について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 有酸素運動で軽快する。

2: 高蛋白質食で軽快する。

3: 肥満妊婦に生じやすい。

4: 病型の1つとして子癇(eclampsia)がある。

5: 胎児の健康状態への影響はない。