第103回午後第55問の類似問題

第102回午後:第75問

老視の原因はどれか。

1: 瞳孔括約筋の筋力低下

2: 水晶体の弾力低下

3: 網膜の色素変性

4: 硝子体の混濁

5: 水晶体の混濁

第106回午後:第70問

病的な老化を示すのはどれか。

1: 肝臓の萎縮

2: 動脈の粥状硬化

3: 毛様体筋の機能低下

4: 心筋の弾性線維の減少

5: 膀胱の平滑筋の線維化

第103回午前:第48問

成人の身体の特徴について正しいのはどれか。

1: 加齢に伴う聴力の低下は、低音で現れやすい。

2: 青年期は、成人期の中で基礎代謝量が最も高い。

3: 眼の調節力の低下は、硝子体の弾力性低下が原因である。

4: 女性の更年期障害は、テストステロンの分泌低下が原因である。

第105回午後:第75問

老人性白内障(senile cataract)の症状で正しいのはどれか。

1: 涙が流れ出る状態が続く。

2: 小さい虫が飛んでいるように見える。

3: 明るい場所ではまぶしくてよく見えない。

4: 遠見視力は良好であるが近見視力は低下する。

5: 暗い部屋に入ると目が慣れるのに時間がかかる。

第107回午後:第47問

緑内障(glaucoma)と診断された患者への説明で適切なのはどれか。

1: 「治療すれば視野障害は改善します」

2: 「水晶体の代謝が低下して起こる病気です」

3: 「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」

4: 「眼瞼のマッサージが眼圧降下に効果的です」

第102回午前:第88問

原発緑内障(primary glaucoma)について正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 眼球が突出する。

2: 眼圧が上昇する。

3: 瞳孔が縮小する。

4: 視神経が萎縮する。

5: 眼底に出血がみられる。

第109回午前:第52問

老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。

1: 血中蛋白の低下ー薬効の減少

2: 腎血流量の低下ー薬効の減少

3: 肝血流量の低下ー薬効の増大

4: 消化機能の低下ー薬効の増大

第109回午後:第83問

加齢黄斑変性(age-related macular degeneration)の症状はどれか。

1: 羞明

2: 霧視

3: 飛蚊症

4: 眼圧の亢進

5: 中心視野の欠損

第102回午後:第62問

加齢による身体生理機能の変化とそれによって影響を受ける薬物動態の組合せで正しいのはどれか。

1: 体内水分量の減少 ─ 代謝

2: 体内脂肪量の増加 ─ 排泄

3: 血清アルブミンの減少 ─ 分布

4: 糸球体濾過値〈GFR〉の低下 ─ 吸収

第109回午後:第8問

老年期にみられる身体的な変化はどれか。

1: 血管抵抗の増大

2: 消化管の運動の亢進

3: 水晶体の弾性の増大

4: メラトニン分泌量の増加

第102回午後:第86問

加齢によって高齢者に脱水が起こりやすくなる理由はどれか。2つ選べ。

1: 骨量の減少

2: 筋肉量の減少

3: 末血管抵抗の増強

4: 渇中枢の感受性の低下

5: 腎臓のナトリウム保持機能の亢進

第101回午後:第66問

高齢者に多くみられる疾患とその症状および所見の組合せで正しいのはどれか。

1: 頸椎症(cervical spondylosis) ──── 頸部腫脹

2: 白内障(cataract) ──── 視野欠損

3: 萎縮性腟炎(atrophic vaginitis) ──── 子宮脱出

4: 胃食道逆流症(gastro-esophageal reflux disease) ──── 胸やけ

第109回午後:第55問

老化によって減少または低下するのはどれか。

1: 重心の動揺

2: 糸球体の数

3: 嗅覚の閾値

4: 前立腺の重量

第104回午前:第7問

加齢によって衰えやすい機能はどれか。

1: 記銘力

2: 洞察力

3: 判断力

4: 統合力

第107回午後:第78問

筋骨格系の加齢に伴う変化が発症の一因となるのはどれか。

1: 肺結核(pulmonary tuberculosis)

2: 骨盤臓器脱(pelvic organ prolapse)

3: 前立腺肥大症(prostatic hyperplasia)

4: 加齢黄斑変性(age-related macular degeneration)

5: 慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉(chronic obstructive pulmonary disease)

第109回午前:第40問

壮年期の身体的特徴で正しいのはどれか。

1: 運動耐久力の向上

2: 明暗順応の低下

3: 持久力の向上

4: 臓器の萎縮

第110回午前:第47問

加齢の影響を受けにくく、高齢になっても維持されやすい認知機能はどれか。

1: 感覚記憶

2: 短期記憶

3: 結晶性知能

4: 流動性知能