加齢の影響を受けにくく、高齢になっても維持されやすい認知機能はどれか。
1: 感覚記憶
2: 短期記憶
3: 結晶性知能
4: 流動性知能
加齢による身体機能の変化で上昇・増加するのはどれか。
1: 肺活量
2: 基礎代謝率
3: 収縮期血圧
4: 胃液分泌量
病的な老化を示すのはどれか。
1: 肝臓の萎縮
2: 動脈の粥状硬化
3: 毛様体筋の機能低下
4: 心筋の弾性線維の減少
5: 膀胱の平滑筋の線維化
老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。
1: 血中蛋白の低下ー薬効の減少
2: 腎血流量の低下ー薬効の減少
3: 肝血流量の低下ー薬効の増大
4: 消化機能の低下ー薬効の増大
老化によって減少または低下するのはどれか。
1: 重心の動揺
2: 糸球体の数
3: 嗅覚の閾値
4: 前立腺の重量
30歳を100%とした生理機能と比較して、老年期において機能の残存率の平均値が最も低下するのは次のうちどれか。
1: 基礎代謝率
2: 最大換気量
3: 細胞内水分量
4: 神経伝導速度
加齢に伴う呼吸機能の変化で正しいのはどれか。
1: 残気量の低下
2: 肺活量の低下
3: 1秒率の増加
4: 気道クリアランスの向上
壮年期の身体的特徴で正しいのはどれか。
1: 運動耐久力の向上
2: 明暗順応の低下
3: 持久力の向上
4: 臓器の萎縮
加齢によって高齢者に脱水が起こりやすくなる理由はどれか。2つ選べ。
1: 骨量の減少
2: 筋肉量の減少
3: 末血管抵抗の増強
4: 渇中枢の感受性の低下
5: 腎臓のナトリウム保持機能の亢進
加齢による身体生理機能の変化とそれによって影響を受ける薬物動態の組合せで正しいのはどれか。
1: 体内水分量の減少 ─ 代謝
2: 体内脂肪量の増加 ─ 排泄
3: 血清アルブミンの減少 ─ 分布
4: 糸球体濾過値〈GFR〉の低下 ─ 吸収
壮年期の特徴はどれか。2つ選べ。
1: 骨密度の増加
2: 味覚の感度の向上
3: 総合的判断力の向上
4: 早朝覚醒による睡眠障害
5: 水晶体の弾力性の低下による視機能の低下
加齢に伴う呼吸循環機能の変化について正しいのはどれか。
1: 残気量は変化しない。
2: 肺の弾性は低下する。
3: 左心室壁は薄くなる。
4: 安静時の心拍出量は増加する。
加齢による視覚の変化とその原因の組合せで正しいのはどれか。
1: 老視 ─── 毛様体筋の萎縮
2: 色覚異常 ─── 眼圧の亢進
3: 視野狭窄 ─── 散瞳反応時間の延長
4: 明暗順応の低下 ─── 水晶体の硬化
運動習慣が身体機能にもたらす効果はどれか。
1: 肺活量の減少
2: 耐糖能の低下
3: 免疫力の向上
4: 中性脂肪の増加
成人の身体の特徴について正しいのはどれか。
1: 加齢に伴う聴力の低下は、低音で現れやすい。
2: 青年期は、成人期の中で基礎代謝量が最も高い。
3: 眼の調節力の低下は、硝子体の弾力性低下が原因である。
4: 女性の更年期障害は、テストステロンの分泌低下が原因である。