標準的な発育をしている乳児の体重が出生時の体重の約2倍になる時期はどれか。
1: 生後3か月
2: 生後6か月
3: 生後9か月
4: 生後12か月
標準的な発育をしている児において脳重量が成人の約90%に達する年齢はどれか。
1: 5〜6歳
2: 8〜9歳
3: 11〜12歳
4: 15〜16歳
1 歳 0 か月の幼児の標準的な身長と体重の組合せで正しいのはどれか。
1: 身長55 cm ──── 体重6 kg
2: 身長75 cm ──── 体重6 kg
3: 身長75 cm ──── 体重9 kg
4: 身長100 cm ──── 体重9 kg
5: 身長100 cm ──── 体重12 kg
健康な小児の成長・発達で正しいのはどれか。
1: 情緒は快から不快が分化する。
2: 発達とともにレム睡眠の割合は増える。
3: 体重は出生後1年で出生時の約4倍になる。
4: 身長は出生後1年で出生時の約1.5倍になる。
在胎 38 週に正常分娩で出生した児で、体重 2,400 g の児が体重 3,000 g の児に比べて起こしやすい症状はどれか。
1: 高血糖
2: 心雑音
3: 低体温
4: 無呼吸
乳児が1日に必要とする体重1kg当たりの水分量はどれか。
1: 80 mL
2: 100 mL
3: 150 mL
4: 180 mL
在胎38週4日、骨盤位のため予定帝王切開術で出生した男児。看護師はインファントラジアントウォーマー下で児の全身を観察した。羊水混濁はなかった。 身体所見: 身長49.0cm、体重2,900g、頭囲33.0cm、胸囲32.0cm。直腸温37.8℃、呼吸数55/分、心拍数150/分。大泉門は平坦、骨重積なし、産瘤なし、頭血腫なし。胎脂は腋窩にあり。筋緊張は強く、四肢は屈曲位。皮膚は厚い。うぶ毛は背中の1/2にあり。耳介は硬い。精巣は両側ともに完全に下降。外表奇形はなし。 検査所見: Apgar〈アプガー〉スコアは1分後9点、5分後10点。臍帯動脈血pH7.30。
"日齢7。児の体重は2,930g(前日より30g増加)。バイタルサインは、腋窩温37.0℃、呼吸数50/分、心拍数140/分。大泉門は平坦。排尿7回/日、排便10回/日の普通便である。経皮的黄疸計による測定値12.5mg/dL。児の母親は母乳育児を希望している。母乳分泌量は良好で乳房トラブルはない。直接授乳を1日12回しており、搾乳や人工乳は哺乳していない。母親は看護師に「体重は生まれたときから30gしか増えていませんが、大丈夫でしょうか」と話した。 母親への対応で最も適切なのはどれか。"
1: 「乳房を温めましょう」
2: 「哺乳量を測りましょう」
3: 「搾乳も追加であげましょう」
4: 「このまま直接授乳を続けて良いですよ」
出生体重3,200gの新生児。日齢3の体重は3,100gである。 このときの体重減少率を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。 解答:[ ① ].[ ② ]% ① 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ② 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
学童期の脈拍数の基準値はどれか。
1: 50~70/分
2: 80~100/分
3: 110~130/分
4: 140~160/分
日本における平成20年の合計特殊出生率はどれか。
1: 0.37
2: 1.37
3: 2.37
4: 3.37
体重10パーセンタイル値の説明で正しいのはどれか。
1: 1か月前と比べ体重が10%増加した。
2: 同年齢で同性の児の平均体重よりも10%軽い。
3: 同年齢で同性の児の身長相応の体重よりも10%軽い。
4: 同年齢で同性の児100人中、10番目に軽い体重である。
2歳6か月の幼児で正常な発達と判断されるのはどれか。
1: 前後上下の空間認識ができる。
2: 手掌全体で2cm角の積み木をつかむ。
3: 2〜3か月前から二語文を話している。
4: 半年前から手を引かなくても歩けるようになった。
第二次性徴で正しいのはどれか。
1: 女児は乳房の発育から始まる。
2: 発現は男児が女児よりも早い。
3: 初経の開始後に、第二次発育急進が起こる。
4: 精通は11歳の男児のほとんどに認められる。
正常に発達している小児が 2歳 0か月ころ、新たに獲得する言語で正しいのはどれか。
1: 「おちゃ、ちょうだい」
2: 「おかしがないの」
3: 「これ、なあに」
4: 「まんま」
乳幼児で人見知りが始まる時期はどれか。
1: 生後 1〜2 か月
2: 生後 6〜8 か月
3: 生後 18〜24 か月
4: 生後 36〜42 か月
Aさん(36歳、2回経産婦)は正常な妊娠経過で、妊娠37週2日に2600gの児を正常分娩した。分娩の所要時間は3時間40分、出血量は250ml、会陰裂傷はない。
生後3日目。児の体重は2450g、体温37.3度、呼吸数52/分、心拍数134/分である。顔面、胸部の皮膚に黄染がみられ、血清総ビリルビンは10.0mg/dl。児の皮膚は乾燥しており、手首の皮膚が一部剥離している。昨日の児の排便は4回の黄緑色の軟便、排尿回数は6回であった。 児のアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 低出生体重児である。
2: 排泄は正常である。
3: アレルギー反応がみられる。
4: バイタルサインは正常である。
5: 黄疸は生理的範囲を逸脱している。