第102回午前第62問の類似問題

第105回午後:第7問

加齢に伴い老年期に上昇するのはどれか。

1: 腎血流量

2: 最大換気量

3: 空腹時血糖

4: 神経伝導速度

第109回午前:第40問

壮年期の身体的特徴で正しいのはどれか。

1: 運動耐久力の向上

2: 明暗順応の低下

3: 持久力の向上

4: 臓器の萎縮

第102回午後:第41問

人工呼吸器による陽圧換気によって生じるのはどれか。

1: 肺水腫(pulmonary edema)

2: 脳内出血(intracerebral hemorrhage)

3: 胃液分泌の低下

4: 心拍出量の低下

第109回午前:第2問

運動習慣が身体機能にもたらす効果はどれか。

1: 肺活量の減少

2: 耐糖能の低下

3: 免疫力の向上

4: 中性脂肪の増加

第101回午前:第52問

肺気腫(pulmonary emphysema)の患者が、歩行時の息切れが強くなってきたため受診した。呼吸数は34/分で、口唇のチアノーゼがみられた。 この患者について正しいのはどれか。

1: 1回換気量が増加している。

2: 病状が進行すると PaCO2が上昇する。

3: 呼気よりも吸気を促すと効果的である。

4: 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は上昇している。

第101回午後:第26問

レム睡眠について正しいのはどれか。

1: 脳波上徐波を示す。

2: 骨格筋は弛緩する。

3: 心拍数は安定する。

4: 夢はみない。

第109回午後:第8問

老年期にみられる身体的な変化はどれか。

1: 血管抵抗の増大

2: 消化管の運動の亢進

3: 水晶体の弾性の増大

4: メラトニン分泌量の増加

第102回午後:第62問

加齢による身体生理機能の変化とそれによって影響を受ける薬物動態の組合せで正しいのはどれか。

1: 体内水分量の減少 ─ 代謝

2: 体内脂肪量の増加 ─ 排泄

3: 血清アルブミンの減少 ─ 分布

4: 糸球体濾過値〈GFR〉の低下 ─ 吸収

第106回午後:第70問

病的な老化を示すのはどれか。

1: 肝臓の萎縮

2: 動脈の粥状硬化

3: 毛様体筋の機能低下

4: 心筋の弾性線維の減少

5: 膀胱の平滑筋の線維化

第107回午後:第39問

ノンレム睡眠中の状態で正しいのはどれか。

1: 骨格筋が弛緩している。

2: 夢をみていることが多い。

3: 大脳皮質の活動が低下している。

4: 組織の新陳代謝が低下している。

Aさん(60歳、男性)は、自宅近くを散歩中に突然の胸痛が出現し、救急車を要請した。救急隊到着時のバイタルサインは、呼吸数28/分、脈拍100/分、血圧80/40mmHgであった。冷汗が著明で、前胸部から左肩にかけての激痛を訴えていた。問診で狭心症(angina pectoris)の既往歴があることが分かった。入院時の検査で急性心筋梗塞(acute myocardial infarction)と診断された。

第106回午後:第117問

このときの検査所見として適切なのはどれか。

1: 心電図のST上昇

2: 左肺呼吸音の減弱

3: クレアチンキナーゼ〈CK〉の下降

4: 胸部エックス線写真での心陰影の縮小

第110回午後:第34問

呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。

1: 呼気延長 ── 胸水

2: 呼吸音の減弱 ── 過換気症候群hyperventilation syndrome

3: 呼吸音の増強 ── 無気肺atelectasis

4: 肺野での気管支呼吸音の聴取 ── 肺炎pneumonia

第101回午後:第62問

加齢によるホルモンの基礎分泌量の変化で正しいのはどれか。

1: メラトニンは増加する。

2: コルチゾルは変化しない。

3: 成長ホルモンは変化しない。

4: 副甲状腺ホルモンは減少する。

第107回午前:第8問

老年期の身体的な特徴はどれか。

1: 総水分量が増加する。

2: 胸腺の重量が増加する。

3: 嗅覚の閾値が低下する。

4: 高音域における聴力が低下する。

第111回午前:第54問

30歳を100%とした生理機能と比較して、老年期において機能の残存率の平均値が最も低下するのは次のうちどれか。

1: 基礎代謝率

2: 最大換気量

3: 細胞内水分量

4: 神経伝導速度

第104回午前:第7問

加齢によって衰えやすい機能はどれか。

1: 記銘力

2: 洞察力

3: 判断力

4: 統合力

第110回午前:第76問

後天性の大動脈弁狭窄症aortic stenosisについて正しいのはどれか。

1: 二尖弁が多い。

2: 弁尖の石灰化による。

3: 左室壁は徐々に薄くなる。

4: 拡張期に心雑音を聴取する。

5: 心筋の酸素需要は減少する。

Aさん(62歳、男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが、呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis)による間質性肺炎(interstitial pneumonia)と診断され入院した。 既往歴:42歳で糖尿病(diabetes mellitus)と診断された。59歳と61歳で肺炎(pneumonia)に罹患した。 生活歴:3年前から禁煙している(20〜59歳は20本/日)。 身体所見:BMI17.6。体温38.8 ℃、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧140/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉91%。両側下肺野を中心に、吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが、吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。 検査所見:血液検査データは、白血球13,000/μL、Hb10.5g/dL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン2.5g/dL、随時血糖85mg/dL、CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で、pH7.35、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉38Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CTで、下肺野を中心に輪状影、網状影、淡い陰影あり。

第107回午後:第92問

Aさんは入院後に呼吸機能検査を受けることになった。換気障害の分類を図に示す。 Aさんの呼吸機能検査の結果で考えられるのはどれか。

1892_1

1: A

2: B

3: C

4: D

第109回午前:第82問

気管で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 軟骨は筒状である。

2: 胸骨角の高さで分岐する。

3: 交感神経の働きで収縮する。

4: 吸息相の気管内圧は陰圧である。

5: 頸部では食道の背側に位置する。

第108回午前:第60問

小児の呼吸法が、腹式呼吸から成人と同じ胸式呼吸に変化する時期はどれか。

1: 生後6か月

2: 3歳

3: 7歳

4: 12歳