ボディメカニクスを活用して、看護師が患者を仰臥位から側臥位に体位変換する方法で正しいのはどれか。
1: 患者の支持基底面を狭くする。
2: 患者の重心を看護師から離す。
3: 患者の膝を伸展したままにする。
4: 患者の体幹を肩から回転させる。
臥床患者の安楽な体位への援助として適切なのはどれか。
1: 同一体位を5時間程度保持する。
2: 仰臥位では膝の下に枕を入れる。
3: 側臥位では両腕を胸の前で組む。
4: 腹臥位では下を挙上する。
体位とその目的の組合せで正しいのはどれか。
1: 心不全時の起坐位 ──── 静脈還流量の減少
2: 悪心・嘔吐時の側臥位 ──── 噴門部からの逆流減少
3: 腰椎麻酔後の頭部挙上 ──── 換気量の増加
4: 腹水貯留時のファウラー位 ──── 横隔膜の上昇
体位が身体に与える影響について正しいのはどれか。
1: 座位から仰臥位になると楽に呼吸ができる。
2: 立位と比較して座位の方が収縮期血圧は低い。
3: 仰臥位から急に立位になると脈拍が速くなる。
4: 立位からTrendelenburg〈トレンデレンブルグ〉位になると収縮期血圧が下降する。
ショックを起こした患者に最も適切な体位はどれか。
1: 腹臥位
2: 頭部挙上
3: 下肢挙上
4: 左側臥位
仰臥位の患者の良肢位について正しいのはどれか。
1: 肩関節外転 90 度
2: 肘関節屈曲 0 度
3: 膝関節屈曲 90 度
4: 足関節底屈 0 度
転倒・転落の危険性が高い成人の入院患者に看護師が行う対応で正しいのはどれか。
1: 夜間はおむつを使用する。
2: 履物はスリッパを使用する。
3: 離床センサーの使用は控える。
4: 端坐位時に足底が床につくベッドの高さにする。
自力での摂取が困難な臥床患者の食事介助で適切なのはどれか。
1: 水分摂取の介助を控える。
2: 仰臥位の姿勢を保持するよう介助する。
3: 食事内容が見える位置に食器を配置する。
4: 患者の下顎が上がるよう上方からスプーンで介助する。
成人患者に浣腸を行うときに、患者の体位で適切なのはどれか。
1: 坐位
2: 仰臥位
3: 右側臥位
4: 左側臥位