第105回午後第82問の類似問題

第108回午後:第85問

前立腺肥大症(benign prostatic hyperplasia)で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 進行すると水腎症( hydronephrosis )となる。

2: 外科治療は経尿道的前立腺切除術を行う。

3: 直腸診で石の様な硬さの前立腺を触知する。

4: 前立腺を縮小させるために男性ホルモン薬を用いる。

5: 前立腺特異抗原(prostate specific antigen:PSA)値が100ng/mL以上とな る。

第102回午前:第81問

透析導入患者の原疾患として最も多いのはどれか。

1: 慢性糸球体腎炎(chronic glomerulonephritis)

2: 多発性嚢胞腎(polycystic kidney)

3: ループス腎炎(lupus nephritis)

4: 糖尿病腎症(diabetic nephropathy)

5: 腎硬化症(nephrosclerosis)

第106回午後:第13問

下血がみられる疾患はどれか。

1: 肝囊胞(liver cyst)

2: 大腸癌(colorectal cancer)

3: 卵巣癌(ovarian cancer)

4: 腎盂腎炎(pyelonephritis)

第103回午前:第34問

腎盂腎炎(pyelonephritis)について正しいのはどれか。

1: 両腎性である。

2: 初尿を用いて細菌培養を行う。

3: 肋骨脊柱角の叩打痛が特徴である。

4: 原因菌は Gram〈グラム〉陽性球菌が多い。

第101回午後:第82問

慢性腎不全(chronic renal failure)で正しいのはどれか。

1: 高蛋白食が必要である。

2: 高カルシウム血症(hypercalcemia)となる。

3: 最も多い原因は腎硬化症(nephrosclerosis)である。

4: 糸球体濾過値〈GFR〉は正常である。

5: 代謝性アシドーシスを起こしやすい。

Aさん(53歳、男性、会社員)は、1週前から倦怠感が強く、尿が濃くなり、眼の黄染もみられたため、近くの医療機関を受診し黄疸と診断された。総合病院の消化器内科を紹介され受診した。時々、便が黒いことはあったが、腹痛はなかった。既往歴に特記すべきことはない。来院時のバイタルサインは、体温36.8℃、脈拍68/分、血圧134/82mmHgであった。血液検査データは、アルブミン4.2g/dL、AST〈GOT〉69IU/L、ALT〈GPT〉72IU/L、総ビリルビン14.6 mg/dL、直接ビリルビン12.5mg/dL、アミラーゼ45IU/L、Fe27μg/dL、尿素窒素16.5mg/dL、クレアチニン0.78mg/dL、白血球9,200/μL、Hb11.2g/dL、血小板23万/μL、CRP2.8mg/dLであった。

第106回午前:第91問

Aさんのアセスメントで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 脱水がある。

2: 閉塞性黄疸(obstructive jaundice)である。

3: 膵炎(pancreatitis)を発症している。

4: 急性腎不全(acute renal failure)を発症している。

5: 鉄欠乏性貧血(iron-deficiency anemia)の可能性がある。

第110回午後:第28問

膀胱癌bladder cancerについて正しいのはどれか。

1: 女性に多い。

2: 尿路上皮癌より腺癌が多い。

3: 経尿道的生検によって治療法を決定する。

4: 表在性の癌に対して膀胱全摘除術が行われる。

第109回午後:第33問

成人の急性腎盂腎炎(acute pyelonephritis)で正しいのはどれか。

1: 男性に多い。

2: 標準予防策と接触感染予防策

3: 初尿を用いて細菌培養を行う。

4: 原因菌はGram<グラム>陰性桿菌が多い。

第101回午後:第60問

不妊症(infertility)とその原因の組合せで正しいのはどれか。

1: 卵管の疎通性障害 ──── 骨盤腹膜炎(pelvic inflammatory disease)

2: 子宮形態異常 ──── 子宮内膜症(endometriosis)

3: 造精能の障害 ──── 勃起不全(erectile dysfunction)

4: 受精障害 ──── エストロゲン分泌不良

第109回午後:第14問

尿ケトン体が陽性になる疾患はどれか。

1: 肝硬変(cirrhosis)

2: 糖尿病(diabetes mellitus)

3: 尿路感染症(urinary tract infection)

4: ネフローゼ症候群(nephrotic syndrome)

第101回午後:第34問

前立腺癌(prostate cancer)について正しいのはどれか。

1: 骨への転移は稀(まれ)である。

2: 血清PSA値が上昇する。

3: 内分泌療法は無効である。

4: α交感神経遮断薬が有効である。

第105回午前:第48問

過活動膀胱(overactive bladder)の説明で正しいのはどれか。

1: 尿意切迫感がある。

2: 失禁することはない。

3: 水分を制限して治療する。

4: 50 歳台の有病率が最も高い。