第100回午後第12問の類似問題

第107回午後:第88問

妊娠の成立の機序で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 原始卵胞から卵子が排出される。

2: 排卵後の卵子は卵管采によって卵管に取り込まれる。

3: 受精は精子と卵子との融合である。

4: 受精卵は子宮内で2細胞期になる。

5: 着床は排卵後3日目に起こる。

第110回午後:第57問

受精と着床についての説明で正しいのはどれか。

1: 卵子が受精能をもつ期間は排卵後48時間である。

2: 卵管采で受精が起こる。

3: 受精卵は受精後4、5日で子宮に到達する。

4: 受精卵は桑実胚の段階で着床する。

第102回午前:第20問

仰臥位での褥瘡好発部位はどれか。

1: 仙骨部

2: 内顆部

3: 腸骨稜部

4: 大転子部

第107回午後:第57問

正常な胎児の分娩機転について正しいのはどれか。

1: 骨盤内嵌入時、胎児の背中は母体の背側にある。

2: 胎児の前頭部が先進する。

3: 胎児の顔は母体の背側を向いて娩出される。

4: 肩甲横径が骨盤の横径に一致する方向で娩出される。

第103回午後:第65問

正常な胎児の分娩機転について正しいのはどれか。

1: 分娩開始時、胎児の背中は母体の背側にある。

2: 後頭部が先進する。

3: 胎児の顔は母体の腹側を向いて娩出される。

4: 肩甲横径が骨盤の横径に一致する方向で娩出される。

第111回午前:第80問

射出される精子が通るのはどれか。

1: 精囊

2: 尿管

3: 尿道

4: 膀胱

5: 前立腺

第101回午後:第72問

女性の生殖機能について正しいのはどれか。

1: 子宮内膜は排卵後に増殖期となる。

2: 黄体期の基礎体温は低温期となる。

3: エストロゲンは卵巣から分泌される。

4: 排卵された卵子の受精能は約72時間である。

第106回午前:第12問

喀血が起こる出血部位で正しいのはどれか。

1: 頭蓋内

2: 気道

3: 食道

4: 胆道

第101回午後:第10問

胎児の卵円孔の位置で正しいのはどれか。

1: 右心房と左心房の間

2: 右心室と左心室の間

3: 大動脈と肺動脈の間

4: 門脈と下大静脈の間

第109回午前:第48問

手術後に無排卵になるのはどれか。

1: 脳下垂体全摘出術

2: 単純子宮摘出術

3: 低位前方切除術

4: 片側卵巣切除術

第106回午後:第65問

女性の骨盤腔内器官について腹側から背側への配列で正しいのはどれか。

1: 尿道 ──── 肛門管 ──── 腟

2: 腟 ──── 尿道 ──── 肛門管

3: 肛門管 ──── 腟 ──── 尿道

4: 尿道 ──── 腟 ──── 肛門管

5: 腟 ──── 肛門管 ──── 尿道

第109回午後:第24問

仰臥位における褥瘡の好発部位はどれか。

1: 踵骨部

2: 内顆部

3: 膝関節部

4: 大転子部

第106回午後:第52問

受胎のメカニズムで正しいのはどれか。

1: 排卵は黄体形成ホルモン〈LH〉の分泌が減少して起こる。

2: 卵子の受精能力は排卵後72時間持続する。

3: 受精は卵管膨大部で起こることが多い。

4: 受精後2日で受精卵は着床を完了する。

第100回午前:第72問

性周期で正しいのはどれか。

1: 卵胞はプロゲステロンの作用で発育する。

2: 子宮内膜はエストロゲンによって増殖する。

3: 排卵後に黄体化ホルモン〈LH〉の分泌が急激に増加する。

4: 受精が成立しないと、卵胞は白体を経て黄体になる。

第105回午前:第30問

男性生殖器について正しいのはどれか。

1: 精巣は腹腔内にある。

2: 精嚢は精子を貯留する。

3: 前立腺は直腸の前面に位置する。

4: 右精巣静脈は腎静脈に流入する。

Aさん(35歳、経産婦)は、妊娠中に妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus)と診断され、食事療法を行っていた。Aさんは、妊娠 39週3日に3,500 gの児を自然分娩した。分娩の所要時間は2時間 45分、出血量は 450 m l、第1度会陰裂傷のため縫合術を受けた。児の Apgar〈アプガー〉スコアは1分後8点、5分後9点であった。

第101回午後:第113問

分娩後6時間。Aさんは、体温 37.2 ℃、脈拍 64/分、血圧 126/68 mmHgである。子宮底の位置は臍高、子宮はやや軟らかく触れ、血性悪露が中等量みられる。下腹部痛はないが会陰縫合部の痛みが軽度ある。乳房に緊満はなく、乳腺開口は 2、3本である。 このときのAさんへの対応で最も適切なのはどれか。

1: 床上安静を勧める。

2: 下腹部に温罨法を行う。

3: 子宮底の輪状マッサージを行う。

4: 乳房の自己マッサージを指導する。