第105回午前第23問の類似問題

第110回午後:第15問

痛風goutの患者の血液検査データで高値を示すのはどれか。

1: 尿酸

2: 尿素窒素

3: アルブミン

4: トリグリセリド

A さん(52 歳、男性)は、 5 年前に健康診断で高血圧を指摘されていたが、そのままにしていた。 5 年ぶりに健康診断を受けたところ尿蛋白+で、内科を受診し腎機能障害を指摘された。A さんは、身長 160 cm、体重 56 kg であり、体温 36.1 ℃、呼吸数18/分、脈拍 64/分、整で、血圧 166/96 mmHg であった。血液検査データは、Hb9.3 g/dL、アルブミン 3.6 g/dL、クレアチニン 2.3 mg/dL、HbA1c 5.6 %、K 3.9mEq/L、推算糸球体濾過量〈eGFR〉25 mL/分/1.73 m2 であり、特に自覚症状はなく、浮腫はみられない。

第104回午前:第94問

腎機能の悪化によるものと考えられるデータはどれか

1: 体 重

2: 血清カリウム値

3: ヘモグロビン値

4: 血清アルブミン値

第107回午後:第72問

血液中の濃度の変化が膠質浸透圧に影響を与えるのはどれか。

1: 血小板

2: 赤血球

3: アルブミン

4: グルコース

5: ナトリウムイオン

第109回午前:第13問

貧血(anemia)を診断する際の指標となる血液検査項目はどれか。

1: アルブミン<Alb>

2: ヘモグロビン<Hb>

3: フィブリノゲン

4: プロトロンビン時間<PT>

A市に住むBさん(40歳、経産婦)は、妊娠20週0日である。夫(42歳、会社員)、長女のCちゃん(5歳)の3人暮らし。朝食を終えた午前8時、大規模災害が発生し、夫は倒壊した家屋に両下肢が挟まれ身動きがとれなくなった。一緒にいたBさんとCちゃんは無事だったが、慌てるBさんのそばでCちゃんは泣きながら座りこんでいた。午前10時、夫は救助隊に救出されたが、下肢の感覚はなくなっていた。 病院に搬送された夫は、その日のうちに入院となった。

第110回午前:第118問

搬送直後の夫の血液検査データで、高値が予想されるのはどれか。2つ選べ。

1: カリウム

2: カルシウム

3: ヘモグロビン〈Hb〉

4: 総コレステロール

5: クレアチンキナーゼ〈CK〉

第101回午後:第14問

糖尿病(diabetes mellitus)の診断指標となるのはどれか。

1: 尿酸値

2: HbA1c

3: 赤血球沈降速度

4: プロトロンビン時間

第106回午後:第78問

出血傾向を把握するために重要なのはどれか。2つ選べ。

1: 血糖値

2: 血清鉄

3: 血小板数

4: アルカリフォスファターゼ値

5: 活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉

第105回午後:第15問

貧血(anemia)の診断に用いられるのはどれか。

1: 血糖値

2: 尿酸値

3: C反応性蛋白値

4: ヘモグロビン濃度

Aさん(28歳、初産婦) は、夫(30歳) と2 人暮らし。妊娠25週4日に妊娠糖尿病(GDM)(gestational diabetes mellitus)と診断され、インスリンの自己注射を行っている。胎位が骨盤位であったため妊娠38週2日に予定帝王切開術を受け、3,050g の男児を出産した。麻酔は脊髄くも膜下麻酔で、術中の経過に異常はなく、出血量は480mLであった。弾性ストッキングを着用している。児Apgarr(アプガー)スコアは1分後 8点、5分後10点。児のバイタルサインは直腸温37.3℃、呼吸数45/分、心拍数154/分、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)99%であった。

第108回午後:第106問

児への対応で最も優先するのはどれか。

1: 沐浴

2: 血糖値の測定

3: 経皮的黄疸計での測定

4: ビタミンK2シロップの与薬

第101回午後:第17問

冷凍保存する血液製剤はどれか。

1: アルブミン

2: グロブリン

3: 血小板

4: 血漿

第105回午前:第15問

糖尿病(diabetes mellitus)の血糖コントロールの指標となる検査値はどれか。

1: 総ビリルビン

2: 総コレステロール

3: グリコヘモグロビン

4: クレアチニンクリアランス

第102回午後:第11問

血中濃度が上昇すると黄疸となるのはどれか。

1: グルコース

2: ビリルビン

3: クレアチニン

4: 総コレステロール