第104回午前第90問の類似問題

第107回午後:第82問

精神障害者のリカバリ〈回復〉について正しいのはどれか。

1: ストレングスモデルが適用される。

2: 目標に向かう直線的な過程である。

3: 精神疾患が寛解した時点から始まる。

4: 精神障害者が1人で達成を目指すものである。

5: 精神障害者が病識を獲得するまでの過程である。

第101回午前:第75問

入院患者の精神科リハビリテーションで適切なのはどれか。

1: 経済的な自立を最終目標とする。

2: 退院日が決まり次第開始される。

3: 多職種によるチーム連携が必要である。

4: 精神疾患に関する地域への啓発は含まれない。

第105回午後:第57問

こころのバリアフリー宣言の目的で正しいのはどれか。

1: 身体障害者の人格の尊重

2: 高齢者の社会的な孤立の予防

3: 精神疾患に対する正しい理解の促進

4: 精神科に入院している患者の行動制限の最小化

第107回午前:第89問

精神科病院で行動制限を受ける患者への対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 行動制限の理由を患者に説明する。

2: 原則として2名以上のスタッフで対応する。

3: 信書の発受の対象は患者の家族に限定する。

4: 精神保健指定医による診察は週1回とする。

5: 12時間を超えない隔離は看護師の判断で実施する。

第103回午前:第70問

精神科デイケアの目的はどれか。

1: 陽性症状を鎮静化する。

2: 社会生活機能を回復する。

3: 家族の疾病理解を深める。

4: 単身で生活できるようにする。

第109回午後:第67問

精神障害の三次予防の内容で適切なのはどれか。

1: うつ病患(depression)者の復職支援

2: 住民同士のつながりの強化

3: 精神保健に関する問題の早期発見

4: ストレス関連障害の発症予防に関する知識の提供

第102回午前:第54問

精神疾患の患者に対する心理教育について正しいのはどれか。

1: 精神分析を実施する。

2: 家族関係が疾患の原因であることを説明する。

3: 症状が悪化するときのサインに気づけるよう指導する。

4: 状態に合わせて服薬量を自分で増減する方法を説明する。

第107回午後:第61問

精神科デイケアの目的で最も適切なのはどれか。

1: 陽性症状を鎮静化する。

2: 家族の疾病理解を深める。

3: 単身で生活できるようにする。

4: 対人関係能力の向上を目指す。

第102回午後:第51問

リエゾン精神看護に関する説明で正しいのはどれか。

1: 直接ケアは含まれない。

2: 精神疾患の既往のある患者は対象とならない。

3: 看護師は必要に応じて精神病床への移動を指示できる。

4: 身体疾患と精神的問題とを併せ持つ患者を対象とする。

第100回午後:第80問

認知行動療法で最も期待される効果はどれか。

1: 過去の心的外傷に気付く。

2: 薬物療法についての理解が深まる。

3: 物事に対する誤った信念が修正される。

4: 人間の生きる意味を感じとることができる。

第111回午前:第65問

精神保健における一次予防はどれか。

1: 職場でうつ病depression患者を早期発見する。

2: 自殺企図者に精神科医療機関への受療を促す。

3: 統合失調症schizophrenia患者の社会参加のための支援を行う。

4: ストレスとその対処法に関する知識の啓発活動を行う。

第111回午前:第66問

認知行動療法で患者に期待できる効果はどれか。

1: 物事の捉え方のゆがみが修正される。

2: 自ら催眠状態に導くことができるようになる。

3: 過去の自分の態度についての自己洞察が深まる。

4: 自分の状態をあるがままに受け入れることができるようになる。

第110回午前:第63問

精神保健指定医について正しいのはどれか。

1: 医療法で規定されている。

2: 都道府県知事が指定する。

3: 障害年金の支給判定を行う。

4: 精神科病院入院患者の行動制限にかかわる医学的判定を行う。

第106回午後:第80問

患者の自立支援で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 不足している知識を補う。

2: 発病前の生活習慣を尊重する。

3: 支援目標を看護師があらかじめ定める。

4: できないことに焦点を当てて行動を修正する。

5: 支援者である看護師が上位の関係が望ましい。

第102回午後:第52問

精神科病院に入院中の患者の法的処遇について正しいのはどれか。

1: 患者は退院を請求できる。

2: 看護師は面会を制限できる。

3: 保護者は外出の可否を判断できる。

4: 精神保健指定医は手紙の発信を制限できる。

Aさん(32歳、男性)は、仕事上のストレスを抱えていた際に知人から誘われ、覚せい剤を常用するようになり逮捕された。保釈後、薬物依存症の治療を受けることができる精神科病院に入院し、治療プログラムに参加することになった。

第110回午後:第109問

入院時のAさんへの看護師の対応として適切なのはどれか。

1: 二度と使用しないと約束させる。

2: 回復が期待できる病気であることを伝える。

3: 使用をやめられなかったことに対する反省を促す。

4: 自分で薬物を断ち切る強い意志を持つように伝える。

第106回午前:第88問

入院集団精神療法において、看護師が担うリーダーの役割で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 患者間の発言量を均等にする。

2: 沈黙も意味があると受け止める。

3: メンバーの座る位置を固定する。

4: 患者の非言語的サインに注目する。

5: 話題が変わった場合はすぐに戻す。

第105回午前:第58問

地域精神保健活動における二次予防はどれか。

1: 精神科病院で統合失調症患者に作業療法を行う。

2: 精神疾患患者に再燃を予防するための教育を行う。

3: 地域の住民を対象にストレスマネジメントの講演会を行う。

4: 会社の健康診断でうつ傾向があると判定された人に面接を行う。

第103回午後:第89問

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律により、病院の管理者が精神科病院に入院中の者に対して制限できるのはどれか。2つ選べ

1: 手紙の発信

2: 弁護士との面会

3: 任意入院患者の開放処遇

4: 信書の中の異物の受け渡し

5: 人権擁護に関する行政機関の職員との電話

第104回午後:第88問

精神科病棟における身体拘束時の看護で正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1: 1 時間ごとに訪室する。

2: 拘束の理由を説明する。

3: 水分摂取は最小限にする。

4: 患者の手紙の受け取りを制限する。

5: 早期の解除を目指すための看護計画を立てる。