第102回午前第54問の類似問題

第107回午後:第61問

精神科デイケアの目的で最も適切なのはどれか。

1: 陽性症状を鎮静化する。

2: 家族の疾病理解を深める。

3: 単身で生活できるようにする。

4: 対人関係能力の向上を目指す。

第103回午前:第70問

精神科デイケアの目的はどれか。

1: 陽性症状を鎮静化する。

2: 社会生活機能を回復する。

3: 家族の疾病理解を深める。

4: 単身で生活できるようにする。

第111回午前:第65問

精神保健における一次予防はどれか。

1: 職場でうつ病depression患者を早期発見する。

2: 自殺企図者に精神科医療機関への受療を促す。

3: 統合失調症schizophrenia患者の社会参加のための支援を行う。

4: ストレスとその対処法に関する知識の啓発活動を行う。

第107回午前:第44問

慢性疾患の患者に対する自己管理の支援で最も適切なのはどれか。

1: 患者自身の失敗体験をもとに指導する。

2: 病気に関する広範囲な知識を提供する。

3: 症状に慣れる方法を身につけるように促す。

4: 自分の身体徴候を把握するように指導する。

第109回午後:第67問

精神障害の三次予防の内容で適切なのはどれか。

1: うつ病患(depression)者の復職支援

2: 住民同士のつながりの強化

3: 精神保健に関する問題の早期発見

4: ストレス関連障害の発症予防に関する知識の提供

第107回午前:第89問

精神科病院で行動制限を受ける患者への対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 行動制限の理由を患者に説明する。

2: 原則として2名以上のスタッフで対応する。

3: 信書の発受の対象は患者の家族に限定する。

4: 精神保健指定医による診察は週1回とする。

5: 12時間を超えない隔離は看護師の判断で実施する。

第110回午前:第63問

精神保健指定医について正しいのはどれか。

1: 医療法で規定されている。

2: 都道府県知事が指定する。

3: 障害年金の支給判定を行う。

4: 精神科病院入院患者の行動制限にかかわる医学的判定を行う。

第105回午後:第42問

不安の強い入院患者に対し問題中心の対処を促す方法で適切なのはどれか。

1: 読書をして気分転換を促す。

2: 原因に気付くように支援する。

3: 平常な気持ちを保つように助言する。

4: 家族に不満を聞いてもらうことを勧める。

第105回午前:第58問

地域精神保健活動における二次予防はどれか。

1: 精神科病院で統合失調症患者に作業療法を行う。

2: 精神疾患患者に再燃を予防するための教育を行う。

3: 地域の住民を対象にストレスマネジメントの講演会を行う。

4: 会社の健康診断でうつ傾向があると判定された人に面接を行う。

第111回午前:第55問

高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。

1: 症状の出現は定型である。

2: 治療の効果が現れやすい。

3: 疾患の発生に心理的要因の影響は少ない。

4: 薬物の副作用〈有害事象〉が発生しやすい。

第103回午後:第69問

精神疾患患者の家族の感情表出〈expressed emotion:EE〉について正しいのはどれか。

1: 家族の訴えが明確になる。

2: 認知行動療法の技法である。

3: 統合失調症 (schizophrenia)の再発に関連がある。

4: 家族のストレス対処として効果的である。

第102回午後:第51問

リエゾン精神看護に関する説明で正しいのはどれか。

1: 直接ケアは含まれない。

2: 精神疾患の既往のある患者は対象とならない。

3: 看護師は必要に応じて精神病床への移動を指示できる。

4: 身体疾患と精神的問題とを併せ持つ患者を対象とする。

第103回午前:第71問

現在の日本の精神医療について正しいのはどれか。

1: 精神及び行動の障害で入院した患者で最も多いのはうつ病 (depression) である。

2: 人口当たりの精神病床数は OECD加盟国の中では低い水準である。

3: 各都道府県及び政令指定都市に精神保健福祉センターが設置されている。

4: 精神障害者保健福祉手帳制度によって外来通院の医療費の給付が行われる。

第100回午前:第75問

精神保健活動における二次予防はどれか。

1: 精神科デイケアで生活技能訓練〈SST〉を行う。

2: 精神疾患をもつ人々に、再燃を予防するための教育を行う。

3: 地域の住民を対象に、ストレスマネジメントの講演会を行う。

4: 会社の健康診断でうつ傾向があると判定された人に面接を行う。

第107回午後:第82問

精神障害者のリカバリ〈回復〉について正しいのはどれか。

1: ストレングスモデルが適用される。

2: 目標に向かう直線的な過程である。

3: 精神疾患が寛解した時点から始まる。

4: 精神障害者が1人で達成を目指すものである。

5: 精神障害者が病識を獲得するまでの過程である。

第104回午後:第67問

プロセスレコードについて正しいのはどれか。

1: 看護過程の 1 つの段階である。

2: 患者と家族間の言動を記述する。

3: 看護師の対人関係技術の向上に活用する。

4: 患者の精神症状をアセスメントする方法である。

第109回午後:第48問

慢性疾患をもつ成人の自己管理を促進する援助はどれか。

1: 行動の習慣化を促す。

2: 医療者が患者の目標を設定する。

3: 結果を優先して評価することを促す。

4: うまくいかない行動に目を向けるよう促す。

第100回午後:第80問

認知行動療法で最も期待される効果はどれか。

1: 過去の心的外傷に気付く。

2: 薬物療法についての理解が深まる。

3: 物事に対する誤った信念が修正される。

4: 人間の生きる意味を感じとることができる。

Aさん(32歳、男性)。自宅の部屋で多量の鎮咳薬を見つけた母親に心配され、自宅近くの病院を受診した。「5年前、仕事が忙しくなって風邪がなかなか治らないことがあった。そのときに処方された咳止めの薬を飲むと、頭がボーッとして気持ちが良かったのがきっかけで、近所の薬局で咳止めを買うようになった。3年前から飲む量が増えるようになり、やめられなくなっている。仕事もうまくいかなくなり、退職した」と言う。Aさんは紹介を受けた精神科を受診した。

第107回午後:第107問

Aさんは鎮咳薬による薬物依存症と診断され、任意入院となった。入院2週後、Aさん、主治医および担当看護師で、今後の治療について話し合った。Aさんは「今までは自分の力で薬をやめられると思ったけれど、やっぱりできなかった。仕事もしていないし、家に帰ったらまた薬を買ってしまいそうだ。今度こそ何とかやめたい」と話している。 Aさんへの対応として最も適切なのはどれか。

1: 服薬心理教育を実施する。

2: ハローワークを紹介する。

3: 生活技能訓練〈SST〉を勧める。

4: 薬物依存症者のリハビリテーション施設の情報を提供する。

第107回午後:第59問

精神保健活動における二次予防に該当するのはどれか。

1: 地域の子育てサークルへの支援

2: 休職中のうつ病(depression)患者への復職支援

3: 企業内でのメンタルヘルス講座の開催

4: 学校を長期間欠席している児童への家庭訪問