第102回午後第52問の類似問題

第103回午後:第89問

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律により、病院の管理者が精神科病院に入院中の者に対して制限できるのはどれか。2つ選べ

1: 手紙の発信

2: 弁護士との面会

3: 任意入院患者の開放処遇

4: 信書の中の異物の受け渡し

5: 人権擁護に関する行政機関の職員との電話

第111回午後:第68問

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉において、精神科病院で隔離中の患者に対し、治療上で必要な場合に制限できるのはどれか。

1: 家族との面会

2: 患者からの信書の発信

3: 患者からの退院の請求

4: 人権擁護に関する行政機関の職員との電話

第104回午前:第68問

精神科病院に医療保護入院をしている患者から退院請求があった。入院継続の適否について判定するのはどれか。

1: 保健所

2: 地方裁判所

3: 精神医療審査会

4: 地方精神保健福祉審議会

第110回午前:第63問

精神保健指定医について正しいのはどれか。

1: 医療法で規定されている。

2: 都道府県知事が指定する。

3: 障害年金の支給判定を行う。

4: 精神科病院入院患者の行動制限にかかわる医学的判定を行う。

第107回午前:第89問

精神科病院で行動制限を受ける患者への対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 行動制限の理由を患者に説明する。

2: 原則として2名以上のスタッフで対応する。

3: 信書の発受の対象は患者の家族に限定する。

4: 精神保健指定医による診察は週1回とする。

5: 12時間を超えない隔離は看護師の判断で実施する。

第108回午前:第68問

精神医療審査会で審査を行うのはどれか。

1: 精神保健指定医の認定

2: 入院患者からの退院請求

3: 退院後生活環境相談員の選任

4: 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律による処遇の要否

第109回午後:第69問

医療保護入院で正しいのはどれか。

1: 入院の期間は72時間に限られる。

2: 患者の家族等の同意で入院させることができる。

3: 2人以上の精神保健指定医による診察の結果で入院となる。

4: 精神障害のために他人に害を及ぼすおそれが明らかな者が対象である。

第110回午後:第81問

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉に規定された入院形態で、精神保健指定医2名以上により、精神障害者であり、かつ、医療及び保護のために入院させなければその精神障害のために自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがあると診察の結果が一致した場合に適用されるのはどれか。

1: 応急入院

2: 措置入院

3: 任意入院

4: 医療保護入院

5: 緊急措置入院

第110回午後:第4問

患者の権利について適切なのはどれか。

1: 患者は入院中に無断で外泊できる。

2: 患者は治療後に治療費の金額を決定できる。

3: 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。

4: 患者は自分と同じ疾患の患者の連絡先を入手できる。

第103回午前:第47問

在宅医療が必要な患者の退院調整について適切なのはどれか。

1: 医師が退院調整の決定権をもつ。

2: 退院調整は入院時から開始する。

3: 退院時に診療録を訪問看護師に渡す。

4: 退院前の訪問指導は診療報酬の評価の対象ではない。

第104回午後:第88問

精神科病棟における身体拘束時の看護で正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1: 1 時間ごとに訪室する。

2: 拘束の理由を説明する。

3: 水分摂取は最小限にする。

4: 患者の手紙の受け取りを制限する。

5: 早期の解除を目指すための看護計画を立てる。

第109回午前:第67問

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)に定められている隔離について正しいのはどれか。

1: 隔離の理由は解除する時に患者に説明する。

2: 開始した日時とその理由を診療録に記載する。

3: 隔離室には同時に2人の患者まで入室可能である。

4: 行動制限最小化委員会で開始の必要性を判断する。

第103回午前:第37問

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づく入院形態でないのはどれか。

1: 任意入院

2: 応急入院

3: 勧告入院

4: 医療保護入院

第101回午後:第78問

精神科病棟に入院しているAさんの服薬管理は、看護師が行っている。 入院中の服薬を自己管理に移行できるかを判断する際に、看護師が情報収集する項目として優先度が高いのはどれか。

1: 入院形態

2: 入院期間

3: 退院後の同居者の有無

4: 副作用の生活への影響

第108回午後:第65問

訪問看護制度で正しいのはどれか。

1: 管理栄養士による訪問は保険請求できる。

2: 精神科訪問看護は医療保険から給付される。

3: 医療処置がなければ訪問看護指示書は不要である。

4: 訪問看護事業所の開設には常勤換算で3人以上の看護職員が必要である。

第101回午前:第75問

入院患者の精神科リハビリテーションで適切なのはどれか。

1: 経済的な自立を最終目標とする。

2: 退院日が決まり次第開始される。

3: 多職種によるチーム連携が必要である。

4: 精神疾患に関する地域への啓発は含まれない。

第108回午後:第72問

看護師等の人材確保の促進に関する法律における離職等の届出で適切なのはどれか。

1: 届出は義務である。

2: 届出先は保健所である。

3: 離職を予定する場合に事前に届け出なければならない。

4: 免許取得後すぐに就職しない場合は届け出るよう努める。

第101回午前:第87問

介護保険制度による訪問看護で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 理学療法士による訪問は含まれない。

2: 主治医の訪問看護指示書が必要である。

3: 訪問滞在時間によって介護報酬は異なる。

4: 利用頻度は介護支援専門員の指示による。

5: 利用できる訪問看護事業所は1か所に限る。

Aさん(35歳、男性)は1人暮らし。両親は他県に住んでいる。30歳のときに双極性障害bipolar disorderと診断され、これまでに4回の入退院を繰り返している。給料をインターネットゲームの利用料金で度々使い果たし、それが原因で両親と何度も口論になったことがある。仕事では同僚とトラブルを起こすたびに転職を繰り返しており、今回も同僚と口論になり自ら退職した。Aさんは「前の職場の同僚に嫌がらせをしてやる」と母親に電話をかけ、心配した両親が一緒に精神科病院を受診した。診察室では多弁で大きな声を出し、椅子を蹴るなどの行為がみられた。医師の診察の結果、入院して治療することになった。

第110回午後:第113問

入院後1週、身体的拘束は解除された。Aさんは常に動き回り、他の患者への過干渉が続いている。食事中に立ち上がりホールから出ていこうとするため、看護師が止めると強い口調で言い返してくる。Aさんは「ゲーム関連の仕事を探したい。早く退院させろ」と1日に何度も看護師に訴えるが、主治医は退院を許可していない。  Aさんへの対応で適切なのはどれか。

1: 休息できる場所へ誘導する。

2: 過干渉となる理由を確認する。

3: 退院後は家族と暮らすように提案する。

4: 仕事に必要なスキルについて話し合う。

第105回午前:第61問

精神保健法から精神保健及び精神障害者の福祉に関する法律への改正で行われたのはどれか。

1: 私宅監置の廃止

2: 任意入院の新設

3: 通院医療公費負担制度の導入

4: 精神障害者保健福祉手帳制度の創設