第104回午前第23問の類似問題

第110回午前:第37問

成人の前腕に静脈留置針を穿刺するときの刺入角度で適切なのはどれか。

1: 10~20度

2: 30~40度

3: 50~60度

4: 70~80度

第109回午後:第25問

成人の静脈血採血で通常用いられる注射針の太さはどれか。

1: 14G

2: 18G

3: 22G

4: 26G

第111回午前:第21問

成人の静脈血採血で適切なのはどれか。

1: 採血部位から2、3cm中枢側に駆血帯を巻く。

2: 血管の走行に合わせ60度の角度で刺入する。

3: 採血後は刺入部位を圧迫しながら抜針する。

4: 刺入部位は5分以上圧迫し、止血する。

第105回午前:第21問

注射針を皮膚に対して45~90度の角度で刺入するのはどれか。

1: 皮内注射

2: 皮下注射

3: 筋肉内注射

4: 静脈内注射

第101回午後:第22問

注射針を皮膚に対して45〜90度の角度で刺入する注射法はどれか。

1: 皮下注射

2: 皮内注射

3: 筋肉内注射

4: 静脈内注射

第101回午前:第21問

成人に血液検査のための静脈血採血をする際、最も適した注射針はどれか。

1: 16G

2: 18G

3: 22G

4: 27G

第111回午後:第22問

注射針の刺入角度が45~90度の注射法はどれか。

1: 皮下注射

2: 皮内注射

3: 筋肉内注射

4: 静脈内注射

第107回午後:第22問

静脈血採血の方法で正しいのはどれか。

1: 駆血帯を巻いている時間は2分以内とする。

2: 針の刃面を下に向けて血管内に刺入する。

3: 静脈内に針を刺入したら強く内筒を引く。

4: 針を抜いてから1分程度の圧迫止血を行う。

第107回午後:第18問

男性に導尿を行う際、カテーテル挿入を開始するときの腹壁に対する挿入角度で最も適切なのはどれか。

1: 30〜40度

2: 80〜90度

3: 120〜130度

4: 160〜170度

第109回午前:第23問

皮下注射で適切なのはどれか。

1: 注射部位を伸展する。

2: 注射針は18~20Gを使用する。

3: 針の刺入角度は45~90度にする。

4: 皮下脂肪が5mm以上の部位を選択する。

第102回午前:第25問

肘正中皮静脈からの採血における駆血部位の写真(①〜⑤)を別に示す。 正しいのはどれか。 ただし、庵は刺入部である。

505_1

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第109回午前:第15問

成人の橈骨動脈における脈拍の測定方法で正しいのはどれか。

2175_1

Aさん(50歳、男性、会社員)は半年ほど前から労作時に胸痛と呼吸困難感があり、狭心症angina pectorisと診断され内服治療を受けている。本日明け方から胸部に圧迫感があった。出勤途中に強い胸痛を自覚し、自ら救急車を要請した。救急外来到着時のバイタルサインは、体温35.8℃、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(酸素2L/分)。意識は清明。12誘導心電図はV1~V4でST上昇、Ⅱ、Ⅲ、aVF でST低下がみられた。

第111回午後:第93問

その後、Aさんは経皮的冠動脈形成術〈PCI〉を受けた。帰室時のバイタルサインは、体温36.2℃、呼吸数20/分、脈拍58/分、整、血圧80/40mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(酸素1L/分)。顔面は蒼白、冷汗を認めた。意識は清明である。  このとき看護師が最初に行うことはどれか。

1: 側臥位にする。

2: 除細動器の準備を行う。

3: 穿刺部の出血の有無を確認する。

4: 鎮痛薬の処方を医師に相談する。

第108回午前:第37問

静脈血採血時に使用する器具の取り扱いで適切なのはどれか。

1: 真空採血管で採血する場合は素手で行う。

2: 抜針した採血針はキャップをして破棄する。

3: 針専用の廃棄容器は実施者の手の届く範囲に置く。

4: 針専用の廃棄容器は廃棄物が投入口まで達したら交換する。

第106回午前:第49問

点滴静脈内注射によって抗癌薬を投与している患者の看護で適切なのはどれか。

1: 悪心は薬で緩和する。

2: 留置針は原則として手背に挿入する。

3: 血管痛がある場合は直ちに留置針を差し替える。

4: 2回目以降の投与では過敏症の症状の確認は必要ない。

第110回午後:第23問

成人の持続点滴静脈内注射のために選択される部位で最も適切なのはどれか。

1: 足背

2: 鼠径

3: 前腕内側

4: 肘関節付近

第104回午後:第55問

脳血管造影を行う患者の看護について最も適切なのはどれか。

1: 前日に側頭部の剃毛を行う。

2: 検査 30 分前まで食事摂取が可能である。

3: 検査中は患者に話しかけない。

4: 穿刺部の末梢側の動脈の拍動を確認する。

第101回午前:第65問

入院中の4歳児への倫理的配慮として適切なのはどれか。

1: 採血を行う際は「痛くないよ」と励ます。

2: ギプスカットの際は泣かないように伝える。

3: 骨髄穿刺の際は親を同席させないようにする。

4: エックス線撮影をする際は事前に本人に説明する。

Aさん(26歳、男性)は1か月前から動悸と20m程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。Aさんは急性白血病acute leukemiaを疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。 身体所見:意識清明、体温37.2℃、呼吸数17/分、脈拍124/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。 検査所見:Hb5.1g/dL、白血球44,960/μL、血小板1.5万/μL、総ビリルビン1.1mg/dL、尿素窒素19.4mg/dL、クレアチニン0.76mg/dL、CRP2.2mg/dL。 胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。

第110回午前:第94問

Aさんの骨髄穿刺の30分後に観察すべき項目で優先度が高いのはどれか。

1: 経皮的動脈血酸素飽和度

2: 穿刺部の止血状態

3: 下肢の運動障害

4: 眼瞼結膜

第108回午前:第22問

成人の採血検査で最も用いられるのはどれか。

1: 外頸静脈

2: 大腿静脈

3: 大伏在静脈

4: 肘正中皮静脈