関節リウマチ(rheumatoid arthritis)について正しいのはどれか。
1: 有病率に男女差はない。
2: 介護保険法で定める特定疾病に含まれる。
3: 疾患の活動性は罹病期間が長いほど高い。
4: リウマトイド因子は関節リウマチ(rheumatoid arthritis)に特異的である。
全身性エリテマトーデス〈SLE〉(systemic lupus erythematosus)で生命予後を悪くするのはどれか。
1: 筋痛
2: 関節炎(arthritis)
3: 蝶形紅斑(butterfly rash)
4: ループス腎炎(lupus nephritis)
5: Raynaud〈レイノー〉現象
Aさん(68 歳、男性)は、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis)(ALS)のため在宅療養中で、 気管切開下で人工呼吸器を使用し、要介護5の認定を受けている。 Aさんに提供される訪問看護で適切なのはどれか。
1: 医療保険から給付される。
2: 特別訪問看護指示書を受けて実施される。
3: 複数の訪問看護事業所の利用はできない。
4: 理学療法士による訪問は給付が認められない。
関節リウマチ(rheumatoid arthritis)で療養している人への日常生活指導で適切なのはどれか。
1: 床に座って靴下を履く。
2: 2階にある部屋を寝室にする。
3: 水道の蛇口をレバー式にする。
4: ボタンで着脱する衣服を選択する。
5: 寝具はやわらかいマットレスにする。
若年性特発性関節炎 (juvenile idiopathic arthritis) で入院している子どもの看護で適切なのはどれか。
1: 発疹が出現している間は隔離する。
2: Raynaud〈レイノー〉現象の観察をする。
3: 強い関節痛があるときは局部を安静に保つ。
4: 朝のこわばりのある関節部位に冷湿布を貼用する。
全身性エリテマトーデス<SLE>(systemic lupus erythematosus)で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 遺伝素因の関与が大きい。
2: 発症には男性ホルモンが関与する。
3: 中枢神経症状は生命予後に影響する。
4: Ⅰ型アレルギーによる免疫異常である。
5: 適切に治療しても5年生存率は50%である
Aさん(52歳、女性)は、未婚で1人暮らしである。近くに親戚はいない。物が握りにくい、細かい作業ができないという症状があり、精密検査のため入院したところ、筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉(amyotrophic lateral sclerosis )と診断された。
Aさんは、球麻痺症状はなく、上肢の運動障害があるが、歩行は自立している。退院調整看護師が病室で面談したところ「これからどのようになっていくのか分からない」と不安そうに訴えた。Aさんは在宅サービスの必要性を感じていなかったが、退院調整看護師は訪問看護の利用を勧め、Aさんは同意した。訪問看護に依頼する内容で、優先度が高いのはどれか。
1: 入浴の介助
2: 疾病受容の支援
3: 呼吸機能の評価
4: 上肢のリハビリテーション
関節リウマチ(rheumatoid arthritis)で正しいのはどれか。
1: 腎障害を合併することが多い。
2: 関節のこわばりは、夕方に強い。
3: 遠位指節(DIP)が障害されやすい。
4: 悪性関節リウマチ(mailignant rheumatoid arthritis)は血管炎(vascuits)を伴う。
自助具を図に示す。 関節リウマチ(rheumatoid arthritis)によって肩関節に痛みがある患者の関節保護のための自助具として最も適切なのはどれか。
終末期の癌患者の在宅ケアで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 家族の悲嘆のケアも含まれる。
2: 訪問看護は介護保険の適用である。
3: 夜間・休日を含めた連絡体制を整える。
4: ADLが自立している患者は対象とならない。
5: 主治医は在宅療養支援診療所の医師に限られる。
介護保険被保険者で介護保険による訪問看護が提供されるのはどれか。
1: 脳血管疾患(cerebrovascular disease)
2: 末期の結腸癌(colon cancer)
3: 脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)
4: 進行性筋ジストロフィー(progressive muscular dystrophy)
関節リウマチ (rheumatoid arthritis) で起こる主な炎症はどれか。
1: 滑膜炎
2: 骨髄炎
3: 骨軟骨炎
4: 関節周囲炎
入所者または居住者が公的保険による訪問看護サービスを受けることができるのはどれか。2つ選べ。
1: 乳児院
2: 介護老人保健施設
3: 高齢者専用賃貸住宅
4: 介護療養型医療施設
5: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
介護保険制度による訪問看護で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 理学療法士による訪問は含まれない。
2: 主治医の訪問看護指示書が必要である。
3: 訪問滞在時間によって介護報酬は異なる。
4: 利用頻度は介護支援専門員の指示による。
5: 利用できる訪問看護事業所は1か所に限る。
A君(13歳、男子)。2週前から下腿の紫斑、腹痛、膝関節の疼痛が出現し、近くのクリニックを受診した。血尿および蛋白尿も認められたため、病院を紹介され受診した。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。 身体所見:体温36.7 ℃、血圧110/66mmHg。意識清明。腹痛、浮腫なし。両膝関節の軽度の疼痛があるが、腫脹および発赤なし。両下腿に紫斑が散在している。 検査所見:血液所見:赤血球470万/μL、白血球5,600/μL、血小板21万/μL。プロトロンビン活性〈PT活性〉105%(基準値80〜120%)、活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉32.0秒(基準対照31.2秒)。クレアチニン0.56mg/dL、アルブミン3.7g/dL、CRP0.1mg/dL。補体価(CH50)41IU/mL(基準値30〜45IU/mL)、抗核抗体陰性。尿所見:蛋白3+、潜血2+、赤血球50〜99/1視野。
A君の状態から最も考えられる疾患はどれか。
1: 川崎病(Kawasaki disease)
2: 血友病(Ahemophilia A)
3: 急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia)
4: 全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus)〈SLE〉
5: Henoch-Schönlein〈ヘノッホ・シェーンライン〉紫斑病(Henoch-Schönlein purpura)〈IgA血管炎〉(IgA vasculitis)
介護保険における被保険者の要支援状態に関する保険給付はどれか。
1: 医療給付
2: 介護給付
3: 年金給付
4: 予防給付
Aさん(52歳、女性)は、未婚で1人暮らしである。近くに親戚はいない。物が握りにくい、細かい作業ができないという症状があり、精密検査のため入院したところ、筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉(amyotrophic lateral sclerosis )と診断された。
退院後6か月が経過した。Aさんは、上肢の運動障害に加え、ろれつが回らない、言葉が出にくいといった球麻痺症状が出現してきた。歩行は自立している。Aさんは、介護保険の申請をし、要介護1に認定された。 Aさんが、この時点で利用できる介護サービスで適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 車椅子の貸与
2: 療養通所介護
3: ホームヘルパー
4: レスパイトケア
5: 意思伝達装置の給付
Aさん(85歳、男性)は、じん肺症(pneumoconiosis)で入院した経験があり、現在は自宅で1人で暮らしている。認知障害はなく、身の回りのことは自分でできるため、介護保険は申請していない。しかし、最近、日常の買い物で荷物を持つことが困難になった。 Aさんに勧めるサービスで最も適しているのはどれか。
1: 短期入所
2: 配食サービス
3: グループホーム
4: 近医による訪問診療
関節リウマチrheumatoid arthritisで起こる主な炎症はどれか。
1: 滑膜炎
2: 血管炎
3: 骨髄炎
4: 骨軟骨炎
5: 関節周囲炎