健常な幼児の基本的生活習慣の獲得で正しいのはどれか。
1: 1 歳 6 か月でうがいができるようになる。
2: 2 歳 6 か月で靴を履けるようになる。
3: 3 歳でコップを使って飲めるようになる。
4: 4 歳で手を洗って拭くようになる。
5: 5 歳で昼寝は 1 日 1 回になる。
育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律〈育児・介護休業法〉で定められているのはどれか。
1: 妊産婦が請求した場合の深夜業の禁止
2: 産後 8 週間を経過しない女性の就業禁止
3: 生後満 1 年に達しない生児を育てる女性の育児時間中のその女性の使用禁止
4: 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者が請求した場合の時間外労働の制限
母体保護法で規定されているのはどれか。
1: 育児時間
2: 生理休暇
3: 受胎調節の実地指導
4: 育児中の深夜業の制限
育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律〈育児・介護休業法〉における介護休業の取得で正しいのはどれか。
1: 介護休業は分割して取得することはできない。
2: 介護の対象者1人につき半年を限度に取得できる。
3: 要介護状態にある配偶者を介護するために取得できる。
4: 介護老人福祉施設に入所している家族の面会のために取得できる。
労働基準法で定められているのはどれか。2つ選べ。
1: 妊娠の届出
2: 妊婦の保健指導
3: 産前産後の休業
4: 配偶者の育児休業
5: 妊産婦の時間外労働の制限
労働基準法で原則として定められている休憩時間を除く 1週間の労働時間はどれ か。
1: 30時間を超えない。
2: 40時間を超えない。
3: 50時間を超えない。
4: 60時間を超えない。
労働基準法において、就業中の妊産婦から請求がなくても使用者が処遇すべきなのはどれか。
1: 産前6週間の就業禁止
2: 産後6週間の就業禁止
3: 深夜業の就業禁止
4: 育児時間の確保
Aさん(37歳、初産婦)、会社員。妊娠41週1日の午後11時に3,200gの女児を分娩した。妊娠や分娩の経過は順調であり、会陰切開術を受けた。分娩後2時間の子宮底の高さは臍下2横指、縫合部に異常はみられなかった。
産褥5日。Aさんは「出産前は、職場に復帰しようと思っていましたが、今は仕事と育児とを両立できるか心配です。いろいろな制度があるとは聞いていますが、どのようなことができるのでしょうか」と看護師に相談した。 Aさんへの説明で正しいのはどれか。
1: 「退院直後から、お子さんを保育所に預けることができます」
2: 「お子さんが満2歳になるまで育児休業をとれます」
3: 「職場でお乳を搾る時間を1日4回とれます」
4: 「夫が育児休業をとることもできます」
就労している妊婦に適用される措置と根拠法令との組合せで正しいのはどれか。
1: 時差出勤 ──── 母子保健法
2: 産前産後の休業 ──── 児童福祉法
3: 軽易業務への転換 ──── 母体保護法
4: 危険有害業務の制限 ──── 労働基準法
Aさん(28歳、女性)は、2歳の子どもを養育しながら働いている。 Aさんが所定労働時間の短縮を希望した場合、事業主にその措置を義務付けているのはどれか。
1: 児童福祉法
2: 労働基準法
3: 男女共同参画社会基本法
4: 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律〈男女雇用機会均等法〉
5: 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律〈育児・介護休業法〉
Aさん(25歳、初産婦)は、妊娠 40週0日に3,600 gの女児を正常分娩した。出血量は 250 ml、持続した出血はない。分娩後、 Aさんは児を見て「かわいい」と言い、授乳している。乳管口の開口数は左右 1本ずつである。分娩 2時間後、子宮底の位置は臍下 1横指で、硬度は良好であった。
産褥 5日。母児ともに経過は順調で、本日、退院予定である。Aさんの乳汁分泌は良好で自律授乳をしており、1回の授乳時間は 15分である。児は 3,690 g、昨日は排尿 8回、排便 4回であった。Aさんは「家に帰っても、このまま母乳で育てたい」と言う。このときの看護師の Aさんへの説明で正しいのはどれか。
1: 1日 6回の授乳にする。
2: 昼間は乳房に冷湿布をする。
3: 蛋白質を多く含む食品を摂る。
4: 児の排尿は 1日 1回あればよい。
子どもの遊びで正しいのはどれか。
1: 身体機能の発達を促す。
2: 1歳でごっこ遊びが多くみられる。
3: 感覚遊びは8歳ころからみられるようになる。
4: テレビの長時間視聴は乳児の言語発達を促す。
児童憲章について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 児童がよい環境の中で育てられることを定めている。
2: 児童の権利に関する条約を受けて制定された。
3: 児童が人として尊ばれることを定めている。
4: 保護者の責務を定めている。
5: 違反すると罰則規定がある。