第111回午後第118問の類似問題

第101回午後:第68問

子どもの成長・発達における臨界期について正しいのはどれか。

1: 諸機能の獲得・成熟を決定づける時期

2: 遺伝的因子による影響が発現しやすい時期

3: 成長・発達のスピードが緩やかになる時期

4: 発達検査において通過率が90 %となる時期

第110回午前:第55問

子どもの遊びで正しいのはどれか。

1: 身体機能の発達を促す。

2: 1歳でごっこ遊びが多くみられる。

3: 感覚遊びは8歳ころからみられるようになる。

4: テレビの長時間視聴は乳児の言語発達を促す。

第111回午後:第59問

学童期の肥満で正しいのはどれか。

1: Kaup〈カウプ〉指数で評価する。

2: 症候性の肥満がほとんどを占める。

3: 食事では蛋白質の摂取制限を行う。

4: 成人期の生活習慣病のリスク因子である。

第106回午後:第50問

学童期の肥満について正しいのはどれか。

1: 肥満傾向児は肥満度30%以上と定義される。

2: 肥満傾向児は高学年より低学年が多い。

3: 肥満傾向児は男子より女子が多い。

4: 成人期の肥満に移行しやすい。

第110回午後:第54問

健康な小児の成長・発達で正しいのはどれか。

1: 情緒は快から不快が分化する。

2: 発達とともにレム睡眠の割合は増える。

3: 体重は出生後1年で出生時の約4倍になる。

4: 身長は出生後1年で出生時の約1.5倍になる。

第111回午後:第58問

第二次性徴で正しいのはどれか。

1: 女児は乳房の発育から始まる。

2: 発現は男児が女児よりも早い。

3: 初経の開始後に、第二次発育急進が起こる。

4: 精通は11歳の男児のほとんどに認められる。

Aちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080gであった。完全母乳栄養である。 現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症hypertrophic pyloric stenosisが疑われ入院した。 身体所見:体重3,380g、体温36.7℃。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。 検査所見:白血球9,600/μL。Na131mEq/L、K3.4mEq/L、Cl86mEq/L、CRP0.1mg/dL。

第110回午後:第100問

Aちゃんの状態のアセスメントで正しいのはどれか。

1: 脱水症dehydrationは軽度である。

2: 非胆汁性嘔吐である。

3: 炎症反応の上昇がある。

4: 出生後の体重増加は良好である。

第108回午後:第54問

乳幼児の正常な言語発達で正しいのはどれか。

1: 生後1か月で喃語が出始める。

2: 生後6か月で意味のある1語が言える。

3: 1歳2か月で2語文を話す。

4: 4歳で4つの色を正しく言える。

第102回午後:第7問

標準的な発育をしている児において脳重量が成人の約90%に達する年齢はどれか。

1: 5〜6歳

2: 8〜9歳

3: 11〜12歳

4: 15〜16歳

Aさん(26歳、経産婦)は、夫(30歳)と長女(2歳)の3人で暮らしている。妊娠37週2日、これまでの妊娠経過に異常はない。9時に陣痛が開始し、10時に夫に付き添われ入院した。入院時、陣痛間欠9分、陣痛発作30秒であった。内診所見は子宮口2cm開大で、少量の羊水の流出を認めた。羊水混濁はなかった。21時30分に子宮口全開大、22時30分に3,200gの男児を正常分娩で出産した。会陰裂傷は第2度。23時に胎盤娩出し、子宮底の位置は臍高で硬く触れた。児のApgar〈アプガー〉スコアは1分後8点、5分後9点。分娩2時間後、子宮底の位置は臍下1横指で硬く触れた。分娩時出血量は360mL。

第106回午後:第103問

Aさんの分娩時のアセスメントで適切なのはどれか。

1: 正期産である。

2: 適時破水である。

3: 遷延分娩である。

4: 分娩時出血量は異常である。