Aさん(34歳、男性)は、運送会社で配達を担当している。6か月前の職場の健康診断で、血圧142/90 mmHg と尿蛋白2+、尿潜血2+を指摘されたが放置していた。1週前、感冒様症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した。血清IgA が高値でIgA腎症(IgA nephropathy)が疑われ入院した。
確定診断のために必要な検査はどれか。
1: 腎生検
2: 尿細胞診
3: 腎血管造影
4: 腹部超音波検査
5: 腎シンチグラフィ
ペースメーカー植込みの有無を事前に確認すべき検査はどれか。
1: 超音波検査
2: エックス線撮影
3: 骨シンチグラフィ
4: 磁気共鳴画像(MRI)
脳梗塞(cerebral infarction)を最も早期に検出できる画像検査はどれか。
1: シンチグラフィ
2: 磁気共鳴画像(MRI)
3: 磁気共鳴血管画像(MRA)
4: コンピュータ断層撮影(CT)
Aさん(35歳、女性)は、昨年結婚し、夫(50歳)と2人暮らし。最近2か月で5kgの体重減少、首の違和感と息苦しさ、心悸亢進、不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹、超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため、 甲状腺腫瘍(thyroid tumor)の疑いで大学病院に紹介された。 嗜好品:飲酒はビール700ml/日を週5日 趣 味:ジョギングとヨガ
Aさんの 甲状腺腫瘍(thyroid tumor)の確定診断に必要な検査はどれか。
1: 血中サイログロブリン値検査
2: 頸部エックス線撮影
3: 穿刺吸引細胞診
4: 頸部CT
Aさん(37歳、女性、会社員)は、夫(38歳)と2人暮らし。身長155cm、体重57kg。Aさんは、入浴中に右胸のしこりに気づき、病院を受診した。乳房超音波検査で右乳房外側下部に、直径約3cmの腫瘤が認められた。医師から乳癌(breast cancer)の可能性が高いと説明され、検査を受けたところ、右乳癌(breast cancer)と診断された。
確定診断のため、Aさんに行われた検査はどれか。
1: MRI
2: 針生検
3: PET-CT
4: マンモグラフィ
脳血管造影を行う患者の看護について適切なのはどれか。
1: 前日に頭部の剃毛を行う。
2: 検査中は患者に話しかけない。
3: 穿刺部末梢側の動脈の拍動を確認する。
4: 検査30分前まで食事摂取が可能である。