第111回午後第49問の類似問題

第101回午後:第34問

前立腺癌(prostate cancer)について正しいのはどれか。

1: 骨への転移は稀(まれ)である。

2: 血清PSA値が上昇する。

3: 内分泌療法は無効である。

4: α交感神経遮断薬が有効である。

第102回午前:第14問

前立腺癌(prostate cancer)に特徴的な腫瘍マーカーはどれか。

1: AFP

2: CA19-9

3: CEA

4: PSA

第103回午後:第32問

肺癌 (lung cancer) について正しいのはどれか。

1: 腺癌は小細胞癌より多い。

2: 女性の肺癌 (lung cancer) は扁平上皮癌が多い。

3: 腺癌は肺門部の太い気管支に好発する。

4: 扁平上皮癌の腫瘍マーカーとして CEAが用いられる。

第108回午後:第42問

Aさん(64歳、男性)は、2年前に前立腺癌(prostate cancer)と診断され、内分泌療法を受けていた。1か月前から体動時に強い痛みが腰部に生じるようになり、外来を受診したところ腰椎転移と診断された。 Aさんに生じている痛みで最も考えられるのはどれか。

1: 関連痛

2: 体性痛

3: 中枢痛

4: 内臓痛

第103回午前:第52問

Aさん(57歳、男性)は、肺癌 (lung cancer) で放射線治療後、放射線肺炎 (radiation pneumonitis) を発症し、1か月半前 から副腎皮質ステロイドにより治療中である。 2日前から 38.0℃の発熱と頭痛が出現し、検査の結果、前頭葉に膿瘍が認められた。現在の Aさんの血液検査データは、白血球 12,000/μl、空腹時血糖 101 mg/dl、HbA1c 5.9%、CRP 4.6 mg/dlである。膿瘍の発症に関与した副腎皮質ステロイドの副作用はどれか。

1: 糖尿病 (diabetes mellitus)

2: 易感染

3: 高血圧症 (hypertension)

4: 創傷治癒遷延

第108回午後:第85問

前立腺肥大症(benign prostatic hyperplasia)で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 進行すると水腎症( hydronephrosis )となる。

2: 外科治療は経尿道的前立腺切除術を行う。

3: 直腸診で石の様な硬さの前立腺を触知する。

4: 前立腺を縮小させるために男性ホルモン薬を用いる。

5: 前立腺特異抗原(prostate specific antigen:PSA)値が100ng/mL以上とな る。

第104回午後:第34問

前立腺癌 (prostate cancer) の治療薬はどれか。

1: インターフェロン

2: a 交感神経遮断薬

3: 抗アンドロゲン薬

4: 抗エストロゲン薬

第110回午後:第28問

膀胱癌bladder cancerについて正しいのはどれか。

1: 女性に多い。

2: 尿路上皮癌より腺癌が多い。

3: 経尿道的生検によって治療法を決定する。

4: 表在性の癌に対して膀胱全摘除術が行われる。

第104回午前:第86問

食道癌 (esophageal cancer) について正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1: 頸部食道に好発する。

2: 放射線感受性は低い。

3: アルコール飲料は危険因子である。

4: 日本では扁平上皮癌に比べて腺癌が多い。

5: ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である。

第109回午前:第83問

食道癌(esophageal cancer)で正しいのはどれか2つ選べ。

1: 女性に多い。

2: 日本では腺癌が多い。

3: 放射線感受性は低い。

4: 飲酒は危険因子である。

5: 胸部中部食道に好発する。

第109回午前:第27問

小細胞癌(small cell carcinoma)で正しいのはどれか。

1: 患者数は非小細胞癌(non-small cell carcinoma)より多い。

2: 肺末梢側に発生しやすい。

3: 悪性度の低い癌である。

4: 治療は化学療法を行う。