日本の平成 22 年(2010 年)における傷病別にみた通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。
1: 腰痛症
2: 高血圧症 (hypertension)
3: 歯の病気
4: 眼の病気
平成29年(2017年)の患者調査において医療機関を受診している総患者数が最も多いのはどれか。
1: 喘息asthma
2: 糖尿病diabetes mellitus
3: 脳血管疾患cerebrovascular disease
4: 高血圧性疾患hypertensive disease
日本の平成21年(2009年)の人口動態統計における悪性新生物(malignant neoplasm)に関する記述で正しいのはどれか。
1: 死因別順位は第2位である。
2: 年間死亡者数は約80万人である。
3: 部位別にみた年齢調整死亡率は、男性では胃が最も高い。
4: 部位別にみた死亡者数は、気管、気管支及び肺が最も多い。
平成29年度(2017年度)の人口動態統計における、小児の年齢階級別死因のうち第1位が悪性新生物〈腫瘍〉である年齢階級はどれか。
1: 0歳
2: 1~4歳
3: 5~9歳
4: 10~14歳
平成28年(2016年)の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。
1: 糖尿病 (diabetes mellitus)
2: 腰痛症 (lumbago(low back pain))
3: 高血圧症 (hypertension)
4: 眼の病気
平成27年(2015年)の日本の結核対策で増加が問題とされているのはどれか。
1: 新登録結核患者数
2: 菌喀痰塗抹陽性の肺結核患者数
3: 外国生まれの新登録結核患者数
4: 新登録結核患者における20歳代の割合
日本における平成28年(2016年)の部位別にみた悪性新生物の死亡数で、男性で最も多い部位はどれか。
1: 胃
2: 肝及び肝内胆管
3: 気管、気管支及び肺
4: 結腸と直腸S状結腸移行部及び直腸
日本の平成 23年 (2011年 )における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか。
1: 肺炎 (pneumonia)
2: 心疾患 (heart disease)
3: 悪性新生物 (malignant neoplasm)
4: 脳血管疾患 (cerebrovascular disease)
平成26年(2014年)の人口動態統計において、1〜4歳の死因で最も多いのはどれか。
1: 肺炎(pneumonia)
2: 心疾患(heart diseases)
3: 悪性新生物(malignant neoplasms)
4: 不慮の事故
5: 先天奇形、変形及び染色体異常
救急外来を受診した成人患者で、治療の緊急度が最も高いのはどれか。
1: 2時間ほど前から右上下肢に力が入らず、ろれつが回らない。
2: 3日前にペットの葬儀が終わり、食欲がなく、夜眠れない。
3: プールでの日焼けによって背部全体が発赤している。
4: 市販の風邪薬を通常の2倍量服用した。
平成30年(2018年)の学校保健統計調査における学童期の異常被患率で最も高いのはどれか。
1: 高血圧
2: 摂食障害
3: 心電図異常
4: むし歯(う歯)
Aさん(34歳、男性)は、運送会社で配達を担当している。6か月前の職場の健康診断で、血圧142/90 mmHg と尿蛋白2+、尿潜血2+を指摘されたが放置していた。1週前、感冒様症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した。血清IgA が高値でIgA腎症(IgA nephropathy)が疑われ入院した。
Aさんは退院後、仕事が忙しくなり一度も受診をせずに2年が経過した。2か月前から疲れやすくなったが、仕事のせいだと思い放置していた。1週前から息切れ、食欲不振および浮腫があり、昨日から眠気、悪心および嘔吐が出現したため外来を受診した。体温36.5 ℃、脈拍98/分、血圧238/112 mmHg であった。血液検査データは、尿素窒素100 mg/dL、クレアチニン12.0mg/dL、Hb 7.1 g/dL。胸部エックス線写真で心拡大と肺うっ血とが認められ入院した。 直ちに行われるのはどれか。2つ選べ。
1: 輸血
2: 血液透析
3: 利尿薬の内服
4: 胸腔ドレナージ
5: 降圧薬の点滴静脈内注射
日本における平成21年(2009年)の5〜9歳の子どもの死因で最も多いのはどれか。
1: 肺炎(pneumonia)
2: 心疾患(heart disease)
3: 不慮の事故(accidents)
4: 悪性新生物(malignant neoplasm)
Aさん(63歳、男性)は、胃癌(gastric cancer)にて胃亜全摘出術後 3か月目に誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)で緊急入院した。食物の通過や排便は問題なかったが、食事摂取量が少なく、術前より体重が10 kg減少した。総義歯が外れやすく歯科を受診予定であった。Aさんの肺炎(pneumonia)の原因として考えられるのはどれか。 2つ選べ。
1: 消化管内容物の逆流
2: 義歯の不適合
3: 消化吸収障害
4: 吻合部狭窄
5: 腸閉塞
透析導入患者の原疾患として最も多いのはどれか。
1: 慢性糸球体腎炎(chronic glomerulonephritis)
2: 多発性嚢胞腎(polycystic kidney)
3: ループス腎炎(lupus nephritis)
4: 糖尿病腎症(diabetic nephropathy)
5: 腎硬化症(nephrosclerosis)
Aさん(42歳、女性)は、交通事故による脊髄損傷(spinal cord injury)で入院し、リハビリテーションを受けた。Aさんの排泄の状況は、間欠的導尿による排尿と、坐薬による3日に1回の排便である。同居する夫と実母が導尿の指導を受け、退院することになった。初回の訪問看護は退院後3日目とし、その後は訪問看護を週2回受けることになった。 入院していた医療機関から提供された患者情報のうち、初回訪問のケア計画を立案するのに最も優先度の高い情報はどれか。
1: 食事の摂取量
2: 1日の導尿回数
3: 最終排便の日時
4: リハビリテーションの内容