第108回午前第53問の類似問題

第102回午後:第58問

高齢者から生活史を聴取する方法として適切なのはどれか。

1: 家族の承諾を必須とする。

2: 認知機能の評価尺度を用いる。

3: 事実とは異なる部分を修正する。

4: 高齢者自身の生きてきた時代背景を聴く。

第108回午後:第50問

認知症高齢者との対話で適切なのはどれか。

1: 表情を見せながら話す。

2: 高齢者の横から話しかける。

3: 会話の内容を記憶しているか確認する。

4: 言葉が出てこない時は思い出すまで待ち続ける。

第110回午後:第49問

認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。

1: 説得するように話す。

2: 作話があっても話を聞く。

3: 一度に多くの情報を伝える。

4: 同じ内容を繰り返している場合は会話を終了する。

第110回午前:第47問

加齢の影響を受けにくく、高齢になっても維持されやすい認知機能はどれか。

1: 感覚記憶

2: 短期記憶

3: 結晶性知能

4: 流動性知能

第111回午後:第35問

構音障害がある成人患者への対応で適切なのはどれか。

1: 手話で説明する。

2: 筆談を提案する。

3: 耳元で話しかける。

4: 不明瞭な言語は繰り返し聞き直す。

第103回午前:第55問

高齢者のエイジズムについて正しいのはどれか。

1: 高齢者の価値を認めるものである。

2: 高齢者の権利を擁護するものである。

3: 高齢者を生活環境の違いで区別するものである。

4: 高齢者という理由で不当な扱いをするものである。

第108回午後:第87問

感覚性失語のある成人患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 短文で話しかける。

2: 身振りを加えて話す。

3: 多くの話題を提供する。

4: 耳元に近づき大きな声で話す。

5: open-ended questionr(開かれた質問)を用いる。

第109回午前:第49問

被験者が図形を描き写す内容が含まれる認知機能の評価はどれか。

1: 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準

2: Mini-Mental State Examination(MMSE)

3: 高齢者の総合機能評価CGA簡易版(CGA7)

4: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

第103回午前:第56問

Aさん(75歳、男性)は、1人で暮らしている。Aさんは、耳鳴が気になり耳鼻科を受診したところ、老人性難聴と診断された。 Aさんは、医師から補聴器の使用を勧められたが「どうせ 1人で誰とも話さないから必要ない。生活していて不便なことはない」と言う。 Aさんへの説明として適切なのはどれか。

1: 「難聴は治りますよ」

2: 「文字盤を利用しましょう」

3: 「一度補聴器を試してみましょう」

4: 「聞こえないとますます孤立しますよ」

第105回午前:第38問

患者の状態と看護師のコミュニケーションの方法との組合せで正しいのはどれか。

1: 構音障害 ──── 発音を促す

2: 聴力障害 ──── 後方から声をかける

3: 認知症(dementia) ─── 患者のペースに合わせて話す

4: 失語 ──── 言葉の誤りを繰り返し訂正する

第106回午前:第54問

高齢者の看護において目標志向型思考を重視する理由で最も適切なのはどれか。

1: 疾患の治癒促進

2: 老化現象の進行の抑制

3: 病態の関連図の作成の効率化

4: 生活全体を豊かにするケアの実践

第106回午前:第57問

Aさん(85歳、女性)は、両側の感音難聴(sensorineural deafness)で「音は聞こえるけれど、話の内容が聞き取れないので困っています」と話した。 Aさんに対する看護師の対応で適切なのはどれか。

1: 大きな声で話す。

2: 話の内容をより詳しく説明する。

3: Aさんが文字盤を使えるようにする。

4: 看護師の口の動きが見えるように話す。

第108回午前:第56問

軽度の老人性難聴(presbyacusis)の特徴はどれか。

1: ゆっくり話すと聞き取りにくい。

2: 母音よりも子音が聞き分けにくい。

3: 高音よりも低音が聞き取りにくい。

4: イントネーションが理解しにくい。

第104回午後:第58問

高齢者の総合機能評価〈CGA〉について正しいのはどれか。

1: 介護者の介護負担は含まない。

2: 多職種チームで結果を共有する。

3: 疾患の改善を目指すことが目的である。

4: 主な対象者は重度の要介護高齢者である。

第100回午後:第89問

介護老人保健施設に入所してきた高齢者のADLの評価で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 生活の様々な場面を評価する。

2: 入所前のADLは参考にしない。

3: 評価方法を多職種間で統一する。

4: 医師の診療時の評価を基準にする。

5: 長時間かかっても、できていれば自立と評価する。

第103回午前:第48問

成人の身体の特徴について正しいのはどれか。

1: 加齢に伴う聴力の低下は、低音で現れやすい。

2: 青年期は、成人期の中で基礎代謝量が最も高い。

3: 眼の調節力の低下は、硝子体の弾力性低下が原因である。

4: 女性の更年期障害は、テストステロンの分泌低下が原因である。

第102回午後:第33問

聴覚障害のある患者とのコミュニケーションで正しいのはどれか。

1: 補聴器の使用中は低音で話す。

2: 手話のときは口元を動かさない。

3: 音の反響が強い場所を選択する。

4: 感音性難聴の場合は大きな声で話す。

第108回午後:第48問

判断能力が不十分な認知症高齢者の権利擁護を目的とするのはどれか。

1: 公的年金制度

2: 生活保護制度

3: 後期高齢者医療制度

4: 日常生活自立支援事業

第102回午後:第60問

介護老人福祉施設に入居中の高齢者。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準Ⅳ、四肢の麻痺はない。衣類の選択について最も適切なのはどれか。

1: 材質選びは本人に任せる。

2: ボタンでとめる上着を選ぶ。

3: 夜間就寝時には寝衣に着替える。

4: 皮膚の瘙痒感があれば、つなぎ服を着用させる。

第105回午後:第48問

認知症(dementia)の高齢者に対するノーマライゼーションで正しいのはどれか。

1: 散歩を勧める。

2: 決められた服を着るよう勧める。

3: 重度の場合は精神科病棟に入院を勧める。

4: 食べこぼしのあるときに箸を使用しないよう勧める。